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【家族4人分の洋服収納】1つのクローゼットでもすっきり収まるワザ5連発!

シンプリストうた暮らし研究家

現在2LDKの賃貸暮らしをしていますが、1つのクローゼットに家族4人分&オールシーズンの服を収納しています。ふつうのクローゼットでもちょっとした工夫次第でファミリークローゼットにすることができるんです。整理収納アドバイザーの資格も持つシンプリストが、1つのクローゼットでもすっきり収まるワザ5つをご紹介致します。

1.人別管理をする

人別収納で管理もラク
人別収納で管理もラク

1つのクローゼットを複数人で使うときは、「人別管理」にすることが基本です。基本は縦割りで、小さいお子さんがいる場合には横割りにしてもOKです。
人別管理にすることで何がどこにあるのか一目で分かり、管理しやすいメリットがあります。

2.ハンガーは「細め」を選ぶ

無印良品の洗濯用ハンガー肩ひもタイプ3本組(390円)
無印良品の洗濯用ハンガー肩ひもタイプ3本組(390円)

ハンガーの種類によっても収容量は変わります。型崩れ防止目的のスーツや冬コート以外のハンガーは「細いタイプ」で統一するとよいでしょう。おすすめは、無印良品の「アルミ洗濯用ハンガー肩ひもタイプ/約幅42cm」です。3本組で390円なので、1本当たり130円。購入から7年経っても現役なので買って損はありません。無印良品の定番商品だからこそ、追加したいときに同じものを購入できる点もポイントが高いです。

3.ブランコハンガーで収容量を2倍にする

ひもは100均、木製ポールはホームセンターで調達
ひもは100均、木製ポールはホームセンターで調達

「たたみ作業」をラクしたければ、衣装ケースは持たずにオールハンガー掛けにすると良いでしょう。本来は衣装ケースを置く下の空間を利用して「ブランコハンガー」を設置します。「ブランコハンガー」とは、ブランコのように2本のヒモを取り付けた両サイドに、ポールを通し、ハンガーを掛ける収納方法です。これにより、収容量を2倍にすることができます。

4.頻度の低い服は奥のデッドスペースを利用して収納する

クローゼット奥のデッドスペースを利用する
クローゼット奥のデッドスペースを利用する

フォーマルドレスや喪服、季節外のアウターなど頻度の低い服だけでも貴重なクローゼット空間を占領されがちです。そうさせないためにも、頻度の低い服は奥のデッドスペースを利用して収納しましょう。方法はとてもシンプル。ハンガーを掛けられるピンをクローゼット奥に刺し、掛けたい服を掛けるだけです。通常のクローゼットでも、服1着を掛けられるほどの隙間はあるので、狭いクローゼットでも実践していただけます。洋服を減らせなくてもこの方法を取り入れるだけですっきりさせることができますよ。

5.収納用品はIKEAの「SKUBBシリーズ」が使える

ハンギング収納9段使用例
ハンギング収納9段使用例

衣装ケースがゼロであれば、ズボンやニットなどの「たたみたい服」の収納に困ってしまいます。季節外の洋服も少しはたたんで保管することができればすっきりしそうですね。そんなときにおすすめなのが、IKEAの「SKUBBシリーズ」の収納用品です。

ニットやズボンのたたみ収納には「ハンギング収納9段、ホワイト(税込み899円)」がワンアクションで出し入れできラクです。クローゼット上段の背の高いスペースには、「ボックス3ピース、ホワイト(税込み1,799円)が大容量収納かつすっきり見せることができます。取っ手付きなので踏み台も不要で引っ張るようにして取れますよ。どちらも折りたたみ可能なのでライフスタイルの変化にも対応もしやすいです。

難しいことはなし!できることから始めてみて

引っ越しをすると今までやってきた収納方法が合わなくなることがありますが、ご紹介した5つのワザであれば、どんな物件にも対応しやすいので、ムダになりずらいです。一気に替える必要はありません。物量やクローゼットの広さとも相談し、まずはできることから始めてみて下さいね。

暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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