冬から春に向けてのお花が気になる頃ですね。

花壇は、冬の間も咲いてくれて
暖かくなったら勢いを増し、
十分楽しんでから夏の花に植え替え、
というのが最近のパターンでしたが

昨年の秋に植えた花は、春まで花を楽しみ、
夏は花が休んだものの、しっかり夏越しし
今また花が咲き始めました。

金魚草、実は多年草です

昨年11月に植えた金魚草の４月の様子です。

この後、６月まで咲き続け、
暴れすぎたので、カットしました。
７カ月間、咲いてくれました。

寒さに強い金魚草

金魚草は、耐寒性がある程度あり
マイナス５度くらいまでは大丈夫なようです。

ただし、霜よけはした方がよく、
花壇に植えましたが、根元はバーグ堆肥を敷き
凍るような日は不織布をかけておきました。

夏の暑さにも強いのですが、
蒸れに弱く、暑い時の蒸れでダメになることが
多いようです。

中心部の茎を切るなどして
風通しよい場所であれば
夏越しできます。

品種が多い金魚草

昨年植えた金魚草は２つ。

トゥイニーアップルブロッサム　と
ブラックプリンス（ブロンズレッド）です。

金魚草は、一季性と四季咲きがあり
開花期は春から６月頃までが多いです。

最近では、秋に販売される金魚草もあり
昨年秋、私は２つの金魚草を購入しました。

植え付けから冬になるまでにやっておきたいこと

昨年、金魚草を植えたのは11月でした。
花壇にトゥイニーアップルブロッサムを２株植え付けました。

植え付け、注意すること

花壇の花を入れ替える時にやること

• 前に植えていた花の根など、ごみを取り除く。
• 堆肥、腐葉土、肥料を加える。
• 苦土石灰、または牡蠣がら粉末を加える（酸性土壌の改良）

金魚草は酸性土壌では育ちにくいので
地植えする場合は、苦土石灰などをまいた後、
一週間ほどおいてから植え付けします。

金魚草は肥えた土を好むので
堆肥や腐葉土を加え、よく混ぜておきます。

植え付ける時、ポットから外す際に
根鉢を崩さずに植えます。
金魚草は直根性のため、根を傷つけると
上手く根付きません。

長い期間、花が咲きますので
化成肥料を置き肥したり、
液体肥料を月に２回程度あげます。

分枝がすごかった金魚草

一旦、咲いている花が終わったら
咲いていた花の下で茎をカット、
ピンチ（摘心）しておきます。

特にブラックプリンスは分枝性が高く、
上の画像の右側の茎を見ていただくと
小さな枝が出てきているのがわかります。

春に向けてさらに枝が増えましたので
一旦、花が終わったらカットしておくと
しっかりとした大きな株に育ちます。

この後、ブラックプリンスは春まで
花が咲きませんでしたが、

トゥイニーアップルブロッサムは
また花をつけ、冬の間も咲いていました。

２月の様子です。
秋に十分に根を張り、
11月の花後に摘心したことで
しっかり大きくなりました。

その後の管理

この後は、追肥しながら、
蒸れないように、茎が増え過ぎたら
切りながら、６月まで過ごしました。

水やりは乾いたらで大丈夫です。
多湿は好みませんので、水のやりすぎに注意。

とにかく、ずっと花が咲き続け、
大きく育ちました。
６月に花を全部切り、
夏も半日陰（午前中、日が当たる花壇）で
枯れることなく、
10月になり、また花が咲き始めました。

金魚草を育てた感想

金魚草って、可愛いイメージだったのですが
それはおそらく、
昔育てた品種が矮性だったのでは、
と今になって思います。

トゥイニーアップルブロッサムも
ブラックプリンスも、１株がとても大きく育ち
花をたくさん咲かせてくれました。

とくに、トゥイニーアップルブロッサムは
半年以上の長い間、咲いていましたので
大満足な結果となりました。

秋にお店で金魚草を見かけたら、
ぜひ手に取ってみてください。

昨年の秋に投稿した記事
寒くなる前に植えておきたい『 昨年秋に植えて大満足だった 』花　オススメ３選
※Yahoo!クリエイターズの記事にリンクしています。

こちらも是非、読んでみてください！

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この秋から園芸店でのお仕事も
させていただけることになりました。

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