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【イギリス・ニア ソーリー】湖水地方の「Near Sawrey」はなぜ美しいのか?

白梟

編集者・フォトグラファー

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石造りの建物、羊のいるなだらかな丘陵。

イギリスの湖水地方の伝統的な美しい村「Near Sawrey」。

これら全ての景観は、美しいから、残されているものです。

なぜ景観が残っているのか…?というと、あの『ピーターラビットの物語』の作者が関わっているのです。

ニア・ソーリー(Near Sawrey)は、
イギリスの湖水地方にある小さな村です。

この村では、古くからハードウィック種の羊を育てる農業が盛んでした。

現在も古きよき石造りの建物と、なだらかな丘に羊たちが過ごしている美しい風景を望むことができます。

世界中で人気の児童文学作品『ピーターラビットの物語』の作者であるベアトリクス・ポターは、作家であり、優れた投資家としての一面を持っていました。

ロンドンで生まれ育ったポターの幼少期は、夏になると家族でイギリスの湖水地方で過ごしたそうです。

時を経て、ピーターラビットを自費出版。一躍ベストセラー作家となります。

彼女はベストセラー作家となった後に、かねてからの夢だった湖水地方に移住。

伝統的な畜産業であるハードウィック種の保存、文化的価値のある建物や土地を購入することで、商業的な開発と破壊から村を守りました。

景観と文化。それはさまざまな歴史の積み重ねで築かれた価値そのもの。

ニア・ソーリー村の価値を理解していたポターは、この美しい風景を、現代に残してくれたのです。

◎ニア・ソーリー村へのアクセス
London Euston駅からWindermere駅まで / 3時間ほど
フェリー乗り場Bowness PierからWindermere Ferry / 10分ほど
対岸に渡り、バスでニア・ソーリー村に行くことができます。

企画 / 荻原ゆか
文・映像 / 小松﨑拓郎
編集 / 飯塚あさみ
通訳 / 大西麻未

Music / Aspen Grove
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from Fugue
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