Yahoo!ニュース

【北九州市】「ゼンリンミュージアム」で企画展「クルマの地図大集合!!〜68年の軌跡〜」が開催中です。

山茶花地域ニュースサイト号外NETライター(北九州市)

明日2023年8月11日は「山の日」です。明日からお盆休みが始まるという方もいらっしゃることと思います。比較的新しい祝日である「山の日」の由来が知りたくなって、調べてしまった号外NET山茶花です♪  

小倉南生涯学習センター
小倉南生涯学習センター

以前、小倉南生涯学習センターで行われたこちらの講演会。

ゼンリンミュージアムの佐藤館長から貴重なお話をたくさん伺いました。北九州の地図の歴史を感じることができるスポットであり、日々地図の魅力を発信されていゼンリンミュージアムとは一体どんなところなんだろう? と気になり、現地に足を運びました。

2023年6月下旬撮影
2023年6月下旬撮影

(※今回は取材のため特別に写真撮影させて頂きました。)

ゼンリンミュージアム

ゼンリンミュージアムはリバーウォーク北九州の14Fにあります。

リバーウォーク内の至る所にゼンリンミュージアムまでの案内表示があります。案内通りに連絡通路からエレベーターに乗って進んでいくと…、

到着しました。ゼンリンミュージアムは常設展とその時々で期間限定の展示がなされています。現在、開催中の企画展は「クルマの地図大集合!!〜68年の軌跡〜」です。(2023年5月20日〜9月3日まで開催)

今回も佐藤館長に貴重なお話をたくさん聞かせて頂きました。

「クルマの地図大集合!!〜68年の軌跡〜」

戦後、1955年(昭和30年)以降に道路整備が進み始めた日本は、道路地図の歴史は浅いのだそうです。当時、マイカーを所有している人もまだまだ少なく、整備されていない砂利道を車が走る事も多かったのだとか。時代が進み、道路整備の進展とマイカーを所有する人が増えたことから、ドライブを楽しむ機会も増え「道路地図」が必要とされるようになりました。

展示には標識にまつわるものもあります。「道路地図」だけでなく、現在も使用されている標識にも「歴史」があるんだそうですよ。

更に時代が進み、高速道路が整備された際にはドライバーに求められる情報を集約した地図帳を作り出し、ドライバー人口の増加が加速した1970年代以降にはもっと細かい情報を掲載した地図帳が多く出版されたんだそうです。

1981年、ホンダが販売を開始した「ホンダ・エレクトロ・​ジャイロケータ」は世界初のカーナビゲーションとして発売されました。今回の企画展では世界初のカーナビゲーションである「ホンダ・エレクトロ・​ジャイロケータ」も展示されています。カーナビゲーションの進化を目で見て感じることのできる空間です。

館内では、展示品や説明の文章だけでは説明しきれない、さまざまなエピソードをZキュレーターと呼ばれるゼンリンミュージアムの方にお伺いすることもできるのだそうです。今回の企画展「クルマの地図大集合!!〜68年の軌跡〜」は地図がお好きな方は勿論のこと、車に興味のある方、カーナビが好きという方にも楽しんで頂けるような内容です。

ゼンリンミュージアムにはフォトスポットが数箇所あり普段なかなか眺めることのできない高さから小倉の街をご自身で写真に収めることもできますよ。

地図のデータから作成された小倉俯瞰図。住宅地図のプロフェッショナルであるゼンリンならではの技術が駆使されたこちらの俯瞰図は館内に展示されています。

館内で鑑賞し終えた後はこちらでひと休憩なさってはいかがでしょうか♪

併設されている休憩スペース「Ligare(リガーレ)」から一望できる現代の小倉の街を眺めながら、地元で作られているお菓子を頂くことも出来るのだそう。

今、この時代に私たちが見ている地図にはこんなにも多くの歴史があるのだと知ることができ、感じることのできるスポットであるゼンリンミュージアムに是非、足を運んでみてはいかがでしょうか? まだ出会えていない小倉の町の魅力にも出会えるかもしれません。

●ゼンリンミュージアム●

所在地:北九州市小倉北区室町1丁目1−1 リバーウォーク北九州14F

開館時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)

休館日:月曜日(ただし、祝日の場合は翌平日)

入館料:1,000円(保護者同伴の小学生以下は無料)

※詳細はゼンリンミュージアムのホームページでご確認下さい。

地域ニュースサイト号外NETライター(北九州市)

地域情報サイト「号外NET」で北九州市小倉南区を担当している子育て中のママライターです。小倉南区の「昔・今・これから」を伝えていきたい、小倉南区で「まち・ひと・お店」に出会いたいと、日々まち探検に出かけています♪ 大好きな小倉南区の「気になる情報」を発信していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

山茶花の最近の記事