旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。相模湾に面した神奈川県小田原市。ここに来たら食べたいのはやはり新鮮な海鮮ですよね。おいしいお店がたくさんある中で、今回紹介するのは地元の人に人気の海鮮料理のお店。鮮度抜群の海鮮丼がリーズナブルに食べられます。

魚屋さんが経営している「魚料理うおとら」

桜の名所として有名な小田原城。今ちょうど桜が満開です。

小田原城のお堀は花筏も見事なので、あと１～2週間は桜が楽しめそうです。

そんな小田原に出かけたら、ランチはやはり新鮮な海鮮！相模湾に面し、小田原漁港、早川魚港から新鮮な魚が水揚げされる小田原は、魚のおいしさに定評があります。市内には海鮮が食べられるお店が多くあり、どこもおいしいのですが、地元の人も多く利用するのが鮮魚店「魚虎」さんが経営している「魚料理うおとら」。

小田原駅からは車で6分ほど。駐車場はお店の隣に10台分あります。電車の場合は小田原駅から箱根登山鉄道で隣の箱根板橋駅下車徒歩8分。

鮮魚店の隣が飲食店になっています。

人気のお店なのでランチタイムは混雑していることが多く、待っている人がいる時は鮮魚店の前に順番待ちの紙が出ているので、そこに名前を書いて待ちます。土曜日の13時前に出かけた筆者達は、15分ほど待ちました。店内での待ち合わせは不可。全員揃ってから中に案内されます。

海鮮丼はランチがお得

店内はカウンターと奥に座敷があります。

一品料理も多くありますが、ランチタイムは丼と刺身定食が中心。刺身定食はランチだけのメニューです。

海鮮丼は夜よりもランチの方がお得な値段となっています。一品料理を頼んで380円のご飯セット（ご飯・お味噌汁・漬物）をつけることもできますが、焼魚や煮魚は注文を受けてから調理するので時間がかかりますと店内に貼り紙がありました。

出かけたのが土曜日だったので食べられませんでしたが、平日は数量限定のアジフライ定食やお得な定食セットもあるようです。

いざ実食！

一番人気の海鮮丼。ランチタイムは1,700円、夜は1,950円となります。お味噌汁とお漬物つき。
※価格は税込です。

マグロ、ハマチ、海老、鰺、イカ、帆立、イクラ、雲丹、カニまで乗っています。これで1,700円は観光地とは思えない安さですよね。

もちろん、鮮魚店ですからどれも新鮮！特に鰺がプリップリ！

常連さんには1,300円のあじ丼が人気のようです。

海鮮丼もおいしいですが、今回筆者が頼んだのは1,800円の生本まぐろ まかない丼。メニューの写真を見てハートを撃ち抜かれました。はたしてメニュー通りの丼が出てくるのかどうか、ドキドキして待つこと約15分。お父さんがひとりで調理しているので、少し時間がかかります。　

写真そのまんまの丼が着丼。

う、美しい！赤身と中トロが丼の上で花のように咲いています。これで1,800円。激安じゃないですか！

もちろん、味も期待を裏切らないおいしさ。中トロは口の中で蕩け、とろりと脂のあまさが広がります。

ご飯は白米。炊き加減もかた過ぎずやわらか過ぎずもろ好み。

味噌汁は＋350円で蟹汁に変更可能。これは蟹汁が絶対オススメ！器から蟹がはみ出しています。350円でこの蟹汁が飲めるなら、頼まない方が損でしょう。

大満足のランチとなりました。

冷蔵庫にはおいしそうなお酒も多く用意されていて、夜も楽しめそうです。

帰りは隣の鮮魚店でお魚を買って帰るのも良さそう。お刺身盛合せは前日までの予約が必要です。