【保護者の気になるところ!】保育園ではどんな感染症対策をしているの?
こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
新型コロナウイルスが日本で最初に確認されたのが2020年1月。
それから早3年の月日が流れました、マスク着用は日常となり、人々の暮らしにさまざまなことが起こりました。
保育園でもこれまでにさまざまな感染症対策をしており、今でも続けられています。
さて、皆さんは具体的にどんな感染症対策をしているかご存知ですか?
今回は実際に今、行っている感染症対策を詳しくお伝えします。
一番のリスクとなる給食時の対策
子供にとっては一番の楽しみとなる給食ですが、一番気をつけたいところです。
今までは一斉に「頂きます!」と声を合わせて食べていましたが、テーブルに座る人数を減らしたために不可能になりました。
そのため、一番に食べるグループと二番に食べるグループがあり、後のグループの子どもはおもちゃで遊んで待っています。
日によっては、早く食べたい子もいるので臨機応変に対応しています。
他にもパーテーションを机に立てて食事をするようになりました。
パーテーションは透明なので個別に食べている感じはしませんが、保育士にとっては配膳がやりにくく、こぼさないように注意しなければなりません。
もちろん使用後の消毒も行います。
換気と消毒
子どもが長時間過ごす部屋の換気も徹底しています、暑い日も寒い日も窓は開けています。
そのためエアコンの効きが悪く、特にトイレは快適な室温ではないので子どもも大変な思いをしています。
消毒も徹底されました、テーブルの消毒、トイレの消毒、おもちゃの消毒はそれぞれ濃度が細かく定められているので確認しながら消毒液を作ります。
保育士も子どもも手を消毒する機会が増え、手荒れが目立つようになりました。
おもちゃの消毒
おもちゃは一番触ることが多いものなので、消毒可能なおもちゃは全て毎日消毒されます。
保育園では、おもちゃの消毒が一番時間がかかり、全てを保育士がやれないため「おもちゃを専属で消毒するアルバイトさん」が毎日来てくれます。
洗えるおもちゃは全てジャブジャブ洗い、布製品は小まめに洗濯、あまりにも細かいおもちゃは消毒タオルで一つひとつ拭きます。
なるべく消毒タオルで拭けるよう手作りおもちゃはラミネート加工するなどしています。
まとめ
保育園での感染症対策は園によって違いますので、それぞれの対策をしていると思いますが、子どもも保育士も日々頑張って過ごしています。
以前のような生活に戻るよう切に願います。