朝食バイキングで御当地グルメが堪能できるビジネスホテル「ドーミーイン」。昨年末オープンした「天然温泉 つつじの湯 ドーミーインEXPRESS豊橋」では、なんと朝から鰻が食べられます。

豊橋にオープンしたドーミーインEXPRESS

充実したサービスから最強ビジネスホテルの呼び声も高いドーミーイン。2023年12月13日、愛知県内に3軒目のドーミーインがオープンしました。しかも、ロードサイド型のドーミーインEXPRESS。日帰り入浴やデイユースといったタイムシェアな使い方ができます。

JR・名鉄「豊橋駅」からは歩いて13分と若干距離がありますが、市電なら豊橋駅から３つめの「札木」で降りて目の前。

玄関を入ると豊橋発祥の手筒花火が出迎えてくれます。

天然温泉と高温サウナ

ドーミーインの大きなお風呂とサウナが楽しみという人も多いはず。こちらの温泉は全国的にも珍しい純重曹の温泉、岐阜県「池田さくら温泉」の運び湯です。運び湯ということで、実はあまり期待していなかったのですが、思った以上にヌルヌルとした肌触り。温泉気分を満喫できました。

男性用浴室の壁にはには国の重要無形民俗文化財に指定されている安久美神戸神明社の豊橋鬼祭、女性用の壁には手筒花火が描かれています。絵の中には隠れドーミーいんこが描かれているので、ぜひ探してみてください。浴室の照明も手筒花火をイメージしています。

自然の風が心地よい露天風呂に、テレビを見ながら入れる高温サウナ、15度のキリっと冷たい水風呂と、ビジネスホテルとは思えない充実ぶりです。

シャンプーバーがあるのも女性には嬉しいサービス。全部で4種類のシャンプーから好きなのを選べます。シャワーヘッドがリファなのも贅沢。

お風呂上り、夜はアイス、朝は乳酸菌飲料のサービスがあるのも、ドーミーインに宿泊した時のお楽しみ。

シモンズのベッドで朝までぐっすり！

もちろん、お部屋もゆったり寛げます。筆者は入口からベッドルームまでの間に扉があるのが、まるで家にいるのかのようで気に入っています。ベッドも体全体をやさしく包んでくれるシモンズのマットなので、家にいるときより熟睡している気がします。

冷蔵庫にはミネラルウォーターとウエルカムスイーツ「旅するSWEETS」。筆者はチェックイン後フリーコーヒーを淹れて部屋に入るのがお約束となっています。

夜鳴きそばがひと味違う！

どんなにお腹いっぱいでも、夜鳴きそばは別腹。これが楽しみという人も多いですよね。ひと口食べて違いに気づいたら、かなりのドーミーイン通。

実は、ここの夜鳴きそばは生麺使用なんです。夜鳴きそばを食べそびれた人がもらえるカップラーメン“ご麺なさい”。以前、こちらで紹介しています。
※サービスは変更になる場合があります。

このカップラーメンの製造元は豊橋市に本社のある山本製粉株式会。そのため、豊橋の夜鳴きそばには、山本製粉株式会社から仕入れた特別な生麺を使用しているんです。ドーミーイン通としては、食べ逃せませんよ！

その他の無料サービスもお忘れなく！コーヒー以外のフリードリンクも21時まで提供されています。2階には漫画コーナーあり！1回に5冊まで自分のお部屋に持って行って読むことができます。

愛知グルメが勢ぞろいの朝食バイキング

そして、お待ちかねの朝食バイキング。こちらのホテルの目玉は、なんといってもひつまぶし風。スタッフが茶碗によそってくれます。葱や三つ葉、海苔、山椒、ワサビと薬味もいろいろ。お出汁は自分で器に注いで持っていきます。熱々のお出汁で食べられるのがいいですね！

最初は普通にうな丼で味わい、次は薬味を足し

最後はお出汁でひつまぶしに。朝から鰻が食べられるなんて、最高の1日のはじまり。

でも、鰻以外も食べ逃せないんですよ。どて煮、炊きえび、そして豊橋といえばヤマサちくわ。

牛乳も豊橋ののんほい牛乳、渥美半島プレーンヨーグルトと、愛知の味がたくさん並んでいます。

「味めぐり小鉢横丁」のお惣菜も食べ逃しなく！筆者はひじきとわいの和え物、ほうれん草とあおさのお浸しをいただきました。

愛知はおいしいものたくさんで、いつも胃袋がひとつしかないことを残念に思うのですが、朝食でいろんな愛知をグルメを少しずつ食べられたので満足です。

名古屋もいいけど豊橋もね！

筆者は実際に手筒花火を見たことがあります。目の前で火花が吹き上げる迫力と美しさに、ただただ茫然と魅入ってしまいました。いつかまた本物を見たいものです。

夕ご飯は、以前も紹介したヤマサちくわの居酒屋でんでんがおすすめ！

市電貸切でおでんを食べながらビールが飲める「おでんしゃ」も憧れています。チケット争奪戦に買ったことがない。

愛知といえば名古屋が有名ですが、豊橋も観光スポットが多く楽しい街ですよ。