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電気代が安い暖房って結局どれなの?

せす家電Youtuber/元家電量販店店員

寒い季節に大活躍の暖房器具。熱を使う家電ということもあって、電気代は他の家電よりも高くなります。

電気代は高騰しているので、なるべくなら抑えたい。

そこで今回は、電気代が安い暖房はどれなのかを紹介していきたいと思います。

電気代はどうやって計算されるの?

電気代は消費電力によって変わります。消費電力は単位がW(ワット)で表されるもので、一般家庭のコンセントでは最大が1500Wまでとなっており、家電の最大消費電力は1200Wが基本です。

電気代は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)」で求めることができます。

例えば、料金単価が31円/kWhとすると、0.1kWの電化製品を1時間使用した場合「0.1kW×1時間×31円/kWh」で1時間あたりの電気代は3.1円となります。

ちなみに電気代の計算では、料金単価を31円/kWhして計算します。

正確な料金単価は電力会社によって異なり、全国平均は約34円です。

主なワット数と電気代(1時間あたり)

計算するのは面倒なので、消費電力ごとに電気代をまとめておきます。

  • 100W→3.1円
  • 200W→6.2円
  • 300W→9.3円
  • 400W→12.4円
  • 500W→15.5円
  • 600W→18.6円
  • 700W→21.7円
  • 800W→24.8円
  • 900W→27.9円
  • 1000W→31円
  • 1100W→34.1円
  • 1200W→37.2円

といった感じで、電気代は推移していきます。

暖房器具は1200Wの消費電力の機種が多いので、1時間使うと37円かかるということです。

8時間使うと300円ほど、1ヶ月で9,000円近くになります。マックスの消費電力で運転すると月に10,000円近くもの出費になります!これは抑えたいですね。

結局安いのは?

安いの概念

「電気代が安い」だけでいうと、小型のセラミックヒーターなどは、消費電力を300Wくらいに調整できる機種もあるので、それが安いです。

暖房器具における電気代が安いというのは、かなり難しくなんとも言えないところです。

温度対効果で考えよう

「温度対効果」という言葉は存在しません。(多分)

暖房器具で電気代を考えるには、少ない消費電力でどこまで暖まるかが重要です。

例えば

600Wで室温が20度になる暖房と

600Wで室温が18度になる暖房では

20度になる暖房器具の方が、同じ消費電力でより暖かくなります。

というように、少ない消費電力でどのくらい暖まるかによって、電気代が安いの概念が変わります。

1番安いのはエアコン

1番電気代が安く使える暖房器具はエアコンです。

エアコンの電気代は計算するのが難しく、付けたばかりと設定温度に達してからの電気代がかなり違います。

エアコンの消費電力表示は、「定格消費電力」というとものです。「定格消費電力」は運転しているすべての時間の電気代の平均値です。

6畳用のエアコンでいえば、暖房時最小110W〜最大1500Wなどと表記されている場合があります。そうなると、1時間あたり約4円から47円ということになります。

高い方の電気代で計算すると圧倒的に高くなりますが、設定温度になれば安い電気代になります。ここは一定ではないので、外気温差と能力によって変わります。

そこが計算できないので正確な電気代は不明です。

まとめ

6畳用のエアコンで電気代は約4円から47円なので、平均を取れば25円くらい。800Wの暖房に相当しますが、温まる範囲を考えるとエアコンが安いでしょう。

また、高くなるのは設定温度に達するまでなので、頻繁に付けたり消したりしない方が電気代は安く済みます。

電気代を安くするにはエアコンがおすすめです!

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家電Youtuber/元家電量販店店員

元家電量販店店員。白物担当として勤務して理美容、調理、生活家電など広い分野を担当。とにかく家電が好きで、YouTubeにて実際に買った商品やおすすめ商品の紹介や、家電の選び方の解説などもしています。Youtube以外にもWebメディアでの記事執筆やラジオ出演など幅広く活動経験あり。

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