千葉駅から歩いて行ける憩いのスポット、千葉公園。池でボートに乗ったり、木々の間を散策したり、四季折々の花を見たりとさまざまに楽しめる千葉公園の中でも、一番の魅力と言っても過言ではないのが古代ハスの一種、オオガハスです。梅雨の時期に見頃を迎えるオオガハスのシーズンがそろそろ終わりを迎えます。幻想的なオオガハスの花も見納め……梅雨明けが間近のこの三連休、まだ多少涼しい午前中にハスを眺めるのはいかがでしょうか。

千葉駅から歩いて10分

千葉駅の中央改札を出て左に曲がり、千葉公園口からオオガハスまではおおよそ徒歩で10分。公園に入って進んでいくと池が見えてきます。オオガハスが見られるのは斜め向かいに見える蓮華（れんげ）亭の周辺です。

花は4日間にわたって咲きます

初めは濃いピンク色をした花が、日にちがたつにつれて次第に花びらの色を薄くしていきます。1日目や2日目の濃いピンクの花も、4日目のほぼ白に近くなった花もそれぞれに趣があります。開花する時間帯は深夜から早朝にかけてなので、朝に見に行くのは本当におすすめなのです。

蓮華亭の中にはオオガハスについての展示があります。パネルや動画での解説があってとてもわかりやすいです。また、エアコンがしっかり効いているので、涼を取りたい時にもおすすめです。

蓮華亭から池とハスを一望する景色もとても良いのです！　ハスとともにモノレールも写真に収めることもできます。

7月中旬現在、主に花が咲いているのは蓮華亭から千葉公園駅方面のエリアです。この時期になるとハスの茎が大きく伸びています。

今年のチャンスは三連休までかも……！？

オオガハスは例年6月下旬に開花数のピークを迎え、その後は減少しながら7月下旬まで楽しむことができます。今なら比較的余裕を持って鑑賞できますし、近隣にカフェもあるのでハスを見たあとに一息つくのもおすすめです。ぜひこの三連休に足を運んでみてください。

千葉公園は現在一部整備中です

千葉都市モノレールの千葉公園駅から歩いた方がオオガハスの池には早く着けますが、千葉公園駅から池の方にアクセスするルートは整備が行われているため少々遠回りになります。