Yahoo!ニュース

【40代からのシンプルライフ】シンプルな暮らしを送るために捨てていい思考3選

シンプリストうた暮らし研究家

シンプルライフを送るためには、物を手放すよりも先に「固定概念」から手放していかなければなりません。そこで今回は、元汚部屋住人だった筆者がシンプルな暮らしを送れるようになった要因ともいえる「捨てていい思考3つ」を解説していきます。

1.「わたしにはムリ」だというネガティブな思考

「憧れはあるけどわたしにはムリ」だというネガティブな思考は今すぐに手放しましょう。だいじなのは「あなたが今どう思っているか」です。捨てることが苦手だからといってシンプルライフを目指すことに引け目を感じる必要はありません。なるべくポジティブになれる本や動画、SNSなどに触れて、「自分にもできる」ということを繰り返し唱えていれば案外その通りになってしまうものです。

また、自信を持つためには小さな成功体験を積み重ねていくこともだいじです。そのためにはインプットだけに頼らず、実際に行動するアウトプットの方にも力を入れてみるとよいでしょう。整理や片づけのほか、ビフォーアフターの写真を撮ってみたり、それをSNSにシェアしてみるのも効果的です。

2.あればあるほど幸せだという思考

物はお金で買った物の集合体なので、あればあるほど豊かだという価値観を持つ人も多いですが、必ずしもそうだとは言えません。家が物で埋め尽くされると、窮屈に感じたり物を紛失しやすくなったりと、物による悩みが出てくるようになります。

シンプルライフを送りたいのであれば、自分の管理できる量しか持たないことが鉄則です。適量は人によって異なるものの、置けるスペースに限りがあるため無限には持てません。

まずは、買い物の目的を変えることから始めてみてください。「あったら便利」よりも「今ないと困る」という基準で買い物をしていけば、買わなくていい物も意外と多いことに気付くでしょう。

3.「使わない=だいじにできている」という思考

昔、肩たたき券を両親にプレゼントしたことがありますが、1回も使ってもらえずに悲しい思いをしたことがあります。両親からすると、「もったいなくて使えない」や「肩たたき券を思い出としてとっておきたい」という気持ちがあったのでしょう。しかし、子どもの立場からすると「使ってもらえないのなら何のためにあげたのか」と疑問ばかりが残ります。

つまり、物は使ってこそ初めて価値を見出せるということ。観賞用の物に関しても、一軍の場所に飾って毎日眺めて幸せを感じるということまでセットで使ってあげるということです。物の稼働率を上げることを意識すると、物置き状態もなくすことができます。

物を捨てる前に固定概念を手放そう

これらの固定概念を手放せば、整理作業での判断基準にも直結し、身動きのとれない状況を打破することができます。シンプルライフは性格、能力、経済格差関係なく誰もが等しく目指せるライフスタイルです。人生百年時代の今、取りかかるのが遅いということはありませんよ。シンプルな暮らしを目指して、より身軽で豊かな暮らしを手に入れましょう。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

プロフィールからフォローしていただくと、暮らしに関するお役立ち情報をいち早くチェックできます

暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

シンプリストうたの最近の記事