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【野球バッティング】スイングが加速!パワーを引き出す上半身の使い方の解説

下広志@JBS武蔵

スペシャリストコーチ

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こんにちは!
野球塾「JBS武蔵」を運営しております、

下(しも)です。

これまで指導ノウハウを惜しみなくお伝えしていきますので、
お付き合いの程よろしくお願いします。

閲覧頂いた方の技術向上のヒントになれば幸いです。
皆様のご活躍を願っております!

今回お伝えしていくのは、
誰もが悩みがちである上半身の使い方についてです。

効果としては上半身のパワーを引き出し、
スイングスピードの向上が期待できます。

・飛距離を上げたい
・スイングスピードを上げたい
・スイング軌道を安定化させたい
・なぜ割れが必要なのか知りたい
・選手に教えるのにしっかりと伝えたい
・練習の意図を明確にしたい

などの方のバッティング向上のヒントになるかと思います。
ぜひご活用ください。

スイングを加速させる上半身の使い方①:胸椎(胸)の捻り

胸椎の捻りで回転量を上げる

バッティング動作は大きく大別すると2つの運動があります。

「並進運動」と「回転運動」
です。

並進運動は横移動する動きでステップする動きになります。
回転運動は実際にスイングをする運動になります。

バッティングフォームは2つの運動の中で、
適切に作っていくことになります。

スイングスピードを上げていくには、
回転する量と速度を速めていく必要があります。

上半身の胸部分の背骨を
「胸椎」
と言いますがこの部分は左右に約30〜40程度捻る事が可能です。

まず回転量や速度を上げるためには、
この部分を十分に捻る事が必要になります

胸椎の位置は大まかなイメージです。ここの部位が動く事で大きな回転につながる
胸椎の位置は大まかなイメージです。ここの部位が動く事で大きな回転につながる

スイングをする前で十分に捻る事ができると、
回転量を確保することができ速度に好影響になります。

捻り(割れ)が十分にできる事で胴体の回転量を大きくする事が可能。回転速度に好影響になる
捻り(割れ)が十分にできる事で胴体の回転量を大きくする事が可能。回転速度に好影響になる

上半身の使い方②:肩を閉じる

肩・背中周辺の筋肉を使う

次に必要な上半身の使い方として
「肩を閉じる」
動きです。

肩は前側に動かす事が可能です。

この動きができると前肩はアゴ付近にきます。

これにより肩や肩甲骨、
背中の筋肉を伸ばす事ができます。

筋肉は伸びたら縮む作用がありこれにより力を発揮します。
イメージはゴムの様な感じですね。

ゴムを引き伸ばして離すと一気に縮みます。

また使いたい筋肉を一度伸ばすことによって、
その筋肉を使う事ができます。

前肩を閉じる動きで使いたい筋肉を使う準備ができる
前肩を閉じる動きで使いたい筋肉を使う準備ができる

力は関節を動かす事と筋肉を使う事で発揮されるので、
バッティング動作に必要な関節の動きや筋肉を使っていきます。

肩甲骨を大きく使う 

肩を閉じる動きでもう1つ大きなメリットは、
肩甲骨の動きが大きくなる事です。

バッティングは持っているバットを腕で動かします。
その腕は肩や肩甲骨と一緒になって動きます。

その為肩甲骨が大きく動く事は、
腕の動きの強さにも好影響になります。

スイング前は前側(ピッチャー側)の肩甲骨は背骨から離れ、
スイング時には前側肩甲骨は背骨によっていきます。

後ろ側の肩甲骨は背骨から離れていきます。

左右の肩甲骨が大きく動く事で、
回転の強さや腕を動かすのに力強さを与えてくれます。

背骨を中心に肩甲骨が入れ替わる動きで腕も大きく動くようになる
背骨を中心に肩甲骨が入れ替わる動きで腕も大きく動くようになる

上半身の使い方③:割れを作る

次は正確にいうと上半身の動作ではありませんが、
ステップした段階での「割れ」と一般的に言われる動作についてお伝えします。

先に写真を見てもらうとわかりやすいかもしれません。

割れが適切にできると角度に差ができる。それによりお腹周りの筋肉も使いやすくなる
割れが適切にできると角度に差ができる。それによりお腹周りの筋肉も使いやすくなる

この様に上半身の動作ができ適切にステップができると、
体幹(お腹)にも捻れができます。

肩や背中周りの筋肉だけでなく、
お腹周辺の筋肉も使える事で回転スピードはさらに速く力強くすることができます。

グリップが残る事で加速するだけの距離と時間も確保できるので、
より力を伝えていくことが可能になります。

良くあるエラー動作

エラー①:手ばかりで引く→背中に入りすぎる

ここからは良くあるエラーについてお伝えしていきたいと思います。

まずこの段階でエラーが多いのは
「手だけで引きすぎる」
事です。

手先だけ動かすと胸の捻りや肩甲骨が十分に動かない
手先だけ動かすと胸の捻りや肩甲骨が十分に動かない

この場合は肩や肩甲骨が十分に動かなく、
また胸も十分に捻る事ができていません。

回転する量や筋肉・関節の動きも不十分になり、
先述した効果を発揮する事が難しくなります。


また体全体を捻りすぎる事によっても、
背中側に引きすぎる事に繋がります。

これは胸部分を捻るというより、
体全体の向きを変えてしまっている事なります。

そのままスイングに入ると、
スイング軌道が外側にいくか下がる傾向多くなります

エラー②ステップと合わせた時に動作が早くなる(開き)

2つ目の良くあるエラー動作は、
ステップと合わせた時に回転するタイミングが早くなってしまうことです。

所謂、肩の開きや身体の開きというものになります。

回転すること自体は当然ですがエラーではありません。
それよりも適切なタイミングで回転に入ることが大切です。

着地時点で身体が前を向くとグリップが前に出る。結果回転は速くする事はできず手打ちになる
着地時点で身体が前を向くとグリップが前に出る。結果回転は速くする事はできず手打ちになる

どのタイミングで回転に入れば良いかというと、
前足が地面に触れたあたりから回転動作に切り替わってきます。

このフェーズまでは上半身を回転するタイミングではないので、
動作をキープしておく必要があります。

ちなみに胸の角度と骨盤(腰)の角度に差ができるので、
これを一つ目安にすると良いかと思います。

練習方法について

ではここまで上半身を力を引き出してスイングをする為の方法を、
身体の仕組みからお伝えをしてきました。

実際の練習方法が気になる所ですが、
こちらの動画を見て頂けると練習方法も紹介しております。

是非見てみてください。

動画はこちらから↓↓

感覚と実際は違う

最後にお伝えしていきたいのは、
感覚と実際には違いあるという事です。

ここ数年はデバイスや動画の発達などもあり、
トップ選手の映像をみる事も非常に容易になりました。

野球指導では感覚的な用語や指導がされているのが現状です。

1つ例をあげれるとすれば、
「軸足で踏ん張って打つ』
などもそうですね。

これは映像をみればわかりますが、
明らかに間違っている事がわかります。

なぜその様な現象になっているのか、
その合理的な解も大筋わかってきています。

そうした感覚的な事だけでなく、
事実を元にした指導や技術が普及していくことで選手や指導者のスキルは向上していく事と思います。

これからもそうした情報をお届けして参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

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