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BBQやサウナ&プールとアクティビティいっぱいの「釣が崎グランピングリゾート」

satochin旅行・グルメ・おでかけライター

第2次キャンプブームと言われるほど、今キャンプが人気です。特にグランピングは次々と新しい施設が誕生し、引きこもり…いや、インドア派の筆者も、いろいろ出かけています。今回はサーファーの聖地として知られている、千葉県の釣ヶ崎海岸に8月20日オープンした「釣が崎グランピングリゾート」に出かけてきました。

グランピングはインドア派も楽しめるアウトドア

最近、よく聞くグランピング(glamping)。魅力的、もしくは華やかなという意味を持ったグラマラス(glamorous)と、キャンピング(camping)を組み合わせた言葉です。決して胸の大きな女性が行うキャンプではありません。

今までのキャンプは、自分たちでテントを張ったり、調理器具や食材を準備したりと、準備や後片付けが大変でした。しかも、猛暑の中炭をおこしたり、雨が降ったら雨漏りに悩まされ、何度か家族で出かけましたが、帰ってくるとクタクタ。今、テントは納戸の中で埃をかぶっています。

でも、グランピングならそういう手間はなし!すべて用意されていて、施設によっては、ホテルのような快適な空間で自然を楽しむことができるんです。

下手すると1週間の総歩数が1万歩を切るようなインドア派の筆者でも、ほとんど体力を使わずにアウトドアが楽しめる、それがグランピングなんです。

海まで7分!釣ヶ崎グランピングリゾート

オリンピックのサーフィン会場ともなった千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸に、8月20日「釣が崎グランピングリゾート」がオープンしました。高台に佇む施設はドームテント8棟にホテルスタイルのオーシャンルームが4部屋。オーシャンビューのテントもあります。

展望デッキからは釣ヶ崎海岸入口に立つ東浪見の鳥居も見えます。海岸までは歩いて7分ほど。

釣ヶ崎海岸からも、釣ヶ崎グランピングリゾートが見えます。

東浪見の鳥居の左奥には釣ヶ崎グランピングリゾートが!
東浪見の鳥居の左奥には釣ヶ崎グランピングリゾートが!

釣ヶ崎海岸は星がきれいなことでも有名。天体観測や星空撮影に訪れる人も多い場所です。

夏は正面の海から朝日が昇り、光の道がまっすぐ伸びてきていました。夜明け前に出かけると、鳥居から昇る朝日の写真が撮れそうです。

展望デッキからの朝日。左には東浪見の鳥居が見えます。
展望デッキからの朝日。左には東浪見の鳥居が見えます。

広い無料駐車場もあるので、車で写真だけ撮りにサクッと出かけることも可能。

サーフィンやボディボード教室も行っているので、チェックイン前にチャレンジするのも楽しそうです。

開放的なドームテントにオーシャンルーム

ドームテントは全8室。大きな窓はとっても解放感があり、高台にあるのでハンモックに寝転がると空が広がります。テント内がブルーなこともあって、まるで空に浮かんでいるかのよう。

お湯・常温の水、冷水がボタンひとつで飲めるウォーターサーバー
お湯・常温の水、冷水がボタンひとつで飲めるウォーターサーバー

エアコンで室内は常に適温。ウォーターサーバーからは、いつでも冷たい水を飲むことができ、冷蔵庫にはアイスのサービスもありました。

フルーツたっぷり!シロクマのようなアイス
フルーツたっぷり!シロクマのようなアイス

ドームテントにはサニタリールームが直結。

水洗トイレに、猫足のバスタブまで!あ~このバスタブと知っていたら、バスボムを持ってきて泡泡のお風呂を楽しみたかったわ。

憧れの猫足バスタブ
憧れの猫足バスタブ

バスアメニティはもちろん、POLAのスキンケア用品、ふかふかのバスタオルやフェイスタオルも、ひとり2枚は用意されていて、もう高級リゾートホテルなみです。

コーヒーは自分で豆から挽いて淹れるタイプ。はぁ~、なんて贅沢な時間。

もちろん、Wi-Fiもばっちり!パソコン作業もサクサクできるし、持ってきたタブレットでワンセグを利用して大好きなドラマのリアル視聴も!アウトドア派の家族が外で遊んでいる間、インドア派の私はテントの中でドラマ三昧なんてこともできるのです。

