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【松阪市】異国のビーズでアクセ作り体験を! 「アジアイロ雑貨店」は地球のみんなの笑顔をつなぐお店☆

shimashima地域ニュースサイト号外NETライター(松阪市)

松阪市中町の通りに、ひときわ個性的なアジアンテイストのお店があります。

このお店は「アジアイロ雑貨店Matahari(マタハリ)」。オリジナルアクセサリーの販売とワークショップ、アジアの手仕事雑貨を販売されています。

Matahari(マタハリ)とは、マレーシア語で「太陽」を意味する言葉。日曜の午後、ぶらりと立ち寄ってみました。店内はアジアの衣料品やアクセサリーが飾られ、異国の雰囲気が溢れています。

突然伺ったにもかかわらず、オーナーさんにお話を伺うことができました。こちらは、単なるアジア雑貨販売をするだけではなく、環境保全への強い思いをきっかけに始められたお店なんだそう。

絶滅危惧種のオランウータンなどが生息する、東南アジアのボルネオ島。ヤシ油を確保するためのプランテーションを作るために、森の木がとどまることなく切られていく、という深刻な問題が起こっています。しかしこの問題の反面、現地の小さな村では、現金収入を得るために森の木を切らざるを得ない、という現状。

この問題を少しでも改善するために、こちらのオーナーさんは、ボルネオ島の現地に赴き、現地で作られる民芸雑貨が、商品としてクオリティが上がるような技術指導を実施。それにより出来上がった商品を購入し日本で販売する、という活動をスタートしました。現地の村に現金収入が入れば「森を切って現地の収入源にする」という動きを、少しでも食い止めることができるからです。

こちらが現地の人が手作業でつくった竹細工の雑貨や、アクセサリー。美しい色合いや、現地民族の伝統的な模様など、ここでしか出会えないものばかり。

この仕上げの細やかさやデザイン、クオリティも、オーナーさんたちの技術指導があってこそ、生み出されたものです。

ところが、2020年からの新型コロナウイルス流行により、現地へ向かうことが困難に。一時期閉店を決めるものの、再度、ワークショップなどを取り入れた現在の形で、お店を再開されたそうです。

現在、お店では、自分で作るオリジナルのアクセサリーのワークショップが体験できます。お店の棚には、色も形も様々なパーツが、所狭しと並べられています。

なかでも特におすすめしたいのは、このマレーシア現地で買い付けた、こちらの色鮮やかなアンティークビーズ。その種類の多さに驚き!

色付けも、その模様も、全てフリーハンドのビーズたち。先住民族の村々伝統の模様が個性的で、1個1個が味わい深い貴重なビーズは、どれも素敵で、迷ってしまいます!

アクセサリー作りのワークショップは、随時体験ができるそう。ただし、一度にできるのが2組までで、人数は応相談となりますので、事前に予約するのがおススメです。店内は、感染対策のためのウイルス対策の設備も整っているので、安心して参加できます。

「アジアイロ雑貨店Matahari」は、ステキなアクセサリーや雑貨で、地球のみんなの笑顔をつなぐお店! 皆さんも、ぜひ気軽に訪れてみてください☆

【店舗情報】
店名:アジアイロ雑貨店Matahari(マタハリ)
住所:三重県松阪市中町1869-7 
TEL:0598-21-1713
営業時間:11:00-19:00 ※営業時間変更有り
定休日:水曜・木曜 ※臨時休業あり、その他海外買い付け時の長期休業は随時案内あり。
公式サイト
公式Instagram

地域ニュースサイト号外NETライター(松阪市)

海とクラシック音楽をこよなく愛する、自由人。阪神ファンでゴルフに燃える夫と、気分屋男児を家族に持つ。音楽活動とあわせ、号外NETタウンクライヤー(松阪市)としてコツコツ発信中。

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