ひと息つきたいとき、会話を楽しむとき、気分転換に、普段何気なく飲むお茶。買って手軽に飲むこともできますが、その味をよく吟味したことはありますか？

実は、日本で流通している茶葉のほとんどは何種類かの茶葉を混ぜ合わせた“ブレンド茶”なのだそうです。
全国各地から厳選した”シングルオリジン”のお茶を知ることで、自分好みの一杯に出会えるかもしれません。
今回は 日本茶の新たな楽しみ方を提供してくれる「CHABAKKA TEA PARKS」をご紹介します。

「CHABAKKA TEA PARKS」とは

鎌倉駅西口より徒歩約1分、御成通り商店街をひとつ入った場所にあります。

誰もが自由に気軽に楽しめる新たなスタイルの日本茶文化を発信する、TEA STAND & STORE型の日本茶のセレクトショップです。

茶葉をはじめ、食べられる茶葉を使用したお茶漬けや、茶器やアパレルなどのオリジナル商品も販売しています。

こだわりは、オーナーが全国各地から選び抜いたというシングルオリジンの茶葉。産地だけではなく農園にまでこだわり、全て手作業で一杯一杯その場で淹れてくれます。

シングルオリジンとは、ひとつの農園が作るひとつの品種。その農園の品種だからこそ出せる味や個性を楽しめるのが特徴です。

日本茶ビュッフェで味わい尽くす！

60分制限でAll メニューと選べるスイーツが付く「日本茶ビュッフェ」。
スタンダードメニューから好きな日本茶を選べるので、茶葉を購入する前にテイスティングを兼ねて利用する方も多いのだとか。
通常ドラフトティーは一杯のみですが、お店のご厚意で、深蒸し煎茶「あさつゆ」と紅ほうじ茶「ごこう」の二杯をいただきました。

日本初のドラフトティーを体験！

新たなスタイルで楽しむ「日本茶エンターテインメント」というコンセプトどおり、淹れ方が新しい！ビールサーバーで淹れるお茶です。
しかもそれを体験できると聞き、挑戦してみました。淹れ方は難しくなく、コツも要らないそうです。
初めてのことですので緊張しながらレバーを下げていると、スタッフの方から「なみなみ注いでOKです！」と良いプレッシャーがかかります。
そして出てくるのは、きめ細かな泡と共に注がれる…ほうじ茶です！
とにかく泡がすごい。お茶なのになぜ泡がでるのだろう、と不思議に思いましたが、この泡の正体は窒素なのだそう。

美しい琥珀色、見た目はビールそのものですが、正真正銘のほうじ茶です。このクリーミーな泡と気泡、自分が淹れた一杯に感動しました。
普段私はコーヒーを愛飲しておりますが、スタッフの方に伝えたところ、コーヒー派におすすめの「ごこう」をご用意いただきました。
ほんのりカカオが香る、紅茶のような味わい。紅茶を焙じた茶葉だそうで、コクがあるのにスッキリしていて飲みやすく、紅茶の香りとほうじ茶の香ばしさ両方を楽しめる一杯です。

雑味や渋味がなくてクリアな喉越し、優しい甘みを感じます。口当たりがとろりとして飲みやすく、汗をかいた後、お風呂あがりに飲みたい一杯です。
サーバーから淹れたてを味見するつもりがグイッと飲んでしまいましたが、クリーミーな泡と一緒にいただき、じっくりと余韻を楽しみました。

季節限定のメニューもビュッフェメニューに含まれるとは嬉しい誤算でした。
国産の桜パウダーと桜葉をほうじ茶にブレンドした、桜が香るラテ。春らしい彩りを感じる、ほんのり甘みがあってミルキーなほうじ茶です。

鎌倉のカフェレストランRegalez Vous(レガレヴ)と共同で開発したカヌレは、お茶の旨みを最大限に引き出す名脇役です。外はカリカリ、中はモチモチの食感、香ばしくて濃厚な味わいが楽しめます。

持ち込み自由！サブスクを利用してもっとお得に

持ち込みが自由なので、休憩や待ち合わせ、ランチに留まらず、ちょっとした時間を満喫するのにもピッタリですね。
お天気の良い日はテラス席がダントツおすすめ。外の風を浴びながらここで飲む一杯は格別です。

近隣でお勤めの方が、定額飲み放題サービスを利用されていると伺い納得です。
昼食を持ち込んでその日の気分に合った日本茶が選べるなんて！毎日のランチタイムが楽しみになりそうですね。
ウォーキングの途中や通勤途中など、毎日利用すれば節約にもなります。

日本茶の概念にとらわれず、おしゃれに味わう。通えば通うほど新しい発見がありそうですね。
新しい飲み方で自分好みの一杯を探してみてはいかがでしょうか。

＊掲載時の内容です。メニューや価格、営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。