ベッドのマットレスの硬さが、とっても自分にフィットしてて、久しぶりに朝までぐっすり眠ることができました。

1棟ペット可のドームテントもあるので、ワンちゃんも一緒に宿泊することもできます。

10メートルの大型テントなら、家族3世代でも利用できますね。以前、両親を誘ってキャンプに出かけたことがあるのですが、一度行って「もう、いい!」と言われてしまいました。グランピングなら、おじいちゃんおばあちゃんも、きっとストレスなく楽しめると思いますよ。

まるでホテルのようなオーシャンルームもあるので、利用シーンによって使い分けることも可能です。

オーシャンルームは9,800円からと利用しやすいお値段
オーシャンルームは9,800円からと利用しやすいお値段

テントでじっとしていられない!豊富なアクティビティ

でも、ドラマはそんなに見られなかった!だって、外も楽しすぎたんですもの。

ハート形プール&プライベートサウナ

敷地の一番上には朝7時から夜21時まで利用可能な、ハート形のプールがあります。プールサイドのテーブルは海風が気持ちよくて、夏でもエアコンいらず。夜はプールがライトアップされて、とってもきれい!夜遅くまで賑わっていました。

プールサイドから見るドームテントも幻想的
プールサイドから見るドームテントも幻想的

目の前は海、後は豊かな森の山。人口の光が少ないので、デッキチェアに寝転がると一面の星空が広がります。都心から車で1時間ほどとは思えない満天の星空です。残念ながら写真は撮れませんでしたが…。

ぜひ、夜もプールに出かけてみて下さい。

サウナは朝も利用可能
サウナは朝も利用可能

貸切型サウナは夕暮れの時間にあわせて予約しました。セルフロウリュウも楽しめる本格的なサウナ。なんとヴィヒタ(白樺の枝の束)もありました!今までいろんなサウナを利用してきましたが、飾りではないヴィヒタを置いてあるサウナは初めてです。

最大6名まで利用できます。
最大6名まで利用できます。

ヴィヒタで体を叩くことで皮膚の新陳代謝が高まり、発汗が促されます。さらに、洗浄効果もあるので、お肌がツルツルになるんですよ。

フィンランドでは叩いて使うようですが、日本人はあまり慣れていないので、たっぷりの水で濡らして体を撫でるように使うのがおすすめ。ヴィヒタには悪魔を追い払い、幸せを運んでくると、伝わってるので伝わっているので、試さないと損(笑)

しっかり汗をかいたら、外のシャワーで汗を流し、水風呂代わりのプールへGO!

その後はコールマンのデッキチェアで、ととのいタイム!極楽極楽

色気のない水着ですみません(笑)
色気のない水着ですみません(笑)

しつこいようですが、都心から1時間!それで、こんなリゾート気分を満喫できるとは思いませんでした。

プールサイドのバーでは、アルコールやソフトドリンクの販売も行うので、サウナのあとは冷たいビールで喉の渇きを癒しましょう。

夜のプールを眺めながら飲むビールも最高!
夜のプールを眺めながら飲むビールも最高!

貸切サウナ 1回5,000円(バスタオル・フェイスタオルつき)

無料アクティビティを利用しよう!

夜にはフロント棟「セントラルハウス」の前で焚火が行われ、希望すると無料でスモア体験ができます。熱々のマシュマロは大人も子どもも大好き!

