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【大津市】心癒やされるおばんざい盛り合わせに自家製スモークチーズなどお酒が進んで止まらない居酒屋レポ

Sari地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

こんにちは、Sariです!今回はグルメレポートです。

大津市竜が丘にある「ノミビョウタン」さんへ行ってきました!

以前、古道具のリサイクルセレクトショップとしてご紹介した「カレコレ堂」さんと同じ店主さんが同一店舗内で営んでおられるお店さんです。

店主の安部さんは大手居酒屋で店長などを経験したのち、20年ほど前に膳所のときめき坂の方で独立し「三丁目酒場」という居酒屋を営んでおられました。その後8年前にこの地に移り、店名も「ノミビョウタン」と変え再オープンされました。

お店のある場所

ノミビョウタンさんがあるのはJR膳所駅南口の目の前です。写真は昼間のもので看板がカレコレ堂さんになっていますがノミビョウタンさんの店舗です。駐車場は店の横に4~5台停められます。

営業時間になるとこのようにライトアップされて、のれんがかかるとオープンです。

店内の様子とメニュー

以前は寿司屋だったという店舗を改装した店内は、木をベースにしたレトロな雰囲気が漂います。席はカウンター8席と、

このような8人入るお座敷席が2部屋の、計24席ほど。貸し切りの宴会などにも対応されているそうです。

メニューは日替わりが基本。その日仕入れた食材で、メニューを考えられるそうです。魚は毎週火曜日に小浜から産直便を仕入れておられるとのこと。この日は火曜日だったのですが天候不良で種類が少なかったそうで、いつもはお造りが5種類くらいあるとのことでした。でもお魚以外のメニューが豊富で、あれもこれも食べたくなってしまいます。

日替わりメニュー以外もあります。BON9(ボンナイン)やSARA5(サラファイブ)は、お盆や大皿に手作りおばんざいをそれぞれ9品と5品盛り合わせたもの。こちらのお店の代名詞とも言える名物になっているとのことで、気になります。

お酒も種類豊富なラインナップ。日本酒はほぼ滋賀の地酒で、ひと瓶空いたら次のお酒を開けるスタイルにしておられるそうです。

食べてみました

今回いただいたのは次の通り。

  • BON9(1500円)
  • 奈良漬けチーズ(450円)
  • スモークチーズ(450円)
  • インドポテト(450円)
  • 出汁巻卵(580円)
  • イワシフライ(450円)
  • 干しホタルイカ炙り(450円)
  • 三つ葉と豆腐すまし汁(300円)
  • 琉球レモンサワー(580円)
  • 一博(600円)
  • AMAHAGAN(750円)

それぞれレビューしていきます!

まずは琉球レモンサワーと突き出しで乾杯。突き出しはその日はほうれん草のおひたしでした。琉球レモンというのはシークヮーサーのこと。こちらのお店では沖縄から果汁を仕入れておられるそうです。味が濃くて美味しいお酒でした。ほうれん草のおひたしは知り合いの無農薬ほうれん草を使用されているとのことで、とっても甘くておだしがジンワリしみる味わいでほっこりしました。

こちらが名物「BON9(ボンナイン)」。その日のおばんざいを9品、趣のあるお盆に盛られて出てきます。器も可愛く見た目も華やか、3~4人で来たときは是非頼んでみて欲しい一品です。(日によっては30分程度準備にかかるので事前の予約をおすすめしますとのことです)

おばんざいは一つ一つ丁寧に作られているのが分かる仕上がり。たとえば写真手前の鶏みそは鶏ミンチにごぼうとしいたけを味が出るまで炒めて、味噌と卵黄で練ったという手の込みようです。とっても濃厚でお酒がグイグイ進んでしまう味でした。

