Yahoo!ニュース

ガーデニング 秋も長~く咲く宿根草 オススメ3選

sakuraガーデニングYouTuber

台風や長雨続きで家にこもりっきり...
雨の後は少し涼しくなるかな?
涼しくなったら、ガーデニングやろうかな?

秋はガーデニングが楽しい季節でもあります。

今回は、冬は落葉、地上部がなくなりますが
春に芽吹いてくる『宿根草』の中から
晩秋まで楽しめるものを3つ選びました。

お庭にせっかく植えるなら、なるべく長い期間
咲き続けてくれるのがいいな、と思いますよね?

風に揺れる姿がすてきなので、
ナチュラルガーデンに憧れる方にも
おすすめの品種です。

ゲラニウム(フウロソウ)

ゲラニウムには花期が長いものがあります。
夏の暑い時期は花が休みますが、早春に咲き始め
秋はだんだん寒くなってきた...と感じる晩秋まで
咲いています。

お店でゲラニウムを見つけたら、
花期を確認してみてください。
花期が短い種類もありますので、注意してくださいね。

ゲラニウム ビルウォーリス

春の様子
春の様子

3月頃から咲始めます。
夏の暑さが厳しい福岡では、夏はお休みしていますが
夏が涼しい地域は夏も元気なのでしょうね。

福岡だと、11月頃まで咲いています。

ご覧の様に、お花は紫で小さく(直径2センチくらい)
赤っぽい茎を長く伸ばした先に咲いています。
草丈も30センチ程度です。 こぼれ種でも増えます。

夏の高温多湿が苦手な植物は、
秋に植えるのがおすすめです。
植えた直後は、そんなに大きくなりませんが
冬が終わると早々に動き出し、成長します。
夏までにしっかりした株に育ちます。

サルビア

サルビアもゲラニウム同様、
晩秋まで咲いているものがあります。

昨年の秋、サルビア、アンゲロニア、センニチコウが咲いています
昨年の秋、サルビア、アンゲロニア、センニチコウが咲いています

サルビア ガラニチカ

メドウセージとも言われます。ブルーの花が美しく
葉は爽やかな香り、草丈100センチ程です。

地下茎を伸ばし、毎年増えます。
大きくなり過ぎた時は株分け、
地下茎を取り除いています。

初夏に咲き始め、切り戻しておいて
秋にまたたくさん咲かせることができます。

昨年は11月頃から葉が黄色くなり始めたので
地上部を短くカットしておきました。
春にまた芽が出てきます。

サルビア ドゥリフォリア

夏も元気に咲いています
夏も元気に咲いています

こちらも冬は地上部はカットしていますが
春からこの大きさまでになりました。

白い小花が咲き、葉はサルビア ガラニチカ同様の
爽やかな香りがします。

花後、切っておくとすぐに脇芽が出てきます。

ガラニチカは茎がまっすぐ伸びますが、
ドゥリフォリアは、少ししなった感じで
風に揺れる姿がすてきです。

ガウラ

ガウラはイングリッシュガーデンでも
よく見られる宿根草です。

夏の暑さにも負けず、強健な宿根草で育てやすく
ガーデニング初心者の方にもおすすめです。

真夏の庭 手前がガウラ、右側はエキナセア
真夏の庭 手前がガウラ、右側はエキナセア

初夏に咲始め、夏から晩秋まで咲き続けます。

花の色はピンクや白など、
花が揺れる様子が蝶が舞う様子にたとえられ
白蝶草とも呼ばれます。

草丈は品種により、
矮性のものから1メートル超えるものまでありますが
株が大きくなりますので、
スペースをとって植え付けた方がいいですね。

秋が来てもしばらく咲いてくれる、
寒くなって地上部が枯れても、
土の中の根が生きています。

来年の春にまた、芽を出してくれると思います。

梅雨の長雨や夏の暑さが厳しい地域では、
春に植えた植物がだめになってしまうこともあります。

夏の暑さが少しやわらぐ頃から秋に植える宿根草は
冬になるまえに根を張り、来年に備えてくれるので
来年も強く、成長してくれます。

ゲラニウム、サルビア、ガウラ どれも育てやすく
花期が長い宿根草をご紹介しました。
出会ったら、ぜひお庭にお迎えしてみてください。

ガーデニングYouTuber

季節のお花、管理の仕方、お庭DIY、ガーデニングライフをYouTubeで配信しています。植物を楽しんでいきましょう。ガーデニングアドバイザー

sakuraの最近の記事