茅ヶ崎市北部の住宅街、鶴が台団地の近くにあるカフェ「Tablier（タブリエ）」さん。もうすぐ開店から1周年を迎える新しいお店です。

大通りからちょっと入った場所にあるのですが、パステルグリーンの可愛らしい外観を目印に向かいましょう。駐車場は少し離れた場所に1台分、自転車は店舗横に停められます。海側からは一中通りをそのまま北上していくと近くまで行けるので、思っていたよりも遠くない印象です。

店内はすっきりとした清潔で落ち着いた佇まい。普段はご主人とお母さまで営業されています。

メニューはこちら。サンド系は単品かハーフサイズのスープ付きが選べて、さらにセットドリンクも追加できるようになっています。メニューはこの日は不在だった奥さまが作成されているとのこと。写真もデザインも可愛いし、わかりやすくてとても良いですよね。

今回はBLTサンドにしてみました。ベーコン、レタス、トマトだけでなく新鮮なお野菜たっぷりでとってもボリューミー！ハーフサイズのスープ付きにしたのですが、こちらも具沢山。どちらも優しい味わいで美味しくいただけます。

デザートメニューも種類豊富。なんとこのカードひとつひとつがケーキやプリンなどのデザートメニューになっています。

この日はこちらのオペラにしてみました。お父さまの遺したレシピを受け継いで作られたという伝統の味。濃厚なチョコレートとバタークリームのハーモニーがたまりません。

ケーキはお父さまのレシピだけでなく、新しいものも作られています。チーズケーキは浅煎りのコーヒーと合うようにレモンを加えて作るなど、フードペアリングを考えているからとのこと。改めてメニューを見てみると、コーヒーは浅煎りでゲイシャを使っていたり、紅茶はデカフェのアールグレイがあったりと飲み物にもこだわりが感じられます。これは次回訪れるのが楽しみになってしまいました。

カウンターでは焼き菓子の販売もしています。クッキーやカヌレ、マフィンの他、メニューにテイクアウトマークが付いているケーキやサンドイッチもお持ち帰り可能です。

店内の写真を撮っていると「カヌレの型も撮る？」とお母さまからお声がけいただきました。この型はお父さまが何十年も前に使っていたものを今も変わらず使い続けているとのこと。新しいピカピカのお店ですが、ずっと前から同じ型を使って作られていたのだなと思うと感慨深いものがあります。

古き良き時代の味が今に受け継がれている「Tablier」さん。街中から少し距離があっても、自転車に乗って訪れたい素敵なお店です。