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【名古屋市中区】豆腐脳や油条など、本場中国の朝ごはんや家庭料理を味わえる『柏味食堂』に行ってきました

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

地下鉄東山線「新栄町」駅から歩いて10分・東新町交差点から5〜6分のところにある『柏味食堂』に行ってきました。

赤い中国ランタンと「営業中」の電飾が目印です。

『柏味食堂』は、中国人スタッフによる中国各地の家庭料理が味わえる名古屋に暮らす中国人御用達のお店です。
オープン時間は、なんと朝6時!ということで、この日は朝ごはんをいただくことに。

まずはメニューをチェック。
「早餐(ザオツァン)」とは中国語で、朝ごはんの意味

雑炊や豆乳、肉まんなど朝ごはん向けのメニューがずらり。ちなみに、注文時間に限りはなく、一日中オーダーOKとのことでした。

前菜に一品料理。干豆腐や野菜、牛・豚・羊・鶏。バリエーション豊かな食材は、まさに中国料理です。あれもこれもと頼みたくなりますが、胃袋の容量がどうにも足りません。

麺類に各種水餃子、鍋料理もあります。ちなみに餃子や肉まん、パイなど手がかかりそうな一品も全て店内で手作りしているのだそう!

気になる料理の中から今回頼んだのはこちら↓

野菜&肉あんがたっぷり詰まった「野菜饅」170円。もちろん、ほかほかの状態で出てきます。「油条(揚げパン)」140円は、ほんのり塩味で軽い食感。揚げていますが、油っぽさは感じません。
奥にあるのが「成鴨蛋(アヒルの卵の塩漬け)」100円。かなりしっかりとした塩味なので、そのままよりも雑炊やおかゆと一緒に食べると良さそう。
(※価格はいずれも税別)

そして「ちょうど売り切れて、少し時間がかかります〜」と言われながらも注文したのが「豆腐脳(ドウフナオ)」300円
豆腐?脳!?一体どんな料理なんだろう…と待つこと15分。

小ぶりのお碗に、豆腐の上に茶色のあんがたっぷり。パクチーと白ネギがトッピングされています。

色はかなり濃い目ですが、見た目ほど醤油辛くありません。少しとろみについた醤油味のスープといった感じ。中の豆腐はほわほわ、朝ごはんにぴったりのやさしい味で、するするとお腹に入っていきます。

湯条を浸しても美味しい!和食の「豆腐のあんかけ」とは違う、初めて食べる味。シンプルだけど、飽きずにいくらでも食べられそうな味でした。

ちなみに、店内は4〜6人がけのテーブルが8つ。

お昼を少し回った頃にうかがったところ、満席。小さなお子さんを連れたファミリーをはじめ、2人連れやお一人様も多く、誰でも気軽に立ち寄れる雰囲気です。ちょうど中国のお客様ばかりのタイミングだったようで、聞こえてくるのは全て中国語。まるで、現地の食堂に紛れ込んだかのようでした。

とはいえ、スタッフの方は皆さん日本語がお上手&とってもフレンドリー
「お口に合いますか?」「お水おかわりする?」など、笑顔で話しかけてくれます。もちろん、メニューは日本語。困ることは一切ありません。

名古屋にいながら、まるで中国の食堂にいるかのような気分になれる『柏味食堂』。中国の朝ごはんを堪能しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

店舗詳細

店名   『柏味食堂』
住所   愛知県名古屋市中区新栄1-12-5 New Chateau 静
電話番号 052-717-3067
営業時間 6:00~17:00

定休日  火曜日

ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに料理教室&ワークショップも開催しています。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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