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【大津市】気候危機を超えて脱炭素社会への転換について探るイベント開催のお知らせ(参加無料)

Sari地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

こんにちは、Sariです!今回はイベント告知です!

9月30日(土)に滋賀県庁の東会館で、「サステナブルな未来への転換~気候危機を超えて~」というフォーラムが開催されます。参加費は無料です。

写真は以前の地域エネルギーフォーラムの様子(ご提供)
写真は以前の地域エネルギーフォーラムの様子(ご提供)

ようやく涼しくなってきましたが、今年の夏も猛烈な暑さでした。

世界の各地で異常気象が続いたり、熱波や乾燥から山火事が多発したりしていますが、

日本でも地球温暖化・環境問題はひっ迫した問題になっていると言えます。

今回のイベントは、そういった問題を新たな視点から考えるフォーラムとなっています。

(以下チラシより抜粋)

今夏は記録的な猛暑が続き、世界中で干ばつ、豪雨など気象の
「極端化」が顕著になりました。気候と環境がティッピング・
ポイント(転換点)を超える非常事態が迫っていることを身近
に感じます。
そんな中、世界では前向きな社会的転換点を超えることによって、
この危機を突破しようという動きも広がっています。
そこで本フォーラムでは、こうした国際動向に詳しい山本良一
東京大学名誉教授を招き、脱炭素社会への転換について探ります。

【プログラム】

1)基調講演

「気候転換点を超える前に、ポジティブな社会的転換点を超えよう」

  東京大学 名誉教授 山本良一氏

【山本良一氏プロフィール】
山本エコプロダクツ研究所 代表・東京大学 名誉教授
専門は、材料科学、エコデザイン学、環境経営学
東京大学工学部冶金学科卒業後、74年同大学院工学系研究科博士課程
修了、工学博士。1996年にグリーン購入ネットワーク(初代会長)、
2005年に国際グリーン購入ネットワーク(初代会長)、2017年に
日本エシカル推進協議会(初代代表)を設立。
環境配慮契約法委員会座長、LCA 日本フォーラム会長、
エコプロダクツ展実行委員長、日本環境ビジネス推進機構会長など。
主な著書、『気候危機』岩波書店(2020/1/8)、
『実践 低炭素革命 持続可能な社会を創るために』生産性出版(14/12/25)、
『宇宙船地球号のグランドデザイン』生産性出版(13/12)、
『未来を拓くエシカル購入』環境新聞社(12/12/17) 他多数

山本先生は工学博士で、日本のグリーン購入やエシカル消費をけん引されてきた大先生。ちょうど今年の「消費者支援功労表彰」で「内閣総理大臣表彰」を受賞されています。

2)CO2ネットゼロ社会推進に向けた3つの事例報告

 ・滋賀県 総合企画部 CO2ネットゼロ推進課 課長 松田和浩氏

 ・株式会社滋賀銀行 総合企画部サステナブル戦略室

   サステナブル推進グループ長 山本卓也氏

 ・匠堂合同会社 代表・CEO 北村卓造氏

3)パネルディスカッション

「滋賀県における脱炭素社会への転換について考える」

 コーディネーター:豊田陽介氏(気候ネットワーク 上席研究員)

 パネリスト:山本良一氏、松田和浩氏、山本卓也氏、北村卓造氏

【豊田陽介氏プロフィール】
特定非営利活動法人気候ネットワーク 上席研究員
1977年生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程前期課程修了。
社会学修士。2004年から現職。再生可能エネルギー普及政策を専門と
し、地域における再生可能エネルギー普及のための活動づくり、支援
に取り組む。龍谷大学非常勤講師、たんたんエナジー株式会社取締役、
TERAEnergy株式会社取締役を兼任。
共著「市民・地域共同発電所のつくり方」(2014)かもがわ出版、
「エネルギー・ガバナンス」(2018)学芸出版、「エネルギー自立と
持続可能な地域づくり」(2021)昭和堂、他。

【主催の方について】

小学生のプラごみ研究会『Rキッズ』講座の様子(ご提供)
小学生のプラごみ研究会『Rキッズ』講座の様子(ご提供)

今回のフォーラムを主催する「しがローカルSDGs研究会(略称SL2)」さんは、大津市に事務局を構える市民団体です。

「リユース容器REPACO」記者会見の様子(ご提供)
「リユース容器REPACO」記者会見の様子(ご提供)

気候変動やプラスチックごみ問題への理解を促すイベントを開催しながら、それらを身近なところから市民の力で解決に向けた一歩を踏み出そうと活動されています。

【申し込み】

・以下の「申込フォーム」よりお申し込みください。

https://forms.gle/sAYKkSb15qagpzQT6

・フォームがご利用になれない場合、メールにお名前、TEL、メール

 アドレスを書き、件名を「9/30 気候危機フォーラム申込み」と

 して以下まで送信してください。

 申込先 sl2.biwako@gmail.com

・お電話でのお申込みは以下までお願いします。

 077-527-8661(大津市市民活動センター)

気候危機を考える

7月にはAMOC崩壊が早ければ2025年に始まるという予測が出されたそうです。

AMOC(Atlantic Meridional Overturning Circulation)とはメキシコ湾から北大西洋へ向かう大きな海流のこと。この海流があるからこそ、ヨーロッパはあんなに北にあるのに温暖な気候が保てているのだとか。

もしもこの海流が停止すれば、ヨーロッパだけでなく地球全体の気温、風や降雨のパターンを急変させる可能性があるそうです。

今回基調講演をされる山本良一先生は、「この予測で世界は大騒ぎをしていますが、日本は全く危機感がなく世界から取り残されていますね。」と嘆いておられます。

日本も早急に取り組みを進めなければいけません。今回のフォーラムは、今後どう取り組んでいけばいいか考える糸口になるイベントだと思います。

以下にイベントの情報をまとめますので、ぜひ参加していただきたいと思います。

サステナブルな未来への転換~気候危機を超えて~

■開催日:2023年 9月30日(土)13:30~16:30
■会 場:滋賀県庁 東館7階大会議室(JR大津駅より徒歩6分)
 ※閉庁日につき東館からは入れません。新館入り口から入って
  東館へ進み、東館エレベーターから7階へお越しください。   
■参加費:無料
■定 員:100名
■申込み
・以下の「申込フォーム」よりお申し込みください。
https://forms.gle/sAYKkSb15qagpzQT6
・フォームがご利用になれない場合、メールにお名前、TEL、メール
 アドレスを書き、件名を「9/30 気候危機フォーラム申込み」と
 して以下まで送信してください。
 申込先 sl2.biwako@gmail.com
・電話での申込みは以下まで
 077-527-8661(大津市市民活動センター)
■主 催:しがローカルSDGs研究会(SL2)
■協 力:NPO法人HCCグループ、FEC自給圏ネットワーク、
     大津市市民活動センター、気候アクション滋賀ネットワーク、
     一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク
■後 援:滋賀県、滋賀県地球温暖化防止活動推進センター
■お問合せ
 しがローカルSDGs研究会(SL2)事務局
 Eメール:sl2.biwako@gmail.com
 〒520-0047滋賀県大津市浜大津4丁目1ー1 明日都浜大津1F
      大津市市民活動センターBOX32 

地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

幼少から滋賀県大津市で育ち、二人の子供も大津で育て、子育て終了と共にこれからは多くの人に大津の魅力を伝えようと活動中。エシカルをライフワークに、こちらでは大津のエシカルなお店や人も紹介します。滋賀のローカルメディアLOMOREグルメライターの顔ももちます。グルメのInstagramアカウントは @sari_heart77 こちらもよろしくお願いします!

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