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【東京都北区】演芸場通りの昭和な喫茶店、アルカードの「おすすめ定食」で、お腹も心も大満足でした。

しかのいえ地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

JR埼京線の十条駅から徒歩約3分、演芸場通りにある昭和な喫茶店、アルカード(撮影2022年11月7日)。

地元の知人から「美味しいよ」と教えてもらったのをきっかけに、足を運んでみました。

「KEYCOFFEE」のロゴが入ったお店の電飾看板、いいですね。

お邪魔したのは平日の午後5時頃、筆者は「本日のおすすめ」の「野菜の天ぷらと紅鮭定食」690円を注文しました。

出してくださったのが下の写真の品々。揚げたてのナス、春菊、エノキ茸の天ぷらには、大根おろしと天つゆが添えられていました。焼きたての紅鮭の切り身、温かいお味噌汁、ごはんはふっくら系の優しい食感。690円でこの充実のラインナップ。

筆者がお店に入った時には、常連のお客さんが既に何人かいらっしゃって、お店のママさんやマスターとのんびり世間話をしていました。その話声を聞きながら、定食をいただいていると、子どもの頃、親戚の家のお茶の間でごはんをごちそうになった時のような、何とも懐かしい、寛いだ気分になりました。お腹も心も大満足でしたよ。

同行者がいただいたのが、下の写真の牡蛎のグラタンでした。ぷりぷりの牡蛎とスパゲティが、熱々のホワイトソースに包まれている一品。表面の焦げ目も芳ばしく、体も温まったと同行者は言っていました。

ところで、後日気になって店名の「アルカード(Alucard)」という言葉を調べてみました。この言葉には「ドラキュラ(Dracula)」の綴りを逆さにしたものという意味もあるようです。古い映画などでは、ドラキュラがこの名を偽名として使っているとのこと。なにやら意味深ですね。こんどお邪魔した時には、お店の名前の由来についても教えていただこうと思います。

アルカードさん、ごちそうさまでした!

【店舗情報】
◆アルカード
 東京都北区上十条1丁目16−9

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

親子四代、東京都北区暮らしです。2019年から自宅の一軒家を「住み開き」しつつ、「しかのいえ」というスペースを運営しています。地元である上十条の街で日々を過ごしつつ、近隣で見聞きしたニュースや、街の変化のことなどをお届けいたします。

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