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【函館市】新たな"名物土産"入りの予感。色々な魚商品を手軽においしく楽しめる販売所『福田海産』

しらたま。地域ライター(函館市)

函館バス「宇賀浦町」徒歩 約1分の場所にある『福田海産』。
今回はこちらにお邪魔させていただきました。

基本情報

住  所:北海道函館市宇賀浦町15−6

営業時間:10:00~17:00、土曜日のみ 10:00~12:00

定休日 :水曜日・日曜日・祝日

外観
外観

『福田海産』は海沿いの大きな道路、漁火道りに面して店舗があり
「とんかつかつきち」や「函太郎」と同じ並びにあるためわかりやすいです。
駐車場も店舗前などに10台分用意されています。

さっそく入店。

入店

店内
店内

『福田海産』さんは海産物を中心にお土産品などを販売している卸問屋さんです。
店内に入ると冷凍ものから乾物までずらっと商品が置いてあり、見るだけでも楽しいです。

お邪魔したときは時期的に、昆布巻き系の商品が人気だと教えていただきました。

ほっけフライ
ほっけフライ

そして年間を通して人気なのがこちらの「ほっけフライ」なのだとか。
揚げるだけなうえに冷凍で日持ちするというのは買いやすく、手を伸ばしてしまいますね。

そんな『福田海産』さんを含め、道南の企業や漁師さんなどで始めたのが「未利用魚介プロジェクト」

未利用魚介プロジェクトとは?
未利用魚介プロジェクトとは?

おいしいのに"知名度が低い"、"小骨が多くて調理が面倒"などの理由で流通ルートにほとんど乗らない魚を加工し食べやすくしたものを販売しています。

未利用魚介のおいしさを知ってほしいという思いから、湯せんするだけで食べられて保存期間も長いため非常食や備蓄にも適しているというすごい商品です。

すでに食べやすく調理してあるというのがイチオシポイントであり、馴染みのない魚に触れられるというのは嬉しいですね。

賞状
賞状

そしてこちらの「ハコダテアンチョビ」
こちらは2023年に北海道新技術・新製品開発賞において大賞に輝いた商品です。
すでに話題にもなっていて、全国版のテレビ放送やGLAY TERUさんのYouTubeチャンネルなどでも紹介されています。

イス
イス

その際にTERUさんが座ったイスがあり、2023年11月にGLAYのライブが行われた際はファンの方の訪問も多く商品にも興味を持ってくれたとお話していました。

この「ハコダテアンチョビ」に携わる人物図鑑の中には魚の魅力を歌で伝える"おさかな専門シンガーソングライター"もいらっしゃいます。

人物図鑑
人物図鑑

「齊藤 いゆ」さんといい、お名前の"いゆ"は沖縄の方言で"魚"という意味なんだとか。
お魚の魅力や函館生まれの商品を拡げる取り組みに、"おさかな専門シンガーソングライター"さんがいるのはなんだか新鮮に感じました。

色々なお話を聞かせていただきながら選んできたのがこちら。

左から「梅ちりめん」「炙りいわしスティック」「焼きほたて」「いかまんじゅう」です。

今回、筆者はこの「いかまんじゅう」に惹かれ訪問させていただいたのですが、実際に色々と見て①保冷バッグを持っていかなかったこと②予定を入れてしまっていたことを少し悔やみました。

こちらは「炙りいわしスティック」と「焼ほたて」です。
「炙りいわしスティック」は甘みがあって食べやすいです。
硬すぎない噛み応えで気づいたら無心で食べてしまっていました。
お店の方によると幼稚園などの小さなお子さんにも好きな方が多いというお話をしてくださり、この食べやすい甘さと絶妙な歯ごたえにハマるのかなと感じました。

「焼ほたて」は特にお酒を飲む方にはおともになるのではないかと思います。
思ったよりも柔らかく少し香りが強めですが、一緒に食べた知人によると日本酒などに合いそうな感じだと言っていました。

梅ちりめんご飯
梅ちりめんご飯

こちらは「梅ちりめん」をご飯にのせてみました。
開けた瞬間から梅の香りが広がりこれだけで食欲をそそります。
味はしっかりめについていて、温かいご飯だとツノナシオキアミという甲殻類のエビの様な風味が際立ちます。
梅のカリカリ感もよく、お店の方が個人的に好きだとオススメしてくださったのが納得です。

こちらは「いかまんじゅう」です。
個包装の袋も凝っていて素敵です。

いかまんじゅう
いかまんじゅう

くりっとした目がかわいらしいイカの形をしています。
中のミルク白餡が甘く、あんこ味が抑えられているため餡が苦手な方でも食べやすいと思います。

これは函館らしさがあり個包装で日持ちもするため、お土産としてもピッタリですね。(筆者も頂いたとしたら嬉しいです)

まる福シリーズ
まる福シリーズ

そして今回は断念したのですが、たくさんお話を聞いて気になったのがこちらの「まる福シリーズ」
上のピンクのお花に"福"と書いてあるのが目印です。
こちらは料理に合わせて魚の処理がされていて軽く下味がついているものもあり、解凍後は揚げたり出汁として使ったり様々な用途で使えます。
ちょっとした説明もあるため魚をさばくのが苦手な方やあまり魚料理を食べる機会がない方には特にオススメとのこと。

まる福シリーズ
まる福シリーズ

なかなか自分で作ろうと思うとハードルが高く感じるので、このように販売されているのは幅広い魚料理を知ることができ、手軽に買ってみようと思える商品だと感じました。

道南の企業や漁師さんなどが手掛ける函館生まれの商品を始め様々なお魚商品が多く並ぶ『福田海産』。
この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

◎『福田海産』◎
住  所:北海道函館市宇賀浦町15−6(Googleマップ)
営業時間:10:00~17:00、土曜日のみ 10:00~12:00
定休日 :水曜日・日曜日・祝日
電話番号:0138-30-8833
駐車場 :有(店舗付近に10台分)
会計方法:現金・PayPay・auPay・メルペイなど可能
公  式:『福田海産』公式サイト(外部リンク)
※冷凍の商品があります。すぐに帰宅しない場合は保冷バッグ等を用意しておくと安心かもしれません。

~撮影・掲載にご協力いただきありがとうございました~

地域ライター(函館市)

食べもの・イベント・風景など様々なものを通して函館の街の情報を発信していきたいと思っています。函館市の新しい発見や素敵なところの再確認を一緒にしていけると嬉しいです。

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