他にも燻製作りやポップコーン作りなど、無料アクティビティが用意されているので、時間とお腹に余裕のある人は、そちらも楽しんでくださいね。

いつでも利用OK!ウエルカムドリンク

フロントにはウエルカムドリンクの案内があります。ウエルカムドリンクとなっていますが、利用するのはいつでも大丈夫とのこと。

一息ついて、プールサイドの横のテーブルでビールやハイボールを楽しんでいたグループもありました。

私たちは夕食時に生ビールをいただましたよ。

千葉の食材を贅沢に使ったBBQ

夕ご飯はBBQ

素泊まりもできますが、せっかくなので夕食は千葉の食材満載のBBQを楽しみました。ドームテントとは別に、隣には個別のアウトドアダイニングスペースがあるので、そちらでBBQをします。屋根があるので平気!

WeberのBBQガスコンロは、炭火と違って火力調整も楽なんです。横には卓上コンロもあるので、微妙な火加減の料理は、そちらで調理しました。

この日のメニューは

千葉県産和牛のサーロインステーキ・千葉県産和牛赤身肉のステーキ・黒豚トマホークのハーブスパイス仕立て・千葉県産サザエの浜焼き・ホタテのバター焼き・車海老のグリル・千葉県産あさりの白ワイン蒸し・絶品ベーコンと野菜のアヒージョ・チリチーズポテト・サラダ
※メニューは予告なく変更になることがあります。

御馳走てんこ盛り~~~!

指定した時間にテントまで食材を届けてくれるので、あとは焼くだけ!

まるで漫画に出てくるような黒豚トマホークのハーブスパイス仕立てに、テンションあがるわ~!(笑)

ステーキソースは、焼肉のタレっぽい玉ねぎのすりおろしたっぷりのソースと、バルサミコソースの2種類。どちらもおいしくて、これは無限に食べられそう!

アヒージョがあったらパンなんてペロリですよ~。

サラダも嬉しい!

食べ終えたらゴミをバケツに入れ、お皿はボックスの中へ。

油まみれのお皿を洗わなくていいのって、主婦には嬉しすぎる~~!(とはいえ、気になるのでキッチンタオルで軽くふき取ってからしまいましたが)

お腹いっぱい、ほろ酔い気分で、BBQの後片付けって辛いのよね~。

オシャレな朝食

朝食はパストラミとチーズのバケットサンドが、朝、やはりテントに届けられました。バケットサンドのほかには、サラダ・オレンジジュース・地元産ヨーグルト・フルーツです。

せっかくなので、プールサイドまで持っていって、海を眺めながらブレックファースト。

早起きして海まで出かけた後だったので、お腹ペコペコだったんです。

食後はコーヒーを淹れて、NHKの朝ドラを見ながらまったり。

今更ながら、グランピングってリゾートホテルとアウトドアのいいとこどりなんですね。

キャンプというと、子どもと一緒に家族で楽しむイメージですが、グランピングは女子旅や夫婦旅にもオススメ。非日常が楽しめる優雅な休日を過ごすのに最適です!

釣が崎グランピングリゾート
所在地 千葉県長生郡一宮町東浪見36-1
TEL 0475-44-5900
利用料金 ドームテント 14,800円~ オーシャンルーム 9,800円~
公式ホームページ 釣が崎グランピングリゾート

旅行・グルメ・おでかけライター

おいしいものが大好きで、ご当地グルメをもとめて日本全国47都道府県を制覇。食べログの地図を塗りつぶした旅行ライター。海鮮丼マニアとしてテレビ出演経験あり。 旅先の飲食店以外にもローカルスーパーや道の駅、SA・PAで見つけたご当地グルメを中心に、温泉やホテルも紹介しています。普段のサービスや味を知りたいため、事前許可を取らず、気に入ったら後から掲載許可をもらい、紹介している記事が多いです。許可をもらえるまでしつこいです(笑)。 リアルな旅の記録はXで発信中。 温泉ソムリエマスター/サウナ・スパ健康アドバイザー/銭湯検定4級/チェコ親善アンバサダー

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