どうも。ささキジです。

自分が楽しいと思うことを追い求め、人生を楽しむ。

意識していても、実現するのはなかなか難しいです。

「なにかしたい…でもなんだろう。行動に移せないんだよなぁ。」

という方は自分を含めたくさんいると思います。

ということで今回は、楽しいことを追い求めている大崎市在住の武士を紹介したいと思います。読むともしかしたら、元気が出るかも。

早速紹介していきます。

龍ちゃんです。フルネームはいろいろあれということで、ニックネームにて紹介していきます。

現在龍ちゃんはサラリーマンとして日々頑張りながら、趣味で武士のコスチュームを身にまとうという素敵なおじさんです。

龍ちゃんにはどんな過去が？

現在龍ちゃんはどんな活動をしているのか？

龍ちゃんが創りたい未来とは？

について聞いてきました。

龍ちゃんの過去

ささキジ：「龍ちゃんの出身はどちらなんですか？」

龍ちゃん：「出身は【香川県】で、３食うどん食ってたよ。23歳まで香川にいて、そこから大阪→東京→宮城という順番で宮城にやってきたんだよ。」

ささキジ：「今はサラリーマンということですが、今まではどんなお仕事をしていたんですか？」

龍ちゃん：「僕ラジオが大好きで、声の仕事がしたかったのよ。香川県を出て大阪の養成所に通いつつ、プロダクションに所属してナレーターの仕事とか、ラジオ局のDJ、ドリキャスとかプレステのゲームキャラの声優とかしてましたね。次に東京のプロダクションから声がかかって東京へ。東京では声の仕事＆舞台をやってました。わかりやすく言うと俳優だね！」

ささキジ：「どういった経緯で宮城に来たんですか？」

龍ちゃん：「正直30くらいで芽が出なかったら、まっとうな仕事に就きたいって思ってたんですよ。そんなときに地元の香川県の劇団から舞台の主役をやってくれないか？と声がかかって…その時に「この舞台が終わったら引退しよう」と思ったの。その後は今の奥さんの地元、宮城に引っ越したんだね。」

ささキジ：「宮城県は、どうですか？」

龍ちゃん：「宮城に行くって決まったときに祖父から「あんな寒いところ行くな！悪いこと言わんからやめとけ」って言われたんです。このおじちゃんひどいこといいよるなぁ。と思ってたんですけど、宮城って本当に寒いのね。でもなんだかんだ楽しいですよ！」

龍ちゃんの現在

ささキジ：「今って武士の格好をしてるじゃないですか？きっかけとかあったんですか？」

龍ちゃん：「実は私のご先祖様は日本史の教科書に載ってるような方なんです。その影響からか歴史が大好きなんです。なので宮城に引っ越したことをきっかけに岩出山の政宗公まつりに参加してみたんです。そしたらあのときの楽しさ、高揚感が忘れられず…気づいたらどんどんのめり込んでいきましたね。」

ささキジ：「自前の服とか鎧などって持っているんですか？」

龍ちゃん：「甲冑が2領、あとは新選組一式。刀は4本。大小が２本ずつと懐刀を含めると5本かな。」

ささキジ：「じゃあ龍ちゃんの懐刀を含めたら刀は全部で6本あるんですね。」

龍ちゃん：「そうやね！でも私のは磨いてるけど硬度がいまいちで…なまくら刀ですわ。って何言わすねん！こら！」

さすが元大阪住み。とっさのイジりでもしっかりノリツッコミ入れてくれます。テンポ良く話してくれて話をしていてとても楽しい。

ささキジ：「武士の姿でいろんなイベントに参加してるんですね！そのなかでも印象深かったイベントはありますか？」

龍ちゃん：「山形県米沢市の上杉まつりだね。主役の上杉謙信役をオーディションで決めるんだけど、７年前に受かって上杉謙信役としてまつりに参加しました。テンション爆上がりで、お祭り前日は眠れませんでした。」

その時は米沢市を龍ちゃんが軍を率いてパレードしたんだとか。かっこいいですね。

後ろを振り返ると600人の列。この光景はたまらなかったよ。と龍ちゃんが興奮しながら話してくれました。

龍ちゃん：「米沢駅の近くも回ったんですが、そのとき米沢駅駅長に敬礼されました。それに対して「うむ。大儀であった」とか言ってましたね！あとからなまいきな口聞いてすいませんでしたって謝りに行きましたけどw」

龍ちゃん：「そういったイベントを通して、お客さんに喜んでもらったり同じ趣味の仲間と仲良くさせていただいたりと…プライベートがすごく、すごく楽しいものになりましたね。今もすごく楽しく生きてます！」

龍ちゃんが考える未来

ささキジ：「龍ちゃんには今後、これをやってみたいとか未来の構想とかありますか？」

と聞くとノープラン。やりたいことをやりたいようにやる。とのこと。

龍ちゃん：「本来こんな格好で町中ウロウロしてたらおかしいでしょ？でも自分はやりたいからやってる。

私は「過去と戦って何が悪い」ってよく言うんだけど、昔の自分を越えようと、なりたい自分になれるよう、やりたいように楽しむ。努力する。それが人間でしょう。

もちろんその責任は自分で背負って生きていくものだし、苦労もあるけども、それを踏まえた上で貫き通すのが人間らしいじゃない？

それは仕事で部下にも言ってるし、家族にも同じことを言ってます。好きなように、やりたいようにやれ！責任は俺がとる！って。

そんな感じで生きてたら、こんな人間になっちまいました。」

やりたいことをやりたいように生きる現代の武士。

その生き様、とてもかっこよし。今後どこかのイベントで龍ちゃんを見かけたらぜひ話しかけてみてください。