先月のキッチンガーデンで楽しむスプラウトに続き、手軽に育てられる野菜の栽培をご紹介します。

• 　ミニプランターを使うから狭くても大丈夫　
• 　100円ショップのミニプランターで手軽に始める小さな菜園　
• 　１か月～収穫を楽しめる野菜は彩り、お弁当などに便利

準 備

• プランター
• 鉢底の石
• 培養土
• 種
• 防虫ネット

100均ショップで揃えるガーデニング用品

実は必要なものは100均ショップで全部購入出来ます。
種も販売しているお店があるそうです。

今回、試しに購入してみましたが、
100均ショップで買うなら
種、鉢底石とプランター、防虫ネットがいいですね。

種はスーパーやホームセンターで購入出来ます。

【　プランター　】
約28.5センチ×13.5センチ×13センチ　のミニサイズ　
があったのでこれにしました。

【　鉢底石　】
100均ショップで購入出来ますが、石が重いです。
重さが気になる場合は、軽い鉢底石を
ホームセンターや園芸店で購入することができます。

【　培養土　】
培養土はホームセンター等で
肥料が入っている（元肥入り）の花や野菜用の土を購入しましょう。

100均ショップで購入出来ますが、
私がみたお店の培養土は肥料が入っていない土でした。　
肥料を別に買わず、最初から肥料が入れてある培養土を
ホームセンターなどで買うのがおすすめです。　

100均ショップの培養土は2リットル入りで肥料別売、
ホームセンターなら14リットルで200～300円程度のものもあります。

プランターには底に鉢底石を敷き、
培養土はプランターの上から２センチほどの所まで
入れます。

【　肥料　】　
培養土に最初から肥料が入っているので、
しばらくは追加しなくても大丈夫です。
肥料なしで育てると生育スピードも遅くなります。
追加で液体肥料を使うとよく育ちます。

【　野菜の種　】

種まきをしたのは　
ベビーリーフ　ラディッシュ　小松菜
葉を食べることができ、短期間で収穫できる野菜です。

育てたい野菜の種を選びますが、
小さいプランターで育てるので
早く収穫できる葉もの や ラディッシュなどが
いいでしょう。

トマトやきゅうりなど『実』を収穫するものは、
栽培期間が長くなりますし、
植物の根が張るスペースが必要なので、
ミニプランターには向いていません。

【　防虫ネット　】

アブラナ科の植物は虫害に合うので、
防虫ネットをしておく方が安心です。
せっかく育てた野菜が一夜にしてなくなる...そんなことも経験済みです。

種まきで気を付けること

• 種まきの時期（発芽温度）
• 種を埋める深さ（上にかける土の量）
• 水

種を購入する時、今が種まきに適した時期なのか、
種の袋に書かれていますので参考にして下さい。

『発芽温度』が書かれていることもあります。
気温が低すぎるとなかなか芽が出ませんので
こちらも参考にしてください。

種まきで時々失敗するのが、種を埋める深さです。
これも種の袋に書いてある通りにしましょう。

『種の上に薄く土をかける』となっているのに
深く埋めたりしてはいけません。

種の中には、好光性種子と言って
発芽に光が必要な種があります。
種によって発芽の条件が違いますので、
購入した種の説明書き通りに種まきしましょう。

種を撒く前にプランターに土を入れたら、
水を全体にかけ、下の穴から水が出てくるくらい
しっかり水分を含ませましょう。

発芽には水分も必要なので、
発芽まで土が乾かないようにします。

間引き

種は必ず発芽するとは限りません。
なので、多めに撒いて、良いものを残す、というやり方をします。

発芽して新芽が混みあっていたら間引く、
本葉が出てスペースが混みあってきたら間引く、
成長して混みあったらさらに間引くという感じです。

間引くのは、他に比べて細い、小さい、変色しているようなものです。

間引く時に手で抜くと、
隣の芽が一緒に抜けてしまったりしますので、
地上部をハサミで切るといいです。

ミニプランターなので　葉ものについては
お店で売られているような『完成形』を目指さず
途中で葉を採って食べていくようにします。

収穫後はプランターの土は新しいものに変え、
また種まきをして楽しみましょう。