黒毛和牛の全19部位を丸ごと使ったパテがバンズからはみ出している、見るからにデラックスな「一頭買い 黒毛和牛バーガー ~特製テリヤキソース~」が、12月28日から100万食限定でモスバーガーから発売されます。680円で味わえるプチ贅沢。肉好きなら満足すること間違いなしのおいしさです。

「一頭買い」で「一頭使い」

最近、焼き肉屋で「一頭買い」という言葉をよく聞くようになりました。一頭買いのメリットは、解体作業がなく大量のお肉を購入することでコストが安く抑えられること。また希少部位を提供することができます。

サーロインやヒレといった上質な部分は、そのままで需要があるので、普段ハンバーグに使われることはないそうですが、今回モスバーガーから発売される「一頭買い 黒毛和牛バーガー 」は、サーロインやヒレといった極上部分も、丸ごとパテにしています。

サーロイン、ヒレ、リブロース、肩ロース、肩バラ、ハネシタ、ミスジ、腕肉、トウガラシ、中バラ、外バラ、カイノミ、フランク、ランプ、イチボ、内モモ、外モモ、シンタマ、スネと、牛一頭がぎゅっとつまったパテ。

そして、パテの約15%がサーロインやヒレといった極上部位。いやはや、なんて贅沢なんでしょう。

今回の「一頭買い 黒毛和牛バーガー 」の開発に協力したのは、お肉のプロともいえる熟成肉の『格之進』ブランド飲食店を展開する株式会社門崎。

12月21日に行われた新商品発表会では、株式会社モスフードサービス 上席執行役員 マーケティング本部長 安藤芳徳氏と、“株式会社門崎 代表取締役・千葉祐士氏が登壇して、商品の紹介が行われました。

一頭買いした和牛は経産牛。経産牛はお肉が若干かたくなるのですが、ミンチにする際、“漬け込み”という工程を追加。コストを抑えながらも赤身と脂のバランスがとれた、ジューシーなパテになりました。

このクオリティで690円は安すぎる！

そんな贅沢なパテがバンズからはみだした極上バーガーは、なんと税込690円！
12月28日から一部の店舗を除いた全国のモスバーガーで販売されます。

3ヶ月かけて仕入れた350頭の和牛は100万個の「一頭買い 黒毛和牛バーガー 」となります。100万個はだいたい2週間分くらいとのこと。あっという間に完売してしまうかも。

パテの中には、これだけの和牛がつまっているのですよ。

早速食べてみました。

パテ以外はレタスとトマトのみ。

主役はあくまでもパテというシンプルさ。

パテの味を引き立てる特製テリヤキソースも、今回のために特別に開発されたもの。トマトと甘酒に格之進の牛醤をプラス。

ハンバーガーというとソースたっぷりのものが多いけれど、ビックリするくらい少ない（笑）。でも、お肉の旨味を味わうには、これくらいがちょうどいいのです。

しかもパテ薄！と思いますよね？
いやいや、これで十分なんです。

なぜって、肉の旨味が濃すぎるから。

齧りかけですみません。

とにかく、ひと口齧ると口の中に肉の旨味が広がるんです。上質な肉の味。

良いお肉ってタレじゃなく、塩だけ、ワサビだけで、食べるじゃないですか？

そういうレベルのお肉の味なんですよ。ソース少ないのは正解なんです。和牛の甘さがしっかり楽しめます。

ハンバーガーというより、ステーキのような満足感が味わえるおいしさ。

発売日の12月28日は仕事納めの人も多いと思います。1年間頑張った自分に、ちょっとだけご褒美として食べたいプチ贅沢なバーガーです。