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【秋田県由利本荘市】道の駅にしめで大人気!郷土菓子「なんばこ」は昔ながらのほんのり甘~い素朴な味

佐藤らなこ地域情報発信ライター(由利本荘市・にかほ市)

こんにちは!地域情報発信ライターの佐藤らなこです。

ドライブがてら道の駅によく立ち寄ります。その土地にしかないものや旬のものを探すのが大好きなもので。

というわけで、今回はふらっと「道の駅にしめ」に行ってきました。個人的によく行くスポットなのですが、物産館での菓子部門売上NO.1商品である「なんばこ」を買ってきましたので、ご紹介します。

「道の駅にしめ」物産館にて

人気NO.1商品
人気NO.1商品


特に何の目的もなく、この日はふらっと「道の駅にしめ」に立ち寄りました。「何かないかな~」という感覚です(笑)

と、物産館のお土産コーナーの大きなPOPに目を引かれました。あー、なんばこ!

由利本荘市民の皆様(特に西目地域)にとっては馴染み深い「なんばこ」ですが、「ん?何それ?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は由利本荘市に引っ越してきて、初めてその存在を知りました。

なんばこ1袋(280円)
なんばこ1袋(280円)

「道の駅にしめ」のスタッフさんのお話では、ものめずらしさから地域外の方がよく買っていかれるそう。

そして、一度食べてみておいしいと思ったら、私は「食べてみて」と親しい人に配りたくなるタイプなので、そんな時にもちょうどいいサイズと値段かなと思います。

「なんばこ」購入!

なんばこ1袋100g
なんばこ1袋100g


「なんばこ」1袋、購入してきました。

まずはその名前から。「道の駅にしめ」では「なんばこ」という名称で販売されていますが、「なんばんこ」ということもあります。

「なんばん(南蛮)」=唐辛子の形に似ていることから、そう呼ばれるようになったそうです。な~るほど。

原材料名など
原材料名など


そしてこれはいったい何なのかというと、米粉を練って揚げたお菓子。由利本荘市西目地域の各家庭で作られてきたものだそうです。

道の駅にしめのスタッフさんによると、ご家庭や作る方によって形や味が少しずつ異なるとのこと。

道の駅にしめの物産館では「佐々木三郎商店」が製造した「なんばこ」を販売していますが、同じ敷地内の直売所ではちがう方が作られたものが販売されているので、食べ比べをしてみるのもおもしろいかもしれません。

ころんとかわいいサイズ感
ころんとかわいいサイズ感

さて、袋からいくつか出してみました。ころんとかわいい「なんばこ」です。

久しぶりに食べたのですが、やっぱりおいしかったー。購入した日に食べ、今この記事を執筆するにあたり、味を確かめるべくまた食べています(笑)

香ばしいごまの風味が口の中に広がる~。噛めば噛むほどおいしさ感じるし、ちょっと固めのカリカリ食感がクセになります。

ほんのり甘い素朴な味は、昭和生まれの私はどこか懐かしさも覚えるのです。子どもの時に「なんばこ」を食べたことがあるわけでもないのに。なんだか不思議。

手がとまらなくなる
手がとまらなくなる

「なんばこ」はそこまで固いわけではないですが、歯がグラグラしていたり、歯茎を痛めたりしている方は念のためご注意ください。


本当おいしくて、食べ始めると手が止まらない!1個1個が小さいから、ぽいぽい口に入れちゃいます。1人で1袋全部食べても良さそうに思うんですけど、実は100g537kcalと高カロリー!それを知ってからは、少~しずつ食べるようにしてます(笑)

「なんばこ」が気になった方やこのような昔ながらの郷土菓子がお好きな方は、道の駅にしめの他、どこかで見かけた際にはぜひ一度ご賞味ください。

「なんばこ」の購入先&取材協力
【道の駅にしめ・物産館】
住所:秋田県由利本荘市西目町沼田字新道下1112番地2
電話番号:0184-33-4260
営業時間:9:00~18:00(※冬季は17:00閉店)
定休日:12月31日、1月1日
駐車場:あり
公式ホームページ(外部リンク)

地域情報発信ライター(由利本荘市・にかほ市)

生まれも育ちも秋田市。夫の転勤に伴い、2022年より由利本荘市在住。おいしそうなものや楽しそうな場所、おもしろそうなことにいつもアンテナを張っています。元旅行会社勤務の視点と住民目線との両方から由利本荘市とにかほ市の魅力を発掘し、ワクワク楽しくなる情報をお届けします。

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