鹿児島中央駅から車で約2時間

雄川（おがわ）の滝は、大隅半島南部にある落差約46m、幅約60mの滝。エメラルドグリーンの美しい滝は、江戸時代後期、薩摩藩編集の「三国名勝図絵」にも紹介されていた景勝地です。

ただ、山奥にあるため、長年知る人ぞ知る秘境でした。

2023年4月18日に遊歩道完成

注目を浴びたのは2018年。大河ドラマ「西郷どん」のオープンニングロケ地として使われ、多くの人が知ることとなりました。2000年には滝つぼまで鋪装された遊歩道もでき、さらに2023年4月18日には、遊歩道にスロープも完成。車いすやベビーカーでも出かけられるようになりました。（ただし、車椅子の場合、介助者が必要となる場所もあります）

片道1.2km。歩いて20分ほど。

少し距離はありますが、滝までの雄川の水もエメラルドグリーン。

自然豊かで気持ちよく歩けます。

出かけた日は朝から小雨が降っていましたが、水は写真のように透き通っていました。

展望台からは滝を一望できます。

エメラルドグリーンの滝つぼが見られる条件として、晴れの日が3日以上続いている事、日差しの出ている午後がおすすめといわれていますが、小雨の午前中でこれです。

晴れた日は、どれほどきれいなのでしょう。

再訪してみたいものです。

滝つぼを上から見る「雄川の滝上流展望所」もありますが、こちらからは滝つぼは見えません。

aqua base cafeで絶品ソフトクリームを

往復2.4kmの散策を終えたら、駐車場近くにあるaqua base cafeで、地元産マンゴーの生ソースがタップリかかった、絶品ソフトクリームをいただきましょう！地元産マンゴー100％のジュースもおいしいですよ。

基本はテイクアウトですが、2階にはウッドデッキのイートインスペースもあります。

雄川の滝への行き方

雄川の滝へのアクセスは車が一番便利です。

ただ、駐車場まで2kmほど、車でのすれ違いが難しい細い道を走ることになります。ゴールデンウィーク中は、途中に10人ほど誘導してくれる人がいたので助かりました。

遊歩道の手前には70台の無料駐車場がありますが、そこが満車になると2km手前の待機場で待つことになります。

公共交通機関を利用する場合は、佐多岬観光周遊バス（外部リンク）便利です。1日1便、 大人(中学生以上) 2,500円、 小人(小学生) 1,250円、 未就学児 無料です。