【防災対策】暮らしのプロが推奨する「ふだんから多めに持った方がいい日用品」5選
防災対策で迷ってしまう人は、毎日使う日用品を多めに持つことから始めてみてはいかがでしょうか。ムダになりにくく、同時に安心感や快適さも得られます。ただし、あれもこれもとやみくもに持っていてはかえって暮らしにくくなってしまうので注意が必要です。
そこで暮らしのプロが、「多めに持っておくと安心な日用品5つ」をご紹介いたします。
1.ペーパー類
ペーパー類は地震後に売り場から消えやすい日用品のひとつです。特に衛生状態を維持するのに必要なトイレットペーパーとウェットティッシュは優先的に多めに持つとよいでしょう。ボックスティッシュはそこまで多く持たなくてもトイレットペーパーで代用ができます。
収納スペースを有効活用するためには死角を利用したり、「3倍巻」、「5倍巻」などのスペースをとらないトイレットペーパーを選ぶと管理もラクです。
2.オムツや生理用品
オムツや生理用品なども売り場からなくなりやすい日用品のひとつです。特にオムツは月齢数が低いほど枚数も必要となります。サイズアウトのタイミングに気をつけつつも、1ヶ月分以上は確保しておくと安心です。
生理用品は、パンツタイプも数枚用意しておくと「使い捨てショーツ」にもなり、ライフラインがストップしたときにも対応しやすいです。
3.マスク
避難所や炊き出し会場など、人が集まる場所だとマスク着用は必須だと言えるでしょう。感染予防としてだけではなく、防寒対策やアイマスク代わりにもなります。そのため、なくなる直前に買うのではなく、余裕をみて早めに補充するといざというときに慌てません。プラスして非常用に別に分けておくと安心ですね。1ヶ月分以上のストックを確保しておくのが理想です。
4.ラップフィルム
ラップフィルムは、災害時でも大活躍します。おにぎりをつくるときにはもちろん、お皿の上にのせてその上に食材を置くと断水時でも洗い物が出ず困りません。その他、ケガをした時の止血や固定などにも使えます。劣化しない範囲で多めに持っておいてもムダにはなりにくいでしょう。
5.タオル
タオルは湿らせれば体拭きとしても使え、バスタオルは床に敷いたりブランケット代わりにもなります。断水時も考え、1人あたり10枚以上はあった方が安心でしょう。古タオルや粗品タオルはあえて即捨てせずに、非常用として持っておくこともひとつの策です。
売り場からいち早く消える必需品は多めに持ってOK!
地震直後は食料から日用品まで一気に売り場からなくなります。その状況をみて、より不安になることもあるでしょう。子ども連れだとより買い物が大変になるため、極力近づかない努力が必要です。
ふだん使う日用品を多めに持っておくと、在庫管理がラクできたり買い出しの回数が減るので、防災対策になるだけでなくふだんの暮らしを快適にすることができますよ。