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【名古屋市千種区】日本茶専門カフェ『YATAGARASU』でいただく、香り豊かな濃厚「抹茶テリーヌ」

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

地下鉄桜通線「吹上」駅から歩いて8分ほどの場所にある、日本茶専門カフェ『YATAGARASU(ヤタガラス)』に行ってきました。

モノトーンのシックな立て看板と、ガラスの扉が目印です。

こちらのお店では、丁寧に作られた京都産の日本茶をお茶農家から直接仕入れ
豊かな味わいの本格的な煎茶や抹茶、日本茶を使ったアレンジティやスイーツをカジュアルに楽しめます。

こちらはスイーツ(テリーヌ・アイスクリーム各種)のメニュー表。しっかりとした深みのある色合いから、たっぷりの茶葉が使われているのがわかりますね。

こちらはドリンクのメニュー(1ドリンク制)。使っている茶葉の種類や特徴などが書かれており、日本茶にあまり詳しくない人も、好みの一杯を選ぶことができそうです。

今回選んだお茶は、日本茶本来の青さが残る味わいが特徴の「めいりょく」税込750円。茶葉の入った急須・お湯を入れるうつわ・湯呑み・砂時計がセットで登場。

はじめの一煎は、低温でじっくりと茶葉の旨みをじっくり味わい、二煎・三煎と徐々に温度を上げていきます。杯を重ねるうちに変化していくお茶の味わいを楽しめるのが、何とも贅沢ですね。

合わせたスイーツは「抹茶のテリーヌ」税込850円。銀彩のうつわに抹茶の緑がよく映えます。うつわも店主自らセレクトした、瀬戸や多治見などの作家ものを使っているのだそう。

小麦粉不使用、製菓用ではなく薄茶用のグレードの高い抹茶をたっぷりと使ったテリーヌは、重厚感ある味わい。しっかりとした抹茶の味わいでありながら、苦みや渋みはなく、お茶本来のやわらかな風味も楽しめる一皿でした。

み終わった茶葉は、だし醤油&わさびでいただきます。お湯でしっかりと開いた茶葉はやわらかく、口に入れるとほのかな苦みと旨みが広がります。飲んだあとの茶葉をいただけるのは茶葉が上質だからであり、まさに日本茶専門店ならではですね。

店舗設計の仕事も行う店主自らが手がけた店内は、白を基調としたシンプル&スタイリッシュな空間で、2人席のほか4人席も。

ちなみに、2024年4月23日にリニューアルオープンする中日ビルへの出店が決まっており、こちら吹上の店舗は3月末で一旦お休みに入るとのこと。
こちらの店舗同様、中日ビル店も店舗設計は全て店主自ら手がけているそうで、どんな雰囲気のお店なのか、今からオープンが楽しみです。

現店舗での営業日・営業時間などはSNSで告知(Instagram)されているので、確認してからの来店がおすすめです。
日本茶のおいしさにあらためて気づかせてくれる、日本茶専門カフェ『YATAGARASU(ヤタガラス)』。じっくりとお茶の味わいを楽しみたい人はぜひ足を運んでみてください。

店舗詳細

店名  日本茶専門カフェYATAGARASU(ヤタガラス)
住所   愛知県名古屋市千種区今池3-39-11
電話   052-753-8176
定休日・営業時間 不定休(営業日・営業時間はSNSでご確認ください)
公式サイト(外部リンク)(Instagram

ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに料理教室&ワークショップも開催しています。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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