ガーデニング【オススメ5選】晩秋まで楽しめる一年草|楽しみ方
まだ暑い日が続きますが、もう少しで秋かなと思えるようになりました。
今回は、暑い今から晩秋まで楽しめる、おすすめの一年草と楽しみ方をご紹介します。
1.晩秋まで長く楽しめるケイトウ(セロシア)
鶏のトサカに似ているのが鶏頭(ケイトウ)、
今回おススメするのは、同じヒユ科の
セロシアです。
夏の暑さにも強く、育てやすく
ガーデニング初心者にもおすすめです。
地面に植える場合は、あまり肥えていない場所でもよく
水やり頻度も少なくてよい植物です。
園芸品種の種類が多いので、楽しく選べますし
明るい室内でも育てられるそうなので
多くの方に楽しんでいただけそうな植物です。
セロシアを翌年も楽しむ
昨年購入したセロシア、花後、種を採りました。
花が終わった(か、どうかは見た目ではわかりにくい)頃
切って振ってみたところ、黒い粒が出てきました。
セロシアの種を保管し、今年6月に撒きました。
成長ぶりは画像でご覧ください。
とにかくどんどん成長します。
昨年購入したものとは違う植物かのような姿。
野放しに育てるとこんな風になりました。
生産者さんは『矮化処理』※で背丈を抑えたり
(※茎の助長を抑制する)
セロシアは肥料がなくても育ちますが、
肥料分があると画像の様に葉が大きくなるそうです。
とてもカラフルなので、花が咲く前に
葉だけでも十分に楽しめています。
セロシアを購入されたら、
ぜひ来年も育ててみてください。
お店で購入して育てるだけでなく、
自分で育てる際にいろいろ調べるのも楽しいですよ。
2.花期が長いジニア(百日草)
百日草と言われる開花期間が長いジニア
夏の暑い時期もたくさん咲いてくれます。
8月に続いた雨、かなり降りましたが
ジニアは雨に打たれても平気でした。
画像は ジャイアントライム(上) と クイーンレッドライム(下)
面白いのは、同じ株で形の違う花が咲くこと。
ポンポン形もあれば、平べったい花もあり
レッドライムの右と左ではまったく違っていますね
5月頃から10、11月頃まで咲いていますが
花もちもよく、ひとつの花を長く楽しめます。
夏と秋とでは気温のせいか、色も違っていて
晩秋のジニアはレトロな雰囲気も味わえる...と
個人的に思っています。
種まきからの成長も早いので、
ぜひジニアも種に挑戦してみてください。
お庭で育てる際、エレガンス種
(ジニアの草丈が高いもの)は
下の方の葉を取って、
風通しをよくしてあげるのがおすすめです。
3.コスモス
公園などに広がるコスモス
秋になると見に行きたくなりますね
自宅の庭で楽しむコスモス。
種まきの話ばかりで恐縮ですが
地面に直接、直播でも発芽しますので
試していただけたらと思います。
コスモスも晩秋まで咲いていますので
西日本なら今、
種まきをしても大丈夫なのではないでしょうか。
コスモスは早く種まきをすると
茎も太く、かなり大きくなりますので
私はいつも、秋になる前に種まきします。
そうすると、草丈100センチくらいで花が咲きます。
実はコスモスはバリエーションが豊富で
八重咲や花びらの形が違うもの、色々あります。
画像提供 dewdrop157
私は今年、カップ咲きのコスモスの種を撒きました。
風に揺れる様子がとても素敵なお花ですね。
4.センニチコウ
千日紅は晩秋までながく楽しめます。
花のように見える色が付いた部分は
『苞』(ホウ)と呼ばれる葉が変形したもので
丸いポンポンをよくみると、小さな点があります。
それが千日紅の花です。
色が付いている部分は花びらではないので
花がらが汚くならず、お庭で長く楽しめます。
丸いポンポン部分はカサカサしており
乾燥させてドライフラワーにするのも簡単です。
植えつけ後は、ひとりで分枝し、ボリュームも出ます。
お店で購入しても、価格が安価なものが多く
コストパフォーマンス、観賞期が長い、管理が楽、
いろんな面で満足できるお花だと思います。
夏から秋にかけて、お庭にぜひ植えておきたい一年草です。
5.スーパートレニア カタリーナ
今年の夏はスーパートレニアカタリーナが
グランドカバーとして活躍しました。
PWのロゴは園芸店やホームセンターでも
よく見かけるようになりました。
PWの植物は、育てやすく
花がたくさん咲くものが多いので
ガーデニングを十分に楽しむことができます。
晩秋まで咲く(花期が長い)、暑さ、雨にも強い
スーパートレニア・カタリーナは
春から秋まで花が咲き続けます。
花がお休みすることがないです。
夏の暑さにも負けず、
今回の1週間以上続いた大雨にも負けず、
本当に「スーパー」を実感させられました。
加えて、花がとても素敵です。
色はアイスリバー、ピンクリバー、ブル―リバーの
3色あり、どれも透きとおるような爽やかな花色が
魅力的です。
夏の花のイメージですが、それはきっと
多くの方が育ててみて、夏に結果を出した花と認め
花もすてきだったから、また来年もリピートしたい!
と思うからではないでしょうか。
このお花の最低温度は5度が目安なので
秋の間もしばらくは元気に咲いてくれます。
多年草ですが、寒くなると枯れてしまいますが、
気に入った方は挿し芽をして小さな鉢などに植え
寒さにあてないよう、冬の間も管理すれば
来年も楽しむことができますよ。
西日本ではまだまだ夏の雰囲気。
でも秋からの園芸シーズンが気になりますね。
夏に咲く花も、暑さが少し和らぐと
元気になってきますよ。
ただし、これからは気温が下がっていくので
植物の成長がゆっくりになっていきます。
時期によっては大胆な切り戻しをしてしまうと、
思ったほど成長できず、お花を楽しめない、
ということになりかねませんので
ピンチ(摘心、切り戻し)はほどほどに
注意してくださいね。