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【宇部市】絶景を眺めながら、お茶侍が淹れる日本茶を味わうカフェ。

SAYAKAフリーライター(山口市・宇部市)

5月と言えば、新茶の季節です。紅茶やコーヒーの専門店はありますが、日本茶を専門にしているところは全国的にも多くないですよね。そんな日本茶のカフェが宇部市にあると聞き、新茶の季節にあわせて訪れてみました。ここは東岐波の海辺です。

「海辺のカフェ」のイメージで訪れたら、なんとも広大な日本庭園にびっくり。

看板ヤギさんがお出迎えしてくれました。

春の陽気にまどろむチョコさん
春の陽気にまどろむチョコさん

ずいぶん歴史があると思われる立派な日本庭園です。

そのお庭を入っていくと、突然現れる木の階段。

階段を登って、2階がカフェになっています。

味わいある木の看板「茶宗天地(ちゃそうあめつち)」。2階からは海が一望できます。

店内に入ると、なんだか懐かしい雰囲気です。奥は畳に座るカウンター席になっています。手前はお茶箱のテーブル席があります。

お茶侍の店主と奥様。

天井を見上げたら、この雰囲気。

店内にある「茶宗天地」と書かれた看板も、素敵。

今年の八十八夜は5月2日でした。このころに茶摘みが行われ、新茶ができあがります。この日は、鹿児島、熊本、そして山口小野の新茶も入荷していました。天地オリジナルブレンドもあります。

ホワイトボードには「神メニュー」?!宇部市護国神社の創生水を使用しているそう。

日本茶メニュー表はこちら。

お菓子のメニューはこちら。

今日は、楽しみにしていた新茶をいただきます。左が「鹿児島知覧茶」、右が「山口小野茶」の新茶です。色だけ見てもこんなに違いますし、香りや味も違いました。飲み比べしてみるのも面白いですよ。(各500円)

「鹿児島知覧茶」と「山口小野茶」
「鹿児島知覧茶」と「山口小野茶」

一煎目はお茶侍が淹れてくださり、そのあとは卓上のヤカンから各々のタイミングで二煎、三煎と楽しみます。

日替わりのお菓子をいただきました。こちらは「本くず杏仁苺ソースかけ」(350円)です。

こちらは「苺水羊かん」(270円)です。美味しいお茶と美味しいお菓子で幸せな気分になりました。

外にはテラス席もあります。海風を感じながら、ゆったりとお茶をいただく時間って良いですね。屋上にのぼって、水平線を見渡すこともできますよ。

ふと、レジ横に双眼鏡を見つけました。天気が良い日は、遠く九州の山々が見えるそうです。お客様から景色を眺めたいという要望があり、双眼鏡を置いているそう。

「自分を大切にする時間、自分を喜ばせる時間。五感を開放して一服のお茶を心行くまでゆっくりと味わう。時をとめ、感覚だけを頼りに自分を解放する。」(茶宗天地ホームページより引用)茶宗天地はまさにそんな場所でした。

茶宗天地(ちゃそうあめつち)
山口県宇部市大字東岐波251−1
TEL:090-7970-8895
営業時間:13:30~17:30
定休日:火曜日 
臨時休業は、お知らせページに記載のショップカレンダーでご確認ください
駐車場:10台

フリーライター(山口市・宇部市)

日常のほんのちょっとした愉しみを探していきます。趣味はヨガとピアノと書道。アロマ&クレイセラピスト、美容食学研究家。

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