【福岡市南区】あんバターサンドにもお餅にも!創業70年の福一製餡こだわりの餡子がご家庭で味わえます。
1950年に創業され、福岡市を中心にお菓子屋さんやパン屋さんに餡の卸しを行っている「福一製餡」
70年間、九州の食文化を支えてきた「福一製餡」は、2021年よりオリジナルブランド「あんこ屋のこだわりあんこ」の小売販売を始められました!
今回お話を伺ったのは、常務取締役の板谷さん。
コロナ禍で卸しの売り上げも落ち込んでしまっていた頃、地元スーパーの方から「地元のあんこ屋のあんこを売りたい」と声を掛けられ、オリジナル餡を作り始められました。
これまでに培われた産地との信頼関係から、厳選された小豆をお値打ち価格で販売されています。
福一製餡の「あんこ屋のこだわりのあんこ」は全3種類。
餡子には十勝音更産の小豆、抹茶餡の抹茶には福岡浮羽産の抹茶を使用されています。
抹茶餡も珍しくてかなり気になったのですが、今回は「つぶあん」と「こしあん」を食べ比べてみることにしました。
あんこ屋のこだわりあんこ(粒あん)
こちらが一番人気の「つぶあん」
小豆の風味を感じるすっきりとした味わいは、そのまま食べても、生クリームやバターにも相性良し!
つぶが大きな小豆は皮も柔らかく、程良いつぶつぶ食感がアクセントになっています。
あんこ屋のこだわりあんこ(こしあん)
こちらは新作の「こしあん」。ブルガリア産のはちみつを加えて作られているそうで、見た目も艶やか!
トロリとした質感でとても滑らかな口当たり。つぶあんに比べて、甘みもしっかり感じられるので、ジューシーなフルーツとの相性もよさそうです。
もうすぐお正月ですが、きなこと合わせたり、餡子餅として食べるのも美味しそうですね。
オススメの食べ方「あんバターサンド」
今回は餡子に合わせて、米粉のパンを買ってきました。
「つぶあん」・「こしあん」を贅沢に半分ずつ乗せてバターと一緒にいただきます。
さっぱり上品な味わいのあんこは、バターの塩見とコクとの相性も抜群!
あんバターサンドのオススメはクロワッサンとのことで、後日試してみたのですが、さらにバターの香りが増しリッチな味わいに。クロワッサンはトースターで少し焼くとパリパリして旨味が増しますよ。
クロワッサンには、甘さ控えめのつぶあんがとってもマッチしていました。
もうすぐお正月なので、こしあんにお餅を合わせたフルーツ大福を作ってみようと思っています!
「福一製餡」は博多駅からバスで10分ほど。お車の場合は、工場前に駐車して大丈夫とのことです。
近くには那珂川が流れ、春は桜、秋は紅葉も見られる素敵なロケーションです。
気温もぐっと下がり、甘いものが恋しい季節になりましたね。
福一製餡「あんこ屋のこだわりあんこ」をお餅やパンのお供に楽しんでみてはいかがでしょうか?
【福一製餡】
住所:福岡市南区清水2丁目5−10
営業時間:8時00分~16時00分
定休日:日曜日・祝日
TEL:092-541-3440
公式Instagramはこちら