こんにちは！地域情報発信ライターの佐藤らなこです。

まずはじめに、このたびの能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

そして今日で阪神・淡路大震災の発生から29年となります。いつどこで起きるかわからない自然災害。皆様は、防災グッズの準備や食料品や飲料水の備蓄はしていますか。

わが家は防災リュックが１個と...自宅には備蓄というかレトルト食品は常備しているけれども、十分ではないです。それに水。断水はあんまり考えたことなかったな。

備えをしっかりしておくことの大切さを改めて感じ、ひとまずホームセンターをウロウロ。そしてハッと思い出しました。由利本荘市の「菊長商店」に、災害時の非常食に最適な長期保存食のコーナーがあることを！

というわけで早速行ってまいりました。

老舗の金物屋「菊長商店」

これまで「菊長商店」には何回も行っていて、何度も記事に取り上げておりますが、長期保存食のコーナーはほぼスルーしてました（すみません...）

「菊長商店」の場所のおさらいをいたします。由利本荘市役所第二庁舎の隣です。

長期保存食コーナー

駐車場のある西側、もしくは南側の入口から中に入ると、ハワイ雑貨の販売コーナーがあります。そのコーナーの棚のひとつに長期保存食が陳列されています。

主な取扱い商品は「IZAMESHI」

「菊長商店」では、主に「IZAMESHI」（外部リンク）という商品を販売しています。

問屋さんから「おいしい非常食をおきませんか」との提案されたのがきっかけとのことですが、「食べない備蓄食から、おいしく食べる長期保存食へ」というコンセプトに共感し、取り扱うことにしたそうです。

ひとつひとつの値段はお高め（例えば...おでん１人前330g：税込486円）ですが、賞味期限が製日から３年や５年と長期であることを考えると、相応の金額なのかなと思います。

ごはんもの、うどん、お餅、マフィン、けんちん汁や豚汁などの汁物の他、肉や魚を使ったおかず類など種類も豊富です。

どれもおいしそうで、備蓄食を見にきたことを忘れてしまいそうになります。

災害に備えるための保存食ですが、旅行に持っていったり、アウトドアや日常生活の食事の一品にしたりするのもいいそうです。

菊長商店での売れ筋ベスト３

「菊長商店」での長期保存食・売れ筋ベスト３を教えていただきました。店頭でもPOPで案内されているので、購入する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

それでは...
第１位「厚焼きたべっ子どうぶつ」

こちらは多くの方がご存じなお菓子ではないでしょうか。幅広い世代の方に人気とのこと。賞味期限は製造日より５年です。

第２位「煮込みハンバーグ」

とにかくおいしいとおすすめされたのがこちら。災害時に食べるものもおいしい方がいいですもんね。というわけで、今回はこちらを購入して食べてみました。賞味期限は製造日より３年です。

封を切ってすぐに食べられるそうですが、今回は水とガスは大丈夫という設定で、お湯で温めていただきました。

（※2011年東日本大震災の時、私は秋田市にいたのですが、電気のみ数日止まりました）

しめじとマッシュルームが入って、ソースも本格的。実はちょっと温めが足りなかったんですが、それでもとってもおいしかったです。非常食としてはもちろんのこと、普段、時間がない時の食事の一品として常備しておくという感覚でもいいのかもしれません。

第３位「はたらくひとの天然水」

わが家では飲料水の備蓄は不十分で不安に思っていたこともあり、こちらは７年と長期保存が可能なところが個人的にすごく魅力的です。値段もそう高くはないかな。

「菊長商店」の社長夫人によると、これらの商品はプレゼントとしても喜ばれているそうです。また、非常食選びも楽しみたい＆人とはちょっと違うものを持っていたいという方におすすめかなと思いました。

ご家庭での食料の備蓄を見直されている方、ちょうど備蓄品の入れ替え時期が来ている方、「菊長商店」の長期保存食のコーナーをのぞいてみてはいかがでしょうか。