食材にもこだわっておられます。写真右のさつまいもは甘太君という大分のブランドさつまいもだそうで、とっても甘くて美味しかったです。

写真奥の鶏肝のしょうが煮もねっとりと美味でした。お野菜の煮物もやさしい味わいながら、お酒が進む程よい味付けに仕上げてあり、さすがだなという感じ。

ブロッコリーも美味しく炒めてあったり、ホタルイカのしょうが煮もしょうががきいていて、飲んべえの方ははどれだけでも飲めてしまうのではないでしょうか。

こちらは奈良漬けチーズ(左)とスモークチーズ(右)。

刻んだ奈良漬けがチーズと一緒に口に入るともう幸せ。チーズはマスカルポーネチーズとクリームチーズを混ぜてあります。

スモークチーズは自家製の燻製というから驚き。スモークウッドでじわじわ燻製するチーズはとっても濃厚でクセになる美味しさでした。

こちらはノミビョウタンさんの隠れた人気商品。インドポテトって何かというと、ズバリ、カレー味なんです。これがまた伸ばす手が止まらなくなる絶妙の味付け。ビール好きの方なんかは、これでエンドレスに飲めるのではないでしょうか。  

こちらはおだしがジュワっとあふれる出汁巻。少し時間がかかりますが、待ってて良かったと必ず思うであろう逸品。出汁巻を見ればそのお店の腕が分かる気がします。

魚のメニューも食べてみたいということで、イワシフライを。カラリと揚がって見るからに美味しそう。

サクサクの衣をまとったイワシは脂が乗ってジューシーで何切れでもペロリといけそうでした。

日本酒もオーダー。滋賀の地酒「一博」をいただきました。なんでも店主は一博の蔵元さんが修行時代に作った、「博」の字の「点」がないお酒の空瓶を大事にしておられるのです。

写真上部の棚に飾ってあるのがそれです。点がないですよね。これは修業時代だけの貴重なものだそうで、その逸話を聞いてから飲む「一博」はまた一段と美味しかったです。

干しホタルイカ炙りもいただきました。ホタルイカの干物、初めて食べたかもしれません。程よく炙ってあって噛むほどにじんわりと旨味が口に広がり、いつまでもしゃぶっていたい気持ちになる、そんな珍味でした。

結構大きいものもありました
結構大きいものもありました

滋賀産ウイスキーというのも興味があったので頼んでみました。

「AMAHAGAN」というのは逆さまから飲むと「NAGAHAMA」!長浜市朝日町で作られたウイスキーで、ネーミングがナイスですよね。水割りでいただきましたが、香りが良くすっきりと飲みやすいウイスキーでした。

シメには三つ葉と豆腐すまし汁を。おだしが丁寧にとられたカラダに染み渡るやさしいお味で、今回これまで食べ、飲んできた色んな料理や珍味を振り返りながら、心から癒やされました。

まとめ

2階が古道具のリサイクルショップでもあるノミビョウタンさん。飲みに来た際に古道具を見て買うこともでき、しかもその買った杯などをその場で使うこともできるそうです。そんな楽しみ方もまたオツなものですね。

じんわりとカラダに染み渡るおだしのきいた和食から、フライや燻製チーズなど、お酒好きが思わずうなる絶品料理の数々で楽しめるお店、ノミビョウタンさん。

ぜひみなさんも足を運んでみてくださいねー!

お店の情報

[店名]ノミビョウタン
[住所]大津市竜が丘3-7
[電話番号]077-525-0608
[営業時間]17:30~0:00(22時半フードL.O、23時ドリンクL.O)
[定休日]月曜日
[駐車場]あり(店横4台)
[支払い方法]現金のみ
[SNS]Facebook
※未成年の方の入店はご遠慮ください

地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

幼少から滋賀県大津市で育ち、二人の子供も大津で育て、子育て終了と共にこれからは多くの人に大津の魅力を伝えようと活動中。エシカルをライフワークに、こちらでは大津のエシカルなお店や人も紹介します。滋賀のローカルメディアLOMOREグルメライターの顔ももちます。グルメのInstagramアカウントは @sari_heart77 こちらもよろしくお願いします!

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