こんにちは！

食にまつわるあらゆる情報を発信しているスパ夫です！

今回は日本一の品揃えを誇る、東京駅の「駅弁屋　祭」さんで買える駅弁をベースに、

私スパ夫がおすすめする絶品駅弁を5品ご紹介します！

夏休みで東京駅に来る方、また東京駅から新幹線で移動される方も多いと思います！

そんな皆様の旅路がもっと素敵になりますよう、食を通じてお手伝いが出来れば嬉しいです。

【掲載動画】　YouTubeではランキング形式で紹介しています！

①日本ばし大増　深川めし　¥980税込

元々はネギとあさりを味噌で煮て、汁ごとご飯にかけていたとされる「深川めし」。

なので現在でも「深川めし」という名のレシピには、汁ごとかける”ぶっかけ”と“炊き込み”の2種類が存在します。

この駅弁は炊き込みタイプの深川めしで、醤油ご飯の上に味噌と生姜で炊いたあさりが、これでもかとのっています！

元々東京湾は多くの干潟があった影響で貝類の宝庫だったようで、深川というのは昔の地名なんです。

元々は深川区というのがあったんですが、1947年に当時の城東区と合併して、現在の江東区の一部のエリアが該当します。

ざっくりいうと、門前仲町やブルーボトルコーヒーがある清澄白河、東京都現代美術館のある木場公園などその辺を指します。

駅弁って保存性を高めるためなのか、結構味付けが濃いものが多くないですか？

その点この深川めしは、とっても品の良い味なんです。

あさりは粒は小さめですが、程よい肉感で生姜も効いていて美味！

牛蒡の煎り煮とわけぎも入っていて、食感もGOODです！

付け合わせのかまぼこ、卵焼き、大根も漏れなくいい仕事しています。

今や平気で￥1,000超えてくる駅弁の中で、ぎりぎり￥1,000以下なのも嬉しいポイント。

東京の歴史に思いを馳せながら、新幹線の中で頬張ってみてほしいです。

【原材料/栄養成分表示】

②東華軒　小田原提灯弁当　￥1,500税込

今回一番感動した駅弁です！

正直いうと見た目のインパクトで買ったんですが、謝らなければいけません。

おかずも豊富で1品1品めちゃめちゃ凝ってます！

神奈川県の小田原は、箱根の山に面する宿場町。

かつての東西を結ぶ重要な幹線道路であった東海道において、最大の難所と呼ばれたのがこの小田原が面する、箱根山でした。

この最大の難所を超える旅人の魔除けを祈願して作られたのが、この”小田原提灯”とされていて、旅人を妖怪から守って福を呼ぶ縁起物としても語り継がれています。

そんな縁起物の提灯を弁当に模しているわけなんですが、これが何と2段構造！

ちょっと小洒落たお弁当なんかでは2段の容器がありますが、駅弁で2段は新鮮です。

上の段には、金目鯛の西京焼きに海老の天ぷら、切り干し大根に、ちくわやこんにゃく、花形の人参など、魚も野菜もよりどりみどり。

そして一番痺れたのが、パックされたわさび漬けが入っていたこと。

パックされているだけあって、酒粕の風味とわさびのシャキシャキ感がとっても良いです！

下段には、珍しい鯛のそぼろが乗った茶めしと、梅干しとあさりの佃煮という、もうこれだけでも満足できちゃいそうな完璧なコンビネーション。

生姜が効いたあさりも、甘くないちゃんと酸っぱい梅干しも、甘めのふわふわ食感の鯛そぼろも、もう全員１００点満点。

上のおかずと行き来しながら食べるのが最高に美味しいです。

この駅弁、見掛け倒しではなく中身もパーフェクト！

妻も絶賛していましたし、海外の方も結構な割合でカゴに入れていました！

日本らしさを味わいたい方や、写真映えを意識したい人、これはマストバイです！

【原材料/栄養成分表示】

③吉田屋　こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当　￥1,580税込

「駅弁屋　祭」で売上ランキング第2位の駅弁がこちら！

鮭フレークに、いくら、そして脂ののったサーモンハラスが真ん中にドーンとのっている、鮭とサーモンをこれでもかと堪能できる駅弁です。

この”ハラス”というのが、サーモンのお腹の部分に当たる部位で、マグロでいうトロや大トロの部分。

脂ののりが格別で、柔らかくコク深い味が特徴です。

単に”鮭の切り身焼きました”だけだと正直無難な感じがしちゃいますが、希少部位のハラスを使っているところがニクいですね。

確かな旨味のあるしっとり食感の鮭フレークに、プチプチ食感が嬉しいイクラ、そこにハラスが来たら、もうご飯足りません。

どこを食べても幸せです。

付け合わせの野沢菜としば漬、卵焼きもいい味出しています。

なんだかとっても贅沢な気分になれる駅弁です。

今日は魚食べたい！って時には最優先でおすすめします！

【原材料/栄養成分表示】

④JR東日本クロスステーション　やわらかひれかつサンド　3個入り　¥780税込

三元豚のヒレ肉を使ったひれかつサンドです。

サンドイッチは世界的に有名な料理ですが、このトンカツを入れたサンドイッチは日本流！

海外からいらっしゃる方も、この美味しさに驚く人がかなり多いんだとか。

ご飯系もいいですけど、そこまで量が要らない時や、コーヒー買った時のお供にもピッタリです。

このひれかつサンド、何気にすごいのが仕入れから調理まで豚肉を一度も冷凍していないこと！

冷凍して解凍する時にどうしても風味や食感って落ちちゃうんですけど、一度も冷凍していないのはこだわり感じます。

そのおかげか肉厚のお肉の食感は感じつつ、とっても柔らか！

それでこのカツサンドのいいところが、ソースの量が程よくてカツの味が消されていないこと。

ソースビッチャビチャのカツサンドもいいんですが、これは”素材の味を感じさせにきている”、そんな印象を感じます。

なんかお腹に入れたいけど、ご飯はちょっと重たい、そんな時にはピッタリです！

1日数量限定なので、どうぞお早めに！

【原材料/栄養成分表示】

⑤日本ばし大増　チキン弁当　¥900税込

一際レトロなパッケージが特徴的なこのチキン弁当。

第１回の東京オリンピックの年、1964年に登場して以来長きに渡って愛されているロングセラーのお弁当です。

実はあの上皇陛下も大好きなお弁当としても知られていて、新幹線移動の際に召し上がられるのは有名なお話です。

中身は古き良き洋食屋さんのような出立ちで、ケチャップライスに少量のオムレツにグリーンピース、オイル漬けのドライトマトという何だかホッとする味。

その横にはボリュームのある唐揚げが４つ入っていて、その脇にはマカロニサラダと珍しいスモークチーズ、にんじんとレッドキャベツのサラダが入っています。

また付属でレモン果汁がついていて、これを唐揚げにかけるとめちゃくちゃさっぱりするんです！

この唐揚げ、若干のパサつきはあるものの、常温で食べてもとても美味しい。

別で唐揚げだけ販売もされていたので、それだけ人気があるということですね。

これはもうお子様の好きな味かと思います！

当時の余韻に浸りたい方、お子様向けの駅弁お探しの方、もうこれで決まりです！！

【原材料/栄養成分表示】

まとめ

いかがでしたでしょうか。

徐々に新幹線で移動される方も増えてきていると思いますが、駅弁は旅の移動をより素敵な時間にしてくれます。

新幹線の中で食べるのも１つのロマンであり、１つの風情ですよね。

お盆や夏休みで移動される方も多いと思いますが、そんな素敵な旅路の参考になれば幸いです！