愛知県豊橋市の名物はなんといってもヤマサちくわ。お土産で買って帰る人も多いですが、せっかくならヤマサちくわが運営する居酒屋「広小路でんでん」に立ち寄ってみましょう。こちらの名物は自分で炭火で焼く握りちくわ。「これがちくわ？」と驚くこと間違いなしのおいしさです。

お土産にも大人気！豊橋名物ヤマサちくわ

ヤマサちくわは愛知ブランドにも認定されている豊橋市の名物。魚問屋をしていた創業者が、金毘羅参拝でちくわを知り、豊橋に戻ってきてからちくわの製造をはじめました。魚問屋があった場所に今はヤマサ本社があります。

ちくわ以外にもはんぺんや蒲鉾なども製造。豊橋駅構内や駅周辺にもお店があり、豊橋の定番土産となっています。

でも、せっかく豊橋に来たのなら、ここでしか食べられないおいしいちくわを食べて帰りませんか？

ヤマサちくわ運営の居酒屋「広小路でんでん」

JR豊橋駅東口から徒歩5分。広小路沿いにある「広小路でんでん」は、ヤマサちくわ直営の居酒屋です。

ヤマサちくわの練り物やおでんがいただけます。

お通しはヤマサちくわの練り物と、はんぺんが浮かんだおでんの出汁。飲む前に優しく胃を労わってくれます。

絶対食べたい！握りちくわ

ここで絶対食べたいのが握りちくわ！これを食べるために豊橋に来るといってもいいくらい、大好きな食べ物です。

握りちくわをオーダーすると、小さな炭火のコンロが運ばれてきます。生のすり身のちくわを自分で焼いて食べるんです。

焼き方は、お店の人が丁寧に教えてくれます。

ころころ転がしながら焼いていると、徐々に表面が膜を張ったようになっていき…

徐々に焦げ目がついていきます。不器用な私は毎回きれいに焼けません。

それでも、自分で焼き上げた熱々のちくわは格別なおいしさ！自分で焼いたというのもありますが、やはり生のすり身ということで、魚の旨味が全然違います。味が濃くて深い！

スーパーのちくわとは全然違う。買って帰って家で食べるヤマサちくわとも違う。ここでしか食べられない味なんです。

ちくわってこんなに美味しいものだったのか！と感動しますよ。私は感動しすぎて豊橋に来ると寄ってしまいます。いや、浜松に来た時も足を延ばしてしまいます。それほどファンです。

ちくわ以外もおいしい！

ちくわや練り物以外もおいしいのです！おでんは必食！

普通のだしおでん、焼きおでん、八丁味噌煮込みおでんと3種類もあります。私は全部食べたことがありますが、八丁味噌煮込みおでんが一番好きです。味しみしみでやわらかい大根や里芋が、他では食べられないおいしさなんですよ。

八丁味噌煮込みおでんはパックに入ったものが、駅ビルのヤマサで販売しているので買って帰るくらい好き！

まるでヤマサちくわのまわし者のようですが、本当にいちファンなだけなんです（笑）。

豊橋は海もあるのでお刺身もおいしい！練り物の原材料は魚ですから、おいしいのも当然なのですが。

ぜひ豊橋に行くことがあったら、いや、豊橋の近くに行くことがあったら、夜出かけてみて下さいね。ちくわを見直しますよ。