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値上げラッシュの今「日用品のストックを持たない」はもう古い!?多めでもすっきり収納するコツ3選

シンプリストうた暮らし研究家

生活必需品とも言える日用品も、全体的に値上げの対象となっています。ふるさと納税を利用したりまとめ買いすることで節約につながるので、日用品のストックを持たない考えは今後損をする可能性が高いです。
シンプリスト主婦が、多めに持ってもすっきり収納するコツ3つをご紹介いたします。

1.分散せずに一括管理をする

ストックは一括管理で分かりやすく
ストックは一括管理で分かりやすく

日用品ストックは「使う場所に置くといい」とされてきましたが、場所によっては収納がなかったり在庫の確認がしにくい場合もあります。よほどの広い家でない限り、移動時間も10秒20秒程度の差なので、クローゼットや押し入れの一部にストックコーナーをつくって一括管理した方がラクです。

ペーパー類は積み上げるため、棚などはあえて置かずに、「置くだけ収納」にした方が何がどこにあるかすぐに分かります。

2.トイレットペーパー類は備蓄用と分けておくと管理しやすい

備蓄分は別場所で管理すればいつの間にかなくなることもない
備蓄分は別場所で管理すればいつの間にかなくなることもない

災害時に真っ先になくなるトイレットペーパーは、ふだんから多めに確保しておくと安心です。

基本は一括管理がいいものの、備蓄の面から考えればなくなる間際の購入は避けたいとこ。そこでトイレットペーパーに関しては、分けることをおすすめします。クローゼットやゴミ箱裏などの隙間に置くことができるので、収納が少なめの家でも工夫しだいで置くことができますよ。備蓄分はないものとして管理すれば、余裕を持った在庫管理ができるでしょう。

3.「1年以内」に消費できる量だけ持つ

消耗スピードが早いもの優先で多く持つ
消耗スピードが早いもの優先で多く持つ

スペースに限りがあるので、日用品はどんなに多くても、「1年以内」に消費できる範囲で持ちましょう。それ以上持つと、管理がわずらわしく感じる可能性が高いです。オムツやミルクなどの「赤ちゃん用品」は、更に短い期間で考えなければなりませんね。
バランスよく管理するためには、「消費スピード」を意識してみて下さい。例えば、毎日使うペーパー類や洗濯洗剤は多めに持ってもOK!逆にコンタクト液や歯磨き粉などのすぐになくならないものかつ大容量で販売されていないものに関しては、使い切る直前で購入しても家計にさほど響くことはありません。

「シンプルでわかりやすく」が基本

値上げラッシュの今、日用品を多めに持つことは当たり前になりつつあります。ただし、後先を考えずに「とりあえず安いから」で収納を無視して買うと、あっという間に埋もれてしまいます。ご紹介した3つのコツを意識すればすっきり収納をキープできるでしょう。日用品ストック収納は、一目で分かる「わかりやすさ」が基本です。

暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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