【鎌倉市】由比ヶ浜で味わう夏の涼味。かき氷も美味しい、街のたい焼き屋さん
こんにちは!海が大好きな地域情報ライター、satomiです。
由比ヶ浜に、かき氷、やきそば、ピロシキ、天然酵母パンなど、メニューの種類が豊富なたい焼き屋さんがあるのをご存知ですか?
今回は、かき氷も絶品、たい焼きも絶品、地元でも評判の高い「たい焼き なみへい」を紹介します。
駄菓子屋さんを思わせる店構え
江ノ電由比ヶ浜駅から徒歩3分。改札を出て線路を渡り、由比ヶ浜大通りに向かって直進します。
「文学館入口」の交差点の目の前です。
老若男女を問わず、誰もが気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気です。
店頭にあるのは年代物のかき氷機でしょうか、レトロな置物にも目が留まり、吸い寄せられるように訪店しました。
店内の飲食も、昔懐かしい雰囲気に浸りながらいただけます。ホッとできる落ち着く空間です。
カウンターや奥の座敷のちゃぶ台は、使い込まれた木の風合いに温かみを感じ、椅子に腰を掛ければ、まるでタイムスリップしたかのような感覚に。
どこを見ても、レトロを感じる店内です。
一年中楽しめるかき氷
かき氷のメニューの多さには、目移りしてしまうほど。
定番のかき氷から、あんこ玉(抹茶・黒ごま・潰しあん)がトッピングされた「大仏さま氷」(¥1,050)、チョコがかかった「チョコくまくん氷」(¥1,000)などの進化系まで、豊富なラインナップです。
かき氷は一年中販売しているので、夏以外でも好きな時に食べられるのが嬉しいですね。
自家製練乳シロップのかき氷です。テーブルに置かれた姿も可愛い!
練乳シロップがたっぷりかかっているのに甘すぎず、オレンジピールがトッピングされて爽やかな酸味と甘みのバランスが絶妙です。
氷と一緒に口に運べば、ほのかな甘みを残してスーッと溶けていきます。
フルーツも良いアクセントになっており、薄く削られた氷はまるで雪のようにふわふわ。
手が止まらず、最後のひと口まで美味しくいただきました。
焼きたてアツアツのたい焼き
たい焼きには焼き方の違いによって「養殖もの」と「天然もの」があります。
現在は機械で一度にまとめて焼く養殖ものが主流ですが、「なみへい」のたい焼きは天然もの。
100年前から変わらぬ製法で鉄の鋳型を使い、注文を受けてから1匹ずつ丁寧に焼き上げる昔ながらのスタイルです。
紙袋に包まれた焼きたてアツアツのたい焼きを手渡された瞬間、嬉しさと懐かしさがこみ上げました。
外はカリッと、中はもっちり、尻尾まで餡がしっかり入っています。
小麦の香ばしさを存分に味わえる、まさに昔食べた、たい焼きの味です。
お腹も心も満たされます
やきそば、ピロシキ、無添加の天然酵母パンなど、お腹を満たしてくれる手作りメニューが揃うのも魅力のひとつ。
お昼時には店内は満席になることもあり、外には焼きたてのたい焼きを買い求める人の行列ができていました。
「由比ガ浜の波が平和に長く続きますように」に由来する店名の「なみへい」。
これからもずっと、素敵で平和でありますように。
心もアツアツにしてくれるお店です。ぜひ足を運んでみてください。
■店舗情報
たい焼き なみへい
住所 神奈川県鎌倉市長谷1-8-10
営業時間 10:00~18:00
定休日 月曜日
電話 0467-24-7900