JR埼京線の板橋駅から徒歩約9分、滝野川6丁目にある亀の子束子（たわし）で有名な西尾商店を訪ねてみました。

板橋駅を背にして旧中山道を東へ向かって歩いていくと、通りの左側に西尾商店本店のレトロな建物が見えてきます（撮影2024年1月9日）。

店先のＡ型看板には「kamenoko　sponge　冬の限定色」と書いてあり、束子もいくつか飾ってありました。

「年末年始のごあいさつ、帰省のお土産にもおすすめです」というご案内も。なるほど、あれば何かと重宝なしっかりとした実用品ですし、老舗の束子ということで団らんの時の話題にもなりそうです。帰省のお土産に亀の子束子、このアイデア憶えておきます。

出入口脇の看板にも歴史を感じます。

ホームページによると創業は明治40年（1907年）。創業100年を超える老舗企業だったのですね。

店内には色とりどりの束子や、亀にちなんだグッズが綺麗に陳列されています。

冬の限定色スポンジはこちら。

冬の新色はマツをイメージしたグリーンとツバキを連想させるピンク色の2種類でした。お店の方の説明によると、すべて日本製の原料から作られているオリジナル商品で抗菌・防カビ機能付きとのことです。色が鮮やかで、こんなスポンジがキッチンにあると楽しい気分にもなります。

購入するとこれまたレトロな紙袋に入れてくれました。

お土産にした時に、この袋の話しでも盛り上がりそうですね。

【店舗情報】
◆亀の子束子の西尾商店
　東京都北区滝野川６丁目１４−８