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【佐賀市】蠣久天満宮で飛梅、枝垂れ梅ら開花。3月の御朱印は春を感じる雛祭りモチーフ。

しろいリンゴ地域webライター(佐賀市)

天喜2年に、太宰府天満宮よりご分霊を勧請して創建された「蠣久天満宮」

ここの梅の花が開花したとの情報を知り、行ってみました。

少しアクセスが難しいのですが、私は

①国道263号にある「大和工業団地」交差点を西にまっすぐ進み
②「岩松養蜂店」奥の信号を左に曲がり
③2つ目の曲がり角を左に曲がって進むと
 左手に「蠣久天満宮まで100m」と書かれた茶色い案内柱があるので
④さらにそこを左に曲がりまっすぐ進むと辿り着きました。

何度か道を間違え、調べて…を繰り返したので、おそらくわかりやすく、行きやすい道かなと思います。

境内の右奥にある公民館の前に車を停めました。

前を通ると、鳥居の脇にそびえ立つ立派な木に圧倒されます。

巨大なムクノキ。推定樹齢はなんと400年以上だそうで、「佐賀(県)の名木・古木」「保存樹(佐賀市)」として登録されています。天満宮を守るかのように寄り添っています。

手水舎には、奉納された生花が浮かべられています。地域の方々から大切にされているのが伝わってきます。

お参りをしたあとは、隣の窓口へ。神社の方は常駐されていないようで、「お守り代・御朱印代はお賽銭箱に」とのことでした。また別に300円、お賽銭箱にいれて、御朱印をいただきました。

御朱印は毎月変わるそうで、今月はお雛様とお内裏様に扮した龍樹菩薩様がモチーフになっていました。春を感じる可愛らしいデザインで、見返したときに「ひな祭りの時期に行ったなぁ」と蘇りそうです。

飛梅は2分咲きくらいでしょうか。近くで見ると今にも開きそうな蕾ばかりでした。

桜と似ていますが、梅にしかない可愛さ、儚さがあります。

はっとする濃いピンク!奥の「枝垂れ梅」は先月、奉納されたものだそうです。

枝垂れ桜はよく見ますが、“梅”は初めて見ました!

本殿奥の梅。

梅の種の納め所。梅の種には天神様が宿っておられるそうです。

龍樹菩薩様にもご挨拶。目が合うと何だか背筋が伸びます。

佐賀では大きいことを「蛎久のじゅうじ菩薩のごと」と言うそうですが、由来はここだったんですね。深い歴史については、案内板をご覧ください。

宮司さんがいらっしゃらなかったので、「地鎮祭・各種祈願の際の連絡先」として掲示されていた番号にかけて、掲載の許可をいただきました。

本来の用件ではない突然の申し出にも関わらず、お忙しい中、快く許可してくださいました。

ありがとうございました。

地鎮祭や各種祈願の際は090-7394-1009までご連絡ください。

最後に、ぐるっと回ってまた正面へ。鳥居の右奥に咲く梅の木が1番開いていました。

ふわふわと、花びらが厚めの白い梅です。

この春も、たくさんの参拝客を優しく迎えてくれることでしょう。

【蠣久天満宮】
場所:佐賀市鍋島町蠣久1448
URL:佐賀市公式ホームページ

地域webライター(佐賀市)

結婚を機に佐賀に移住して5年。ラスト20代の2児の母。記者の経験を生かしフリーライターとして活動を始め、ローカル情報や経済コラムなど執筆しています。趣味のドライブや料理、お店巡り、旅行などを楽しみながら、タイムリーで楽しい佐賀の情報をシェアしていきます!よろしくお願いします。

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