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【大阪・堺筋本町】ほんのり黄色い皮に包まれた、浪速の“しゅうまい”をほおばる

船場ランチ編集長

株式会社エフィール ライター(大阪市)

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「家康に過ぎたるものがふたつある 唐の頭に本多平八」という、 武田信玄と徳川家康の間で行われた戦いの中で生まれた言葉があります。

これを現代の大阪に置き換えると、
「大阪に過ぎたるものがふたつある 551の豚まんに一芳亭の焼売」 となると私は思っています。

というわけでやってきたのが、「一芳亭 船場店」。

一芳亭というと難波に本店があるのはご存知な方も多いと思いますが、
船場に支店があるというのはこの界隈に縁がある人でないと知らないのではないでしょうか。

繊維卸店街やショッピング街、オフィススペースが一体となった複合施設「船場センタービル」の2号館、その地下2階に一芳亭 船場店はあります。

大阪メトロ堺筋本町駅の6・7番出口が最寄り。

1933(昭和8)年に創業し、食通としても知られる小説家・池波正太郎先生が絶賛した”黄色いしゅうまい”は、
今では大阪名物の一つとして多くの人に親しまれています。

もともとテイクアウトは行なっていましたが、
コロナ禍になってからそのまま電子レンジで温められる折箱を使用するなど、より便利に、さらに充実しました。

「◯時頃に取りに来るわ〜」と伝えておけば、その時間に合わせて作っておいてくれる嬉しいサービスも。

船場店のオープンは1984(昭和59)年。

その当時から時が止まっているかのような店内は、昼も夜も多くの人でにぎわっています。

昼のメニューは定食が中心。

単品メニューは夜メニューになるのでご注意を。

どちらの時間帯でも「華風料理」と名付けられた、
日本人の口に合うようにアレンジされた中華が楽しめます。

これが有名なしゅうまい1人前5個330円。

ほかのしゅうまいと一線を画すのが「皮」。小麦粉で作られた一般的な皮ではなく、手製の薄焼き卵で作られた皮が使われています。

これは創業当時、小麦粉が手に入らず薄焼き卵を代用したのが始まりで、
今でもその製法が守り続けられています。

ふんわり柔らかくジューシーに仕上げられいて、決してパンチのある味わいではないのに、
食べ出すと優しい甘味と食感の虜になってお箸が止まりません。

しゅうまいと同レベルの人気を誇る、ランチタイム限定の春巻定食900円。

ニンジンやタケノコなど食感のいい具材をぎっしりと詰め込み、
しゅうまいと同様に薄焼き卵で包んで揚げた春巻は、すぐに売り切れることが多いので、
絶対に食べたい場合は開店直後を狙って訪れましょう。

定食に付く鶏ガラスープも、これだけをオーダーする人がいるほど美味。

2014年に大阪府認定の大阪産(おおさかもん)名品にも認定された、まさに大阪が誇るしゅうまい。

船場に訪れたなら見逃せない、歴史ある庶民の味をお試しあれ。

一芳亭 船場店
住所/大阪市中央区船場中央 1-4 船場センタービル2号館B2
電話/06-6263-1146
営業時間/11:00〜15:00、17:00〜21:00(LO20:30)※土曜はランチのみ営業
定休日/日曜・祝日、土曜の夜

一芳亭 船場店の記事はこちらでも!

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