こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。

さて今回は、日頃から保育士が保護者に対してなかなか言いにくい事、わかってくれない事、協力してほしい事を本音でお伝えしていこうと思います。長年保育士をしていると昔と変わったなと思うことが多々あります。もっと言えばサービス業になってきていると感じるほどです。

些細なことでも協力してもらえると非常に仕事がはかどりスムーズに進むので、もし当てはまることがあればお願いしたいと思います。

記名がない

本当に些細な事です、持ち物には名前を書いてほしいのです。それもわかりやすいところに大きく書いていただけるとそれだけで保育士は非常に助かります。

保育士は名前がなくても誰のものか覚えていることもありますが、全てではありません、名前がないとそれだけで探す時間が勿体ないのです。

一つひとつに記名するのは大変ですが、紛失しないためにもぜひお願いします。加えて、ある程度時間がたつと名前が薄く見えなくなってきていることもよくあるので、定期的に確認もお願いします。

予定を自分勝手に変更する

”明日はお休みします”と連絡帳に記載があるにもかかわらず”やっぱり用事ができたのでお願いします”と言って朝、登園してくる場合があります、保育園では大規模保育園なら一人ぐらい人数が増えても問題ないですが、小規模保育園では保育士の人数も少ないのでギリギリで保育している場合は困ることもあるでしょう。

予定はきちんと確認の上、お休みする日は変更のないようにしてほしいです。

保育園に全て丸投げ

日々忙しいのは保育士もよくわかっています、しかし子どもの事は全て保育園でやってくれるから大丈夫！と丸投げしている保護者も少なくありません。

なにか保育士から相談をしても”そちらに全てお任せします”と丸投げ。トイレトレーニングについても家でなにもせずに保育園でおむつはとってもらうものと勘違いしている保護者もいます。

子どもの事についてはご家庭と保育園の両方できちんと情報を共有しながら成長を見守っていきたいですね。

保育園のものを返さない

オムツが足りない、着替えの服が足りないなどで保育園のものを貸すことがありますが、返さない保護者がいます。

ほんとにそんな保護者がいるの？と思いますが残念なことに時々見かけます。子どもの着替えをする時、○○保育園と書いてある服を着ていた時にはびっくりしました。

保育園のものを貸し出しした時には保育士から連絡があると思いますので、洗濯して返すようにしましょう。

登園時にいつまでも子どもから離れない

保育士から”仕事に行ってください”　”いつまでも姿があると切り替えできません”と言いたくてもなかなか保護者に対して言えないものです。（心の中では思っています）子どもが泣いていれば保護者としても別れるのは辛いですよね。

しかしそこでいつまでもやり取りしていても時間の無駄です、登園したならば保育士に任せて”お願いします”とさっさと仕事に向かってほしいのです。

どうしても気になるようでしたら保育士に泣いている理由を伝えて保護者自身も切り替えしましょう。

たいていの子どもは少し泣いてあとはケロッと遊んでいますから。

まとめ

保育士と保護者の関係は大切です、良い関係を作るためにもルールは守り、保護者からも納得できないことがあれば主任保育士や園長先生に伝えていくことも大切です。

子どもにとって良い環境となるようお互いに気を付けたいものですね。