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子どもはいつか旅立つ。いつか来るその日まで子育てを楽しむには?

しゃーごん

保育士/チャイルドカウンセラー

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こんにちは!保育士母さん、しゃーごんです。

現在、保育士として地域の公民館や療育教室で親子遊び講座をしたり、地域の保健師さんと一緒に子育て講座にまわったりするような働き方をしながら、子育てに関する情報発信をしています。

今回は、わたしが育児で大切にしていることのひとつでもある「自立」に関するお話です。

▼子育てで大切にしたい2つの自立

わたしは子育てにおいて「自立」というキーワードを大切にしています。そしてその「自立」には、2つの側面があると考えています。それは「子どもの自立」と「親の自立」です。

まずわたしは、子育てというのは「子どもが自立に向かって育っていく過程を親がサポートすること」だと考えています。

子どもはそれぞれに育つ力を持っていますが、はじめから自分だけの力で生きていくことはできません。特に生まれてすぐは泣くことしかできず、親の保護のもとに食事や排泄、睡眠など生きていくために必要なことを手助けしてもらわなければいけませんよね。

そして1年ほど経つと徐々に歩くことができるようになり、2年経つと言葉での意思疎通ができるようになって…と、できることが増えていきます。

子どもは自分でできるようになることに喜びを感じながら成長していきます。そしてできなかったことができるようになるという経験を繰り返し繰り返し積むことで、自立に向かっていくことができます。

そのため、日々子どもと接する際に迷ったときは「子どもの自立を促すのはどっちだろう」と考えて選択することも多いです。親がやってあげれば早いことも、あえて子どもにさせてみたり、時には放っておく選択をすることもあります。

▼親が自立していることの大切さ

子育てが始まると、親はそれまでと違って自分ひとりのために行動できなくなりますよね。日常で過ごす場所や出かける場所についても、子どもがいないころは何気なく行けていた場所に行きにくくなったり、子どもが過ごしやすい場所を選んだりするようになります。

そして特に子どもが0歳のころなど手がかかる時期は、朝から晩まで子どものお世話で自分のことはあと回しになることも多いですよね。

さらに子どものためを思うからこそ、親として子どもの教育に良さそうなものにお金や時間を投資することもありますよね。

このように、子育てをしていると「自分のことを犠牲にして子どものためにやっている行動」というのが無意識に増えてしまいがちです。

しかし、わたしは親が「子どものため」と思いすぎず、自立して自分の人生を楽しんでいるかどうかが子育てを無理なく楽しむためにとても大切だと思っています。

子どもが小さい頃はどうしても手がかかるので、自分のことはあと回しになりがちで、やりたいことを我慢することも多いですよね。

でもあまりに自己犠牲が続きすぎるといつか無理がきてしまいますし、子どもの成長を純粋に楽しめなかったり、育児が苦痛なものになってしまったりする可能性があります。

ですから親が子育てで孤立せずに周囲の手を借りたり、定期的にリフレッシュできるように物理的な対策を取るのも大事です。

そして子どもの教育や成長に自分自身を捧げすぎず、子どもがいるからといってやりたいことを我慢しすぎず、親である以前にひとりの自分として自立した人生を送りたいと思っています。

▼子どもはいつか旅立つ。そのとき親ではない自分は何者か?

乳幼児期の子どもを子育て中だと、日頃から十何年後に子どもが親元を離れる想像をすることは少ないですよね。

しかし子どもはいつか完全に自立して親元を離れます。親の力を借りなくても精神的、金銭的に自立して生きていく日がきます。

一見遠い将来のように思えますが、それは乳幼児期からの子育ての積み重ねでたどりつく未来なんですよね。

ですから親がずっと自分を犠牲にして子ども優先にして生きていくと、いざ子どもが親から離れたときも親のほうが精神的に子離れできなくなるケースがあります。

さらに、子どもが大きくなって親が思うような結果や成長を遂げなかった場合に「育ててやったのに。あんなにしてあげたのに。」という気持ちが生まれる可能性もあります。

実際わたしの身近な人でも、親からこのように「育ててやった」と恩着せがましく言われ続けることに苦しんでいる人がいるんですね。

でも親なら産んだら育てるのが義務で、それは子どもに感謝を強いるようなものではありません。しかし子育てで自己犠牲が続いたり苦しいことが多いと、どうしても子どもにも求めるものが増えてしまいますよね。

子どもは小さくても自分の意思をもった一人の人間です。人生経験の少ない幼少期は、子どもが親の言うことから受ける影響は大きいですが、子どもの人生を思い通りにコントロールすることはそもそも不可能です。

親が子どもに代わって子どもの人生を生きることはできませんので、子どもの意思を尊重したり子どもの人生に親の思いをかけすぎないことも大切だと思います。

そして子どもに手がかかる時期だとしても、親は自分のやりたいことや趣味や楽しみを持って自分の人生を楽しもうとすることはとても大事だと思っています。

子どももそんな人生を楽しむ親の姿からはいい影響を受けるはずです。子どものためと思いすぎずに、親も自分の人生を楽しんでいきましょう!

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今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!

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