【大津市】男女共同参画をすすめる市民フォーラムに行ってきました
こんにちは、Sariです!今回はイベントレポートです。
先日開かれた「男女共同参画をすすめる市民フォーラム」に行ってきました。
[内容などイベント告知記事はこちら]
【大津市】参加費無料・託児付きの男女共同参画をすすめるイベント開催!あの有名なコメンテーターの講演も
第一部は3つのテーマに沿った分科会が行われました。
こちらは「男女共同参画の視点からの防災・減災」というテーマの分科会。
講師は「mottoひょうご」事務局長の栗木剛さんでした。
こちらは「思春期への寄り添い~福祉と家庭の現場から~」というテーマの分科会。
講師は大津市社会福祉協議会相談室長の橘宏樹さんでした。
大津市社会福祉協議会は、生活困窮者の支援や地域活動の支援などを行っている団体で、
分科会ではその援助職の目線からの気づきや考えを学び、男性の育児参画を推進するという内容になっていました。
こちらは「地域共生社会と男女共同参画」というテーマの分科会。
講師はNPO法人リバティー・ウィメンズハウス・おりーぶ理事長の山本良子さんと、
NPO法人寺子屋共育轍代表理事の蔵田翔さんのお二人で、事例発表が行われました。
私はこちらの分科会に主に参加しました。
おりーぶさんは大津市の北部で、様々な依存症に悩む成人女性の回復支援施設をされています。
畑作業や運動をしたり、様々なプログラムをすることで自立するサポートをされているというお話を伺いました。
全国から受け入れをされているそうです。
寺子屋共育轍さんは、瀬田で学童をされているほか、「ZAIGEN」という会員制コミュニティのBARを開き、オーナーは日替わり。売り上げを子どを支援する活動へ寄付するという活動をされています。
お店は昼間は「まちか堂」というまちの図書室として開放されているそうです。
第2部は、「自分らしく生きるために」をテーマに、イラストエッセイストの犬山紙子さんによる講演会が行われました。
夫婦間のコミュニケーションを中心に、お互いが気持ちよく過ごせるアドバイスを沢山提案してくださいました。何項目にも分けて、具体的にアドバイスしてくださり、とても参考になりました。
男女間のジェンダーギャップについてのデータも沢山紹介してくださり、日本はまだまだ遅れていること、その中でも賃金格差を公表する動きが出ているなど希望を持てる話や、海外では採用についてブラインドオーディションといって性別が分からないようにしたり、履歴書に顔写真と性別を書かない企業も出てきているなど、様々な事例を紹介してくださりました。
最後に
今回のイベントでは、男女共同参画について活動しておられる、身近にある市民団体を知ることが出来ました。
また第2部の講演会では、夫婦間のコミュニケーションについてすぐに実行に移せそうな具体的な提案を沢山聴け、とても意義のあるものでした。
お話は上の写真のように要約筆記がなされ、耳の不自由な方だけでなく、誰もが話を分かりやすく文章でも見ることができ、とても良かったです。
ただ参加者を見ていて私が感じたのは、若い方の参加が少なかったことです。
イベントの趣旨や、特に第2部の講演会の内容は若いご夫婦に是非とも聴いていただきたいものだと感じました。
託児サービスもありましたし、来年はもっと若いご夫婦の参加が増えるといいなと思いました。