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【松阪市】10月の南インド料理フェアで注目! 国の文化財でもある割烹旅館「八千代」を初訪問☆

shimashima地域ニュースサイト号外NETライター(松阪市)

松阪市殿町の「八千代」は市内でも有名な老舗割烹旅館です。そんな純日本風のお店で、10月に南インド料理フェアが開催されると話題になっています。

こちらが割烹旅館「八千代」です。創業は大正初期、当時は松坂城の能楽堂付近にお店があったという、とても歴史のあるお店。その後昭和のはじめに、元々豪商の別邸であったこの場所に移転し、現在に至ります。上質な材質と高い技術で建てられた建築物は、2016年に国の登録有形文化財に登録されています。

国の登録文化財の中で、食事や宿泊ができるお店なんて、なかなかありませんよね!? 良くお店の前は通りますが、高級感を感じるお店の中は、一体どうなっているのでしょうか? 思い切って訪ねてみたいと思います。

こちらが「八千代」の入口です。和の趣、落ち着きのある雰囲気、整然と並べられたスリッパに、一歩入るだけで気持ちがあらたまるようです。

絵画や装飾品のひとつひとつにも、こだわりを感じます。

待合ロビーに案内して頂きました。ゆったりしたソファーは、座り心地抜群です。

「八千代」は、割烹旅館としての営業も行いながら、少しでも多くの人にこのお店に足を運んでもらいたい、という思いから、数々のフェアやイベントを定期的に行っているそう。今回話題になっている南インド料理フェアもそのひとつです。

2022年10月9日(日)10日(月祝)に開催の南インド料理フェア「ワナッカムまつさか」では、「マツコの知らない世界」でも紹介された、南インド・チェティナード料理の巨匠マハリンガム氏が来館。

チェティナードとは、南インドにある貿易業で豊かな財をなした商人が集まる地方のこと。贅沢なスパイスをふんだんに使ったこだわりのお料理を、現地の雰囲気満点のバナナリーフの上に盛りつけます。さらに、全品おかわり自由だそう! スパイス好きなかたは、要チェックですね☆

10月の南インド料理フェアで使用されるお部屋を見せて頂きました。こちらは1階奥にあるお部屋は意外にも洋室。それぞれのお部屋がとても個性的。

続いては、1階の和室。こちらも南インド料理フェアで使用される予定だそう。

庭の緑がみえる、約30畳の和室です。

お庭が見える廊下には、めずらしい丸い窓が。和風な建物なのに、時には大胆なデザインも。

「八千代」は2階建ての木造建築ですが、元々は1階だけだった建物に、2階部分を継ぎ足したそう。この日は2階は利用があり拝見できませんでしたが、2階には舞台のある110畳の大広間があるそうなんです、スゴイ! こちらはまたの機会に、ぜひご紹介したいと思います。

初めて訪問した、割烹旅館「八千代」。館内は至るところに工夫がこらされ、見どころがたくさんありました。10月の南インド料理フェアをはじめ、お食事やイベントなどの機会にぜひ一度訪れてみてください。

【店舗情報】
店名:割烹旅館「八千代」
住所:〒515-0073 三重県松阪市殿町1295番地
電話:0598-21-2501(代表)
定休日:不定休
営業時間:開館11:00 閉館22:00 施錠23:00
※割烹部門、旅館部門により異なるため、詳細はお問合せ下さい
公式Instagram



地域ニュースサイト号外NETライター(松阪市)

海とクラシック音楽をこよなく愛する、自由人。阪神ファンでゴルフに燃える夫と、気分屋男児を家族に持つ。音楽活動とあわせ、号外NETタウンクライヤー(松阪市)としてコツコツ発信中。

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