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家中の衣装ケースを手放して6年経過…なくして正解!捨てて後悔しないための3ステップを伝授

シンプリストうた暮らし研究家

全ての衣装ケースを手放して約6年が経過しました。10個以上あった衣装ケースはゼロに。完全になくすことは勇気がいりましたが、6年経った今はなくして正解だったと思っています。

しかし、どの家庭もなくして必ず快適になるとも言えません。そこで今回は、経験者の立場から「手放して後悔しないための3ステップ」を伝授いたします。

1.1つずつ確実に空にしていく

「千里の道も一歩から」というように、衣装ケースにおいても1つずつ空にしていく必要があります。今あるものを空にするためには、どんな物が入っているのかを観察した上で、次の2つのことを意識してみてください。

・物自体を減らす
・収納方法を変えてみる

たとえば、シーズンオフの服であれば、クローゼット上段に置いても支障はなかったです。たたみ置きした方が管理がラクなズボンやニットは、ケースでなくてもオープンタイプの「吊り下げ収納」を使うことで解決。「布団カバー」においては、抱き枕カバーに収納することで収納場所すら必要なくなりました。

2.空の状態でしばらく過ごしてみる

衣装ケースを空にできると一刻も早く手放したくなりますが、衣装ケースなしの生活が定着するまでは待ちましょう。

衣装ケースは衣類などとは違い、捨て方もイレギュラーで気軽に買ったり捨てたりしにくいもののひとつです。空にできたのと、その後快適に過ごせるかは分けて考える必要があります。

新しい収納法がしっくりこなければ、また考える必要があります。とにかく、衣装ケース以上のメリットを感じないうちは手元に置いておいた方が後悔しません。

3.不便がなければ手放す

衣装ケースの存在すら忘れるくらい不便がなくなれば、手放しどきです。一度リサイクルショップに買い取りをしてもらいましたが、有名メーカーのケースだったのにも関わらず1ケース10円の買い取り価格でした。

数万円かけてそろえたケースの勝ちがゼロに近くなるのは精神的にもつらかったですが、失うばかりではなくその後の快適な暮らしを考えればむしろ得られるものは大きかったです。

衣装ケースなしでも快適さを感じれたら手放す!

3つのステップを省略してしまうと、捨てたはいいもののそこからどうしたらいいか分からなくなってしまいます。先急ぐ必要はありませんが、着実に進めていくことがだいじです。これから減らしていこうと考えている人は、「衣装ケースなし」でも快適に過ごせる確信を持ててから手放してみてくださいね。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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