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【佐賀市】三瀬の朝採りの平飼い卵が買える自動販売機!栄養、美味しさ、鮮度抜群。

しろいリンゴ地域webライター(佐賀市)

スーパーやドラッグストア、コンビニでも買える卵。食卓に欠かせない存在です。そんな卵が買える自動販売機があるのはご存じですか?しかも、いつもより少し“贅沢”な卵。

三瀬ひなた鶏舎の卵が買える自動販売機。

市内に3カ所(神園2丁目、巨勢町、久保泉町)設置されており、今回は久保泉町の「村徳永」交差点南側の自動販売機を利用しました。

村徳永交差点付近。自動販売機からの光景。
村徳永交差点付近。自動販売機からの光景。

「たまご直売所」の旗が目印です。自動販売機手前の砂利に横付けで車を停めました。

三瀬ひなた鶏舎の経営元は有限会社ムーラン・ルージュ。名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。佐賀市を拠点に、県内4カ所でベーカリーショップ、2カ所で洋菓子店「パティスリーシュシュ」を運営しています。洋菓子店でとびきりのお菓子を作ろうと意気込み、そこから始まったのが養鶏場の経営でした。

ここの養鶏場の鶏は平飼いです。私も素人ながらその言葉と意味は知っていました。

少し値段はあがりますが、同じように鶏・人の健康面への配慮や美味しさの価値も高いもの。日常使いする食品を少し格上げすると、特別感があって良いですよね。

仕組みはシンプル。商品を選べば新鮮な卵が出てきます!

設置当初は「茶卵(夢たまご)」と規格外品の「ふぞろいの卵」のみでしたが、現在は2年前に販売開始した「壮健美卵」も並んでいます。5月11日時点で、「壮健美卵20個入り(M・L)」が通常1260円が1000円で売られていました。

毎日、昼前には朝採れたばかりの卵を配達し、入れ替えているそうです!

①まずはお金を入れます。現金のみです。

②買う商品を決めたら、紫色に光るボタンを押します。

③「扉を開けてください」のアナウンスが流れるまで数秒待ちます。

④流れました。扉を手前に引き上げると、卵がスタンバイしています。1分以内に取り出してください、とのこと。

無事に買えました。流れは普通の自動販売機と同じです。

今回の目的は「壮健美卵(6個入)」(360円)。

環境、そして栄養価が高く健康面にも配慮された卵で、その背景にも注目が集まっています。詳細はホームページでご覧ください。→公式ホームページ

割れば違いがもうわかる!見た目も味も濃い卵。

早速、家でいただきました。

やはり新鮮な卵を味わうなら“たまごかけごはん”ですよね!

黄身が濃いオレンジ色であるのも壮健美卵の特徴。

鶏が食べる、自然でありながら特殊な、こだわりの餌によるものだそうです。

つやつやと輝く黄身。コクがあり、とても濃厚な味わい。それでいてクセはなく、醤油で少し塩気を足すと卵の甘みが引き立ちます。

いつものたまごかけごはんがとても贅沢なものに!

丼ものにトッピングするのにも良さそうです。

最後に…

3月から値上げされた商品もありますが、壮健美卵は価格変更なしでした。

小売店に並ぶとどうしても価格面では不利になってしまいますが、ここでは自動販売機そのものが広告塔となっています。さらに最近、小売店に並ぶ卵も値上げしているので、今までよりもあまり価格差を感じなくなったのでは?とも思います。

ぜひ寄ってみてください。そして、最初の1つ目はたまごかけごはんで!

※今回利用したのは無人の自動販売機だったので、電話にて掲載の許可をいただきました。お忙しい中、ありがとうございました!

【三瀬ひなた鶏舎】
場所:佐賀市三瀬村藤原2372‐11
電話番号:0952‐56‐3377
URL:公式ホームページ
自動販売機設置場所:

久保泉町(村徳永交差点付近)
巨勢町(曲里交差点付近)
神園2丁目(県道267号線学校前通り沿い)

地域webライター(佐賀市)

結婚を機に佐賀に移住して5年。ラスト20代の2児の母。記者の経験を生かしフリーライターとして活動を始め、ローカル情報や経済コラムなど執筆しています。趣味のドライブや料理、お店巡り、旅行などを楽しみながら、タイムリーで楽しい佐賀の情報をシェアしていきます!よろしくお願いします。

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