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【佐賀市】くずきり、あんみつ、溶けないアイス…?夏季限定の涼しげな和菓子は父の日の贈り物にも。

しろいリンゴ地域webライター(佐賀市)

まだまだ雨の多い、じめじめとした気候が続く6月後半。どんよりとした天気が続く季節は特に、涼しげでひんやりとしたスイーツが食べたくなりませんか?今回は、以前もご紹介した「菓心 まるいち」さんの、とっておきの夏のスイーツをご紹介します!

日は過ぎてしまいましたが6月16日は「和菓子の日」。さらに、18日は父の日です。あらたまったプレゼントは気恥ずかしい…という方にも、気軽に贈れる和菓子がおすすめです!

鍋島町・医大東通りの交差点「増田」をまっすぐ東に進むと右手にある「菓心まるいち」。

爽やかなフルーツが描かれた旗には、夏の人気商品「佐賀ぜりぃ」の名前が。

入ってすぐのスペースも、夏仕様に変わっていました。

季節を感じる飾りに、いつも癒されます。

通年販売のお団子やどら焼きにも惹かれつつ…上段に、「佐賀ぜりぃ」を見つけました。味は“いちごさん”と“クレメンティン”。どちらも佐賀県産のフルーツです。ちなみにクレメンティンは国内では特に希少な柑橘類。太良町で生産されたものが使用されています。

こちらは販売されてから約3年と新しい商品です。通年販売されていますが、夏にぴったりのスイーツとしてこの時期、特におすすめされています♪

そして下の段には、ひんやり、ぷるぷる系の和菓子が並んでいます。

カラフルな寒天たっぷりの「あんみつ」(411円)、蜜を選べる「くずきり」(238円)

くずきりには、国産の本くず粉が使用されています。

蜜は黒糖、梅、抹茶、佐賀マンダリンの4種類。

そして右側のアイスケースに気になるフレーズが。

「溶けないアイス」って一体…?聞いてみると、こちらも葛を使ったお菓子とのこと。葛をアイスキャンディのように凍らせる、という発想がまたおもしろいですね。味は梅、小豆、いちごさん、クレメンティン、抹茶の5種類。

冷凍すれば30日、解凍後2日間が賞味期限。なるほど、溶けないので解凍後しばらくしても食べられるんですね。

父の日用の上生菓子セットも販売されています♪

蜜でさらに風味付け♪夏にイチ押しのぷるぷる食感!

「くずきり」(238円)、「くずまるくん」(184円)、そしてショーケースの写真を撮り損ねてしまいましたが、「くずきなこ」(184円)を買いました。くずきりはどちらも黒蜜をチョイス。

くずきり
くずきり

つるつると啜るように食べられて、ぷちっと噛み切れる食感が、他の和菓子にはなくて新鮮!後を引かない甘さで、さっぱりとしています。

くずきなこ
くずきなこ

「くずきなこ」も同じく、本くず粉を使ったぷるぷる食感。見た目はわらびもちに似ていますね。くずきなこには黒蜜が付いています。ほろ苦い蜜ときなこがよく合う!

くずまる君
くずまる君

「くずまる君」は小豆味。一口目、噛んだ瞬間にシャリッと感はなく、「アイスクリームみたい」。そのまま舌で味わっていると、「あれ、なかなか溶けない…?」。だんだんとねっとり感が出てきて、そのくず粉ならではの食感を消さぬまま、すぅーっと喉を通っていく感じ。不思議な味わいですが、小豆をしっかりと味わうことができて美味しい!

試しに小皿に置いて、作業しながらちょこちょこつまんで食べてみましたが、お皿の上でも溶けず。ひんやり感を残しつつ、アイスのように急がずともゆっくり味わえるのも嬉しいですよね。

夏季限定の和菓子は、生産・販売状況にもよりますが、だいたい毎年8月いっぱいは店頭に並ぶそうです。

夏だからこそより美味しく感じるスイーツをご褒美に、だんだんと厳しさが増していく暑さにも負けず、頑張っていきましょう!

【店舗情報】
店名:菓心まるいち
場所:佐賀市鍋島町鍋島1224-7
営業時間:9:30~18:00
定休日:1月1日~1月3日
電話番号:(店舗)0952‐33‐3901
     (フリーダイヤル)0120-88-7701
URL:公式ホームページ
Instagram

地域webライター(佐賀市)

結婚を機に佐賀に移住して5年。ラスト20代の2児の母。記者の経験を生かしフリーライターとして活動を始め、ローカル情報や経済コラムなど執筆しています。趣味のドライブや料理、お店巡り、旅行などを楽しみながら、タイムリーで楽しい佐賀の情報をシェアしていきます!よろしくお願いします。

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