姫路市内の中華料理店で、千姫のベスト３に入っている十二所前町の「福福楼（ふくふくろう）」が、キッチンカーでの営業もしているとの情報を入手しました。定期的に開催している「ヒメジランチマーケット」を覗いてみることに。

「ヒメジランチマーケット」に定期出店

「福福楼」を気に入っている理由は、味わいが上品で繊細なところ。上田勉さん、亜由美さん夫妻が2016年にオープン。中華のほか、フレンチやイタリアンでの修業経験もある勉さんが織りなす料理に加え、亜由美さんの気持ち良い接客が魅力です。

キッチンカーでの出店の場、大手前通り沿いのレンタルスぺース「トキトバ」へ。

月に2回ほど、木曜のランチタイムにカレーとピッツァの計３店で「ヒメジランチマーケット」を開催しています。
ありました。福福楼のキッチンカー。

料理の味わいと同じで「ド中華」というふうではなく、落ち着いたグレーに、ところどころ中華色が表されています。
ちょうちん＆ボディーにはロゴ。

カーが出動したのは６月。コロナ禍の自粛期間中、エビチリや酢豚など真空パックしたチルド商品を車で配達した経験が楽しく「本格的にキッチンカーを」となったそうです。

店舗は日曜を除いてディナータイムのみの営業なので、夜に出かけにくい場合は、ここで福福楼を感じて！ 千姫も久しぶりに福福楼不足を埋められました。

今日のメニューは何？

取材日のメニューは、娘福（こふく）弁当と水餃子、杏仁豆腐。

メインメニューは天津飯だったり、チャーシュー丼だったり、その時々で変わりますが、本日は娘福弁当ですって！ ランチマーケットでは2回目の登場。インスタグラムでアンケートを実施し、作ってほしいランキング1位に輝いたメニューです。ファンの皆さんとの繋がりを大切にされているのが分かりますね。

ランチマーケット開催日前にメインを店舗のインスタグラムで告知。前日までなら予約も可能です。

からあげ、あげシューマイ、エビマヨ、ごま団子、エビ蒸し餃子、紅芯大根のピクルス、焼き豚おにぎり、トマト玉子炒め、小松菜のマスタードシードのお浸し。

からあげとあげシューマイは「あげ」とついているけれど、店舗で提供しているものと同じでノンフライ。エビマヨの自家製ソースには笑みがこぼれ、ひょうご雪姫ポークの焼き豚は、しっとりしていて少々コクが。さらっとすべてを食べ終えました。

テイクアウトや約30席あるトキトバスペースで。

開催日にトキトバ付近にいる人は全員集合！ いや、近くにいなくても、勤務日だとしても有給休暇を取って足を運んでみる価値あり。