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デザートはワゴンサービスで提供!おいしいものをちょっとずつが叶う3,200円のホテルランチ

satochin旅行・グルメ・おでかけライター

ホテルのランチって高いと諦めていませんか?しかも観光地ならなおさら。今回紹介するのは人気観光地浅草にあるホテルのランチ。お値段はなんと3,200円!しかも、おいしいものを少しずついろいろ食べたい我儘な女性のリクエストに応えてくれるランチです。

東武浅草駅目の前の浅草東武ホテル

浅草東武ホテル外観
浅草東武ホテル外観

2020年10月、東京を代表する人気観光地浅草にオープンした「浅草東武ホテル」。東武スカイツリーライン浅草駅を出て、目の前の道路を渡るともうホテルに到着。歩いて30秒というアクセスの良いホテルです。

今回紹介するのは、そんな浅草東武ホテルの3階にある「SEASON ́S RESTAURANT壱之壱(いちのいち)」です。

ランチの営業は11時半から。筆者は11時過ぎに向かいましたが、既に入口前ではお客さんが開店を待っていました。

メインが選べるプリフィクスコース

ランチメニューは洋食・和食メニューから好きなメインディッシュを一品選べるプリフィクスコース。前菜、スープか茶碗蒸し、選べるメインディッシュ、デザートがセットになっています。しかもお値段は税金・サービス料込みで3,200円!ホテルランチとしては破格のお値段です。

出かけたのは2月。初春のメニューでした。

洋食のメインディッシュは、牛フィレ肉のグリル カフェドパリバター(+800円)、豚ヒレ肉のロティ オルロフ風サワラのポワレ 春菊とクラムのピュレの3種類。和食のメインディッシュは、美味覚遊膳鰤の西京焼きの2種類。合計5種類からひとつ選ぶことができます。

洋食の人気は牛フィレ肉のグリル カフェドパリバター、和食の人気は美味覚遊膳とのことです。

ランチ実食

根菜の旨煮に鰤煮の餡をかけた鰤の西京焼きも心惹かれましたが、おいしいものを少しずついろいろ食べたい欲張りな筆者は美味覚遊膳を選びました。

最初に前菜が運ばれてきました。ヒラメのマリネ 柚子の香り 冬の彩野菜と共に。きれいな盛り付けにテンションがあがります。

ヒラメは1年を通しておいしい魚ですが、12月から2月のヒラメは寒ヒラメと呼ばれていて肉厚!しかも、寒さに耐えられるよう脂がのっているので、たんぱくな白身の代表のようなヒラメがプリプリとおいしくなっています。

ソースは柚子ドレッシング。お皿手前は刻んだ玉ねぎなどを赤ワインビネガーで和えています。ワインが欲しくなるひと皿。別料金でドリンクもオーダーでき、隣のテーブルのご夫婦はスパークリングワインと一緒にいただいていました。

次に運ばれてきたのは茶碗蒸し。洋食はスープですが和食は茶碗蒸しになります。

中には海老と銀杏と蒲鉾。上には三つ葉。

丁寧にとられたお出汁で作った茶碗蒸しは、とぅるんとした食感も美味。

そして、メインディッシュが運ばれてきました。

浅草らしい、和を感じさせる盛り付け。

写真左上から天ぷら、合鴨味噌ロースと穴子八幡巻、海老の生姜煮と菜の花、大学芋、ヒラスの塩焼きと玉子焼き、いくらおろし、お漬物、サーモンのお刺身です。

ご飯は新潟米、お味噌汁はなめこと油揚げ、水菜、葱でした。

天ぷらは手前が山芋の短冊揚げ、奥は蓮根のはさみ揚げです。天つゆをつけずにいただくので、衣はカリッと軽いまま。ホクホクとした山芋の食感がたまりません。

合鴨味噌ロースと穴子八幡巻はご飯泥棒。濃いめの味付けが白米との相性ばっちりです。

海老の生姜煮はほろ苦い菜の花と一緒に。梅の形をしたお麩とともに春がぎゅっと詰まった小鉢です。

サーモンのお刺身も食べやすく蓼を包んで供されました。

おいしいものを少しずつ、女性が一番喜ぶメニューですよね。

最後はお待ちかねのワゴンサービスで提供されるデザートです。一つひとつ丁寧に説明してくださいます。

この日はブリコーレ、洋なしのタルト、チーズケーキ、ミルクプリン、シュークリーム、オペラ、アイスの7種類。

3種類選ぶのは至難のわざ。悩んで悩んで選んだのがこちら。

カスタード大好きなので、シュークリーム、プリン、オペラにしました。これが大当たり!

卵の味がしっかりする濃厚なカスタードクリームがぎっしりつまったシュークリームに大満足!

ドリンクはコーヒー、紅茶、ハーブティ、ソフトドリンクから選べます。

オレンジペコにしたら、温かいミルクが添えられていたのに感動!ミルクたっぷりのミルクティーに心はほっこり。

これで3,200円は絶対お得!ちょっと頑張れば手が届くお値段。自分へのご褒美にもピッタリです。

女性が喜ぶホテルランチ

開店前からお客様が待っていたホテルランチは、気が付けば満席となっていました。女性グループも多かったですが、ちょっと年配のご夫婦、あとは三世代で利用している人も。

ホワイトデーのお返しや、卒業・入学式で地方からお祝いで上京してきた祖父母や両親との会食など、ちょっとしたお礼やお祝いにも利用しやすいレストランです。

早くから席が埋まっていたので、予約してから出かけることをお勧めします。

SEASON´S RESTAURANT 壱之壱
住所:東京都台東区浅草1-1-15 浅草東武ホテル3F
電話番号:03-3843-0111
営業時間:Lunch 11:30~14:30(L.O.13:30)
アクセス:東武浅草駅から徒歩1分
公式ホームページ SEASON´S RESTAURANT 壱之壱(外部リンク)

取材・撮影協力  東武浅草ホテル
撮影場所  SEASON´S RESTAURANT 壱之壱
SEASON´S RESTAURANT 壱之壱様からのご招待で、ランチを試食させていただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

旅行・グルメ・おでかけライター

おいしいものが大好きで、ご当地グルメをもとめて日本全国47都道府県を制覇。食べログの地図を塗りつぶした旅行ライター。海鮮丼マニアとしてテレビ出演経験あり。 旅先の飲食店以外にもローカルスーパーや道の駅、SA・PAで見つけたご当地グルメを中心に、温泉やホテルも紹介しています。普段のサービスや味を知りたいため、事前許可を取らず、気に入ったら後から掲載許可をもらい、紹介している記事が多いです。許可をもらえるまでしつこいです(笑)。 リアルな旅の記録はXで発信中。 温泉ソムリエマスター/サウナ・スパ健康アドバイザー/銭湯検定4級/チェコ親善アンバサダー

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