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ガーデニング 結果発表 雑草対策で植えた グランドカバー 雑草は防げたか

sakuraガーデニングYouTuber

秋風が涼しくなり、庭を見ると夏の雑草で
お庭ボーボー。

ガーデニングでお庭を素敵にしたいけれど
短い間で 雑草がグングン育ち
気付けば 雑草を抜く時間で大半が過ぎる...

毎年同じことを繰り返さないために
雑草対策と私が植えたグランドカバー5種
夏を過ぎて、実際に雑草がはえたのか
はえなかったのか、結果もあわせてご紹介します

雑草対策としてできること

『雑草がはえるスーペース』をなくすために

土の部分を防草シートやマルチング材で覆う
グランドカバーになる植物を植える

覆っている部分には雑草は生えない
覆っている部分には雑草は生えない

実際に植えているグランドカバー5種

リシマキア ヌンムラリア オーレア

リシマキアは種類が多いそうですが、
わがやの庭には黄緑色のヌンムラリア オーレアを
植えています。

地面を覆うリシマキアとグレコマ
地面を覆うリシマキアとグレコマ

這い性でどんどん伸びます。
ヌンムラリア オーレアは明るい黄緑の葉で
庭が明るくなります。

日当たりがよい場所でも大丈夫ですが、
夏の強い日差しで、葉の色が焼けることもある
寒くなると葉が赤く、枯れたようになりますが
春にはまた、黄緑の葉が出てきます。

地面を覆ってしまえば、雑草は生えにくくなります。

夏場は雑草対策だけでなく
地面の温度が上がるのも抑えてくれます。

画像は薔薇の周りのグランドカバーですが
夏の暑さ対策にもなっています。
地面の乾燥も防いでくれますよ

雑草はかなり減ります。もしリシマキアがなければ
雑草しか生えてなかったと思うと
かなり優秀です。

グレコマ

グレコマは常緑性で耐寒性もあります。
とにかくどんどんランナーを伸ばすので
地面を覆っていくスピードが速いです。

増えすぎて困る、という方もいますが
グレコマやリシマキアは引っ張るだけで
簡単に抜けますので、

伸びてほしくない場所のグレコマは
どんどん取るようにしています。

画像中央に抜いたときの根が見えますか?
画像中央に抜いたときの根が見えますか?

雑草を抜くより 
グレコマの除去をする方が簡単だと思います。

注意しておきたいのは、
小さめの植物だとグランドカバーに覆われて
気付いたらなくなっていた...ということがあり得る...です。

植え付ける場所を考えて、うまく活用しましょう。

対雑草防止効果は、リシマキア同様、
グレコマがなければ雑草がかなり生えていた
グレコマのおかげで雑草を激減させることができました。

クラピア

クラピアとスーパートレニアカタリーナブルーリバー
クラピアとスーパートレニアカタリーナブルーリバー

クラピアもグランドカバーで植えています。
「雑草がはえない」と言われますが
絶対に生えないわけではありません。

画像のように、かなり密に生えますので
雑草は生えにくくなります。

クラピアはイワダレソウを品種改良して作られた
グランドカバーなので、ヒメイワダレソウよりいいかな?
と思い数年前から植え付けています。

芝だった場所をクラピアにしましたので、
芝よりはいいかなと思いますが、植栽がある部分の
グランドカバーには不向きかな、とも思います。

理由は、日陰だと徒長しやすい、刈込が必要になる。
根が太い、深いところまで伸びるので
容易に抜けない。

しかし、踏みつけることと、刈り込むことで密に
なりますので、雑草は生えにくくなります。

ということで、『この場所はクラピアだけでよい』
という日当たりが良く、踏みつける場所、に
おすすめのグランドカバーです。

ディコンドラ

埋め込みソーラーライトの周りのディコンドラとクラピア
埋め込みソーラーライトの周りのディコンドラとクラピア

ディコンドラ シルバーフォールズは寄せ植えで
よく利用します。

そのため、自家製で苗をポットに育成しておくのですが
グランドカバーにもなればと、植え付けています。

ディコンドラはミクランサとアルゲンテアという
二つの品種があります。日当たりや水やりが
対照的なので気を付けます。

ディコンドラ ミクランサ(緑葉)
日陰でもよく育つ。湿気を好む

ディコンドラ アルゲンテア(銀葉)
日向、乾燥を好む 
日当たりが良い方が銀葉が美しい

画像の場所では今年は雑草はほぼ生えず
管理が楽でした。

ディコンドラよりもクラピアの方が優勢で
ディコンドラはあまり茂らなかった
密度が思ったよりもなくて、隙間があります。

勢力的に茂った場合でも、ディコンドラは
リシマキア同様の根の張り方なので
すぐに抜くことができます
冬は枯れてきますが、春にまた芽吹きます。

ここまで紹介してきた中では、最も
踏みつけるのに適していない感じもあります。

グランドカバーとしてはリシマキアや
グレコマの方がおすすめです。

アジュガ

2種のアジュガ
2種のアジュガ

踏みつける場所のグランドカバーとしては適しませんが
シンボルツリーの下や花壇のふちなどの
グランドカバーにおすすめのアジュガ。

春には花も咲く、ランナーを伸ばす這性の植物で
耐寒性もあり、葉の色を楽しむことができます。
根は浅いので、すぐに取り除くこともできます。

上のディコンドラの画像でもコンクリートのふちに沿って
アジュガが広がっています。
クラピアやリシマキアのように爆発的に増えはしませんが
1年経つと結構増えていました。

今年は、葉色が違うアジュガを購入。
レンガ沿いに植え付ける予定です。

シルバーリーフのアジュガ
シルバーリーフのアジュガ

グランドカバーを増やす

抜いたグランドカバーは
他の場所に植えるためにポット苗にしています。

抜いたそのまま、土に埋め込んでもいいですが
確実に根付かせたいなら
しばらくポットでお世話をしてから地面に植える
と確実です。

グランドカバー以外の雑草対策

植物を植えないところは
雑草を取り除いて 土のまま放置すると
また雑草がはえ、雑草を取る、繰り返しになります。

DIY作業が進まない場合も、雑草はすぐに生えるので
防草シートを張るようにしています。

左はシートを張って、レンガ右はそのまま放置。
左はシートを張って、レンガ右はそのまま放置。

土の部分に砂利などを敷き詰めても、雑草は生えますので
防草シートを敷いて、砂利を敷き詰めるほうがいいですね

庭の物置の裏側の狭いスペースは毎年、雑草だらけ。
夏の間に、2、3回草取りをしていました。

昨年の冬に、きれいに草を取り除き
防草シートを張って
上にピンクのクラッシュストーンを敷きました。

今年の夏、物置の裏は一度も草取りしていません。
面倒で嫌な雑草取りは減らすべきですね!!

グランドカバー、防草シート、マルチング材を
うまく利用し、雑草に取られる時間を減らしましょう!

ガーデニングYouTuber

季節のお花、管理の仕方、お庭DIY、ガーデニングライフをYouTubeで配信しています。植物を楽しんでいきましょう。ガーデニングアドバイザー

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