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【宇部市】空港に御堀堂ができたよ‐外郎愛をかたりたい

SAYAKAフリーライター(山口市・宇部市)

山口県民にとって、外郎(ういろう)はどんな存在でしょう?私にとっての外郎は、幼いころからなじみがあるものでした。親戚の集まりなど大人の会合では必ず用意されていたような気がします。しかも「生外郎(なまういろう)」となると、販売店舗も限られていました。日持ちがせず、なかなか手に入らないようなぜいたく品でした。(昭和の話です)

最近は、生外郎を作っているお店が増えて、比較的身近になりましたね。販売店も増えてきています。お店ごとに味のバリエーションが違って、和風から洋風までいろいろあります。

しかし、山口外郎の元祖といえば「御堀堂(みほりどう)」さんですよね。県内に直営店はいくつかありますが、宇部市には今までなかったんです。(取扱店はありました)

それがこの12月、満を持して宇部市に直営店が登場しました!宇部の玄関口、宇部空港内です。さっそく生外郎を求めに行きました。

宇部空港の2階へのエレベーターを上がると目の前にあり、迷うことはありません。

4mの間口に2.7mの看板は堂々とした佇まい
4mの間口に2.7mの看板は堂々とした佇まい

御堀堂の外郎といえば、白外郎、黒外郎、抹茶外郎の3種です。この日、生外郎がたくさんありました!

生外郎は1個から購入できます。1個130円。
生外郎は1個から購入できます。1個130円。

その日作られた生外郎が宇部空港の店頭に到着するのは、午前11時より。出来立てをいただきたいならば、その時間を目指してください。生外郎は、製造から3日間以内にお召し上がりくださいとのことです。

山口外郎の特徴といえば、主原料が「わらび粉」というところです。それで、わらび餅のように「プルプルモチモチ」な食感なんですよね。上品な甘みと喉越しの良さで、いくつでも食べられそうです。

山口外郎は全国的にも有名なので、他県の方へのお土産としてもかなり喜ばれます。その場合は日持ちする真空パックのご用意もあります。

3日前の予約で、大きいサイズの外郎を受け取ることも可能。
3日前の予約で、大きいサイズの外郎を受け取ることも可能。

生外郎を見るとついつい自分用にも買ってしまいます。そして、すぐに食べたくなる。

包み紙は、トラ紙と呼ぶらしい
包み紙は、トラ紙と呼ぶらしい

私の生外郎の食べ方を紹介します。上の画像のように、真ん中から包みを裂いていきます。指で簡単に切ることができます。

これが白外郎。後ろに待機しているのが、左から黒外郎と抹茶外郎。
これが白外郎。後ろに待機しているのが、左から黒外郎と抹茶外郎。

ほら。これならばすぐに食べやすいですよ!

空港店ならでは、生外郎を購入してそのまま機内持ち込みすることもできます。機内サービスのドリンクとともにいただけば、フライトの楽しみが増えますね。その際にもこのように食べてみてください。手がべたつくことなく、スマートに食べられます(あくまで私個人のおすすめの方法です)

さて、こちら御堀堂宇部空港店で、外郎にちなんだ素敵なアイテムを見つけました。

そえぶみ箋 税込み385円
そえぶみ箋 税込み385円

このような「そえぶみ箋」はよく見かけますが、なんと「御堀堂の外郎」版ですよ!超レア!!カワイイ!!!

たまらずこちらも買い求め、このような手紙を書いてしまいました。。私の外郎愛がみなさまに伝わりましたら幸せます。

お土産の外郎に一筆添えるのも良いですね。
お土産の外郎に一筆添えるのも良いですね。

御堀堂 宇部空港店

宇部空港国内線ターミナルビル2F 

営業時間 8:30~18:30(年中無休)

御堀堂のホームページはこちら

フリーライター(山口市・宇部市)

日常のほんのちょっとした愉しみを探していきます。趣味はヨガとピアノと書道。アロマ&クレイセラピスト、美容食学研究家